急性胃腸炎に感染

ブログを毎日更新するのは、やはり無理だ。忙しすぎる。というか、健康にめぐまれなさすぎる。

先週は、保健室勤務が続いたので、子どもの間で流行している急性胃腸炎にかかってしまった。必要最低限の家事以外は、きつい。

ここのところ、ひどい下痢と腹痛、体中の痛みなど、つらい時間がすぎている。夫につぼ押ししてもらったり、千年灸をしたりして、自己蘇生力にまかせて、しのいでいる。

今日は、昼は、夫と飲茶の店で、おかゆを食べたが、半分も食べないうちに、はいらなくなってしまった。

夜は、買い物もいかなかったので、庭に育てたお豆とハーブ、あとはあり合わせの野菜で、スープを。米もきらしていたので、パンを焼いた。ガーリックとローズマリーのパンだ。

スープは、コンソメ、人参、キャベツ、スナックエンドウ、たまねぎ、昆布、ウインナーソーセージ、にんにくを、水から入れて、煮込み、そのままにしている。パンは、ホームベーカリーが焼いてくれる。

皿洗いは、夫してくれるも、猫どものうんちを片付けるとか、洗濯とか、一日さぼるとどうしょうもないものなんかは、しかたなく、起きてやるしかない。掃除は、この際、省略。

エミールは、母親の健康なんか、まったく感知せず、朝から、うるさく注意しすぎだ、とか何とか、大声で吠え立てて一荒れし、自己チューな言い訳をわめきたて、それ以外は、腹減った、腹減った、の繰り返し。

せっかく天気いいのに。

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ありがとうございます!

どこの誰とは、存じませんが、

こんな、平凡な中年の主婦の日常を、ただ、書き散らしただけのブログをのぞいてくださって、ありがとうございます。

本日の夕飯:(今日は、食欲なく精進料理だ。)

筍と高野豆腐の煮物(人参、干ししいたけ)、黒米ごはん、スープ(ねぎ、ふ、昆布)、せりのおひたし(おかかのっけ)

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ついに、ホルモン療法体験

今日は、先日の検査の結果を聞きに、レディース外来を再び、訪れる。

結局、ホルモンは、年齢相当に減っていたが、異常なし。貧血もなかった。

「やりたいなら、お試しでやってみますか?」と、先生。

好奇心もあって、下腹部にシールみたいに貼るタイプの薬を2週間続けてみることにした。少しは、体調ましになるかも・・・と期待。

で、一夜明けてみても、とくに何の変化はなし。

昨夜、眠りが浅かったので、体がだるくて、本当にさえない気分だった。

夕方になり、

「今日は、台所に立てん!外食にもでれん!」と、心で逡巡を繰り返し、

「今日は、お寿司をとろう! 楽だ!どうせ、とるなら、おいしい店で・・・・」という、自分なりに結論を出す。

子どもは、大賛成で、夫は、「なんでだ!そんな贅沢を!」と怒るが、

「じゃぁ、あんた作ってよ!たまには!あんたばっかり休みでいいね!主婦は、家事があって、GMでも休めないよ!閉経近い身には、きついわ」と、猛然と反論。

しかし、何にも名目もないのに、安易に寿司の出前をとれるほど、我が家は、経済的に余裕もない。家計を考えると、やはりこの案は、無謀である、と悟る。

結局、重い身体を起こして買い物にでる。

4月28日のメニュー: いわしのゴマ風味蒲焼&貝割れ菜、春キャベツのトマトスープ煮(キャベツ、ベーコン、インゲン、トマト)、蜆の味噌汁、胚芽ごはん

4月29日のメニュー:いろいろ健康生野菜サラダ(レタス、トマト、貝割れ菜、ブロッコリーの芽、キュウリ、昆布、じゃこ、ゴマ、)、骨付き鶏肉とパイナップルの甘辛煮、納豆、白米ごはん

苦肉の策

家事から解放されたい!

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鉄分へのめざめ

栄養学をしていたら、急に、食育にめざめた。

いつも、適当に献立を立てていたのだが、人間の体が、いかに食事の質と量によって、影響を受けるか、いまさらながら、実感した。

特に、鉄分、カルシウム、葉酸など、しっかり意識して摂取しなければならないことを、衰えつつある体と心をもって、はじめて身にしみてきた。

で、今日は、こういう鉄骨メニュー:

白米、味噌汁(ジャガイモ、ねぎ、みそ)、ニラレバー炒め(豚レバー、にら、たまねぎ、にんにく、しょうが)、カツオのタタキ(たまねぎ、紫蘇、カツオ、しょうが、ポン酢)、切干大根とひじきの煮物)

週末に、ゆっくり休んだので、今日は、ましな体調。森林のトレイルに、ひさしぶりにウォーキングをしにいった。チゴユリの群生を見た。

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蛍の光が聞こえてきた日

また、不正出血がはじまった。

今月は、10日おきに、生理があったってことだろうか。

たぶん、閉経近いだろう、なぁ。このごろ、非常に疲れやすい、肩こりひどい、足腰が冷える。仕方がないが、女業も終わりに近づきましたねぇ。お疲れ様でした。これからは、人間業に専念できるってことだわね。

エミールが、言った。

「中年女性にも3レベルあるんだ。ご婦人、おばさん、オバタリアン。」

「それで?」

「母さんは、クィーン オブ オバタリアン! どうみても、そうでしょう!」

へっ!光栄なことだ。

夕飯メニュー:

25日

カツ丼(トンカツ、卵、たまねぎ、たけのこ、三つ葉、ごはん)、スープ(豆腐、しめじ、ねぎ)、かぼちゃとひじきのサラダ。

26日

ハンバーグ、野菜のソテー(キャベツ、赤ピーマン、たまねぎ、しめ  じ、にんにく)、じゃこのポン酢かけ、胚芽ごはん、ひじきとたけのこの煮物

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健康と食生活についての決意をした。

今日は、2時間目、3時間目に5年生の授業、4時間目に教室の掃除と整理、給食後、明日の6年生の教材を作成し、帰宅。

栄養学の勉強が、すこしノッてきた。

今日は、栄養性貧血について学習する。私の体のだるさも「うつ」以外にも、食生活に起因するものだろうか?と、ふと、体温を一日数回測ってみたら、36度もなく低体温であることがわかった。低体温や、慢性の貧血でも、うつ状態になることを知った。

食事のしたくも、あんまり考えて、思いつきで献立をたてていたが、鉄分の多いものを、食べているだろうか、と反省。運動もしてないし、だるいから、ごろごろしているし。

自分は、まだしも、思春期の子どもにも、いい加減な間食を、好きに任せてたべさせていなかっただろうか。一日30品目をめざしてなかったなぁ。休日は、外食も多いし、手抜きだしなぁ。コーヒーも飲みすぎだし。

もはや、若くない!という、実感。もう、本当に、体で感じる。

少しは、健康増進に気と時間をつかおう、と決意。エネルギーで、満ちた心と体になりたい!

今日の夕飯のメニュー:

いわしの酢煮(鰯、しょうが)、もやしと椎茸のポン酢いため、、味噌汁(ジュンサイ、豆腐、水菜、たけのこ)、胚芽ごはん、いちご

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悲しい。

朝刊の一面にトップで、「光市母子殺人事件加害者の死刑判決」のニュース。被害者遺族の本村さんの記者会見の写真が大きく掲載されていた。

このニュースは、本当に悲しく、悔しい事件のひとつであり、当時のマスコミの騒ぎをよく覚えている。

こんなことをした犯人は、絶対死刑になってほしい、と思った一人であり、愛する妻と子を、こんな形で失った遺族の嘆きや絶望感は、想像に絶する。加害者が、当時18歳であったこと。これが、大きく問題にされて、無期の判決をくだされたが、差し戻し控訴審で、極刑になった。

あれから、9年。幼児の母親であった私が、青年期を育てる身になった。

あの当時、こんな事件を犯したやつは、たとえ12歳だろうが、14歳だろうが死刑だ!と思っていた。幼い息子が、もし突然あんな目にあったら・・・と思うと、正常な心境でいられなかった。

でも、犯人は、当時18歳。エミールは、ことし15歳。年が近い分、加害者への、同情がわく。どうして、あんな若さで、あんなことになったのだろう。多感なころに、母親が自殺してしまい、どれだけの心の傷をかかえていただろう。犯行前、日々、充実してすごしていたのだろうか。

極悪犯罪者は、たいてい機能不全家族やゆがんだ家族関係をかかえている事例が多いのも事実。どうして、だれも、そのような加害者を、事前に救えなかったのだろう。母親が生きていたら、どんな思いをしただろう。

あの犯罪を犯したのは、あの青年であり、命で償ってもらう、というのは、もっともだけれど、あのような犯罪が起きたこと裏には、たくさんの人間の不幸やエゴがからんでいたはずだ。

今日のメニュー:

ハンバーグ&つけあわせ(インゲン豆、焼きトマト、コーン、ポテト)

ゴーダチーズの前菜(きゅうり、チーズ、たまねぎ、パプリカ)

スープ(セロリ、たまねぎ、にんじん、麩、ベーコン、キャベツ)

ごはん

今日は、午後から、図書館で栄養学をやった。

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イチゴのおいしい季節

昔、高校生のころにつきあっていた彼が、

「リンリンって、イチゴのおいしい季節に生まれたんだなぁ・・・」

と、言った。

以来、ずっと、自分の誕生日のころには、このフレーズを懐かしく反芻している。そして、イチゴをせっせと買う。

・・・といっても、1パックで200円いかないような、安い3等品とか、見切り品とか、だけど。

毎日、スーパーにいき、ワゴンをチェックする。まぁまぁなのが、200円切っていると、必ず買う。

①夕飯の支度の合間に、1パックのイチゴを洗って、ボウルの中で、ざっとつぶし、適量の砂糖をふり掛けて、レンジで3ー4分加熱する。そのまま、冷めるのを待つと、インスタントジャムのできあがり!このジャムを朝食の時に、ヨーグルトに混ぜたり、フレンチトーストにかけたりする。

②イチゴを洗って、半分に切り、ラップに少量づつ包んで冷凍しておく。ミルクとシェークしたり、アイスクリームの添えたりする。

トマトの熟しすぎの見切り品でも、②はする。その場合、ざくざくと刻んでおいて、ラップにくるんで冷凍しておく。これをスープにしたり、煮物にいれたり、オムレツに混ぜて焼いたりします。

セロリの見切り品では、葉の黄色くなったやつでも、茎がしっかりしていて、50円くらいだったらかならず買うことに決めている。それを斜め薄切りにしてジッパー付きビニールに入れて、冷凍しておく。スープ用と炒め用に重宝!

あれっ!何の話だったけ?

見切り品の話じゃなくて?

夕飯のメニュー:

肉野菜炒め(キャベツ、たまねぎ、しいたけ、ニラ、にんじん、豚肉、にんにく、しょうが)

中華スープ(大根、昆布、コーン、セロリ、メンマ)

納豆&ご飯。

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ハッピーなバースデイ!

今日は、誕生日だ。××歳になった。

完全な老婆だ。世も末だ。

うれしさも感動もなく、それでも、この年まで生きながらえた、ささやかな強運へ感謝。

帰宅途中に、自分に、ケーキと小さな花束を買った。ポイントカードが、たまたま、ケーキ屋と花屋のがいっぱいになって、割引になったし。こういうのって、ラッキーなのか、主婦根性なのか?

それから、免許の更新もいった。誕生日の顔写真をとってもらえた。

夫、仕事で遅く、エミールと二人の夕飯。

今日くらい、夕飯の支度、勘弁されてもらってい、いいよなぁ、「お寿司とろうか?」と、いうと、エミール大賛成!特上寿司3人前を二人で分ける。スーパーのやつと違って、「おいしいねぇ!」と、単純によろこんで、食べた。

エミールは、母親にプレゼントを買うなんて子どもじゃないけれど、「書いてみた。」と、自作のイラストを描いて、照れくさそうに渡してくれた。

夫、大きな花束と手紙を抱えて帰宅。

欲しいものは、何にもない。

ただ、こういう家族がいるだけで、いいなぁ・・・

今日は、静かな驟雨。

ライラックの花のつぼみ、大きくなったよ。

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ひとりですごす時間

このごろ、やっと平日にひとりの時間を満喫できる加奈、と期待していたが、あれこれ、「すべし予定」がはいり、まぼろしの1週間も終わってしまった。

4月14日(月)

家族がいなくなったあと、ぐったり何もできない精神状態に。せっかく天気もいいのに。たまった洗濯物にうんざり。台所も汚れた皿の山。あちこち、、脱ぎ散らかされた衣類。こうゆう無秩序な空間にいると、もう、とてつもなく「うつ」な状態に放りだされた。とにかく、午前中、眠って、すこし元気をだすことに。

昼から、TAMA東中学校の保健室の手伝いにでる。昨年と同じく、内科検診の手伝いと、健診データの入力。やはり、現場に出る、と気持ちもしゃきっとする。中学生たちのさわやかなエネルギーに少し元気もらった。

帰宅してからは、徹底的に掃除をして、猛然と家事に走る。

3月の大学院の試験の結果が届いていて、なんと3教科ともクリアできた!やった~!あと、6単位。がんばれ!

夕飯メニュー:ご飯、味噌汁、えびとしいたけのシュウマイ(手作り)、中華スープ、バンバンジーサラダ(もやし、きゅうり、鶏旨肉)

4月15日(火)

今日は、運転免許の更新を予定していたが、延期に。午前中は、洗濯の山を、とうとう片付け、トイレを掃除して、布団を干した。日曜からはじまった不正出血が不安だったので、レディース外来を思い切って受診。さぼっていた子宮癌検診をしてもらう。「癌だったら・・・」「閉経近い?」「入院っていわれたら、どうしよう?」など、心配していたけれど、同い年くらいの女の先生に、「よくあることです。様子みましょう。」といわれて、安堵した。癌検の結果は後日、ということに。

ついでに、女性モルモン値を調べる採血もしてもらう。結果はどうでるか?ゼロなんていわれたら、やはりショックかな。

夕方、エミールの塾の送迎があったので、忙しい。

夫のジャケットをポケットを確認せず洗ってしまい、ボイスレコーダーを壊してしまった。夫は激怒し、むくれて、その後しばらく落ち込んでいた。仕事の議事録のデータが入っていたらしい。始末書もんだそうだ。反省・・・でも、「ごめん。」の一言がいえない。他人なら、ぺこぺこ平気で誤れるのになぁ。なんだか、急に、自己嫌悪に襲われてふて寝してしまう。ごめんなさい。

夕飯のメニュー:菜の花とアサリのトマトソースパスタ、コールスローサラダ(キャベツ、きゅうり、フレンチドレッシング)、タラの芽の味噌汁。

4月16日(水)

昨夜、催眠剤を1種類しか、飲まなかったから、なんか眠りの質が悪くて、起きてから気分が変だった。とりあえず、家事を終わらせて昼間で、ふとんで休んでいた。

車検の予約があるので、でかける。昼は、ひとりで、リサーチを兼ねて、タイフード・レストランでとる。午後は、整備工場ですごすことに。料理雑誌をしこたま読めたぞ。途中、待っている間に歩いて国道沿いの「岩盤浴」にいく。

エミール、塾だから遅い。お腹すいているだろうな。

夕飯のメニュー:手作りワンタンのスープ(大根、しいたけ、にんじん、ねぎ)、ホタテのバター焼き&ゆでブロッコリー添え、梅おかかご飯

こんなふうに、3日間すごした。仕事がないと、楽。

明日から、ふたたび仕事と家庭と学業に追われる毎日に。結局、この時期をゆっくりすごせなかったなぁ。温泉いきたかったのに。

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にゃんこの問題

猫どもの世話に手を焼いている。

デカニャンコの方は、不細工で、間抜けで、ぬぼっとしているし、一日中、食べていれば、幸せいっぱい。あんまり、手がかからないが、年中健康に問題あり。今は、にきびが悪化して抗生物質を飲んでいるためか下痢をしており、あちこちに、軟便を落として歩き、うっかり踏んづけてしまって、後始末が大変・・・・ときどき、嫌がらせか、うっかりか、布団の上で粗相して、たまらない。毎日、ファブリーズは、欠かせない。

コニャンコのほうは、愛らしい美猫だが、あまりに活発すぎて、年中あれこれ引っ掻き回す。ごみ箱をあさられ、テーブルの上の小物は、すべてブラックホール行き。

一番困るのは、台所のゴミや食品を食い散らかされること。

これには、参る・・・・調理台の上も、堂々歩かれる。

今日は、とうとう、ホームセンターで害獣用のネットを購入。台所の入り口や、カウンターに画鋲を使って、張り巡らした!

これには、猫どもも、参ったようだった。

ざまあ、ミロ!

でも、見かけが、モノモノしい部屋になってしまった。それに、台所へ人間も入れなくなってしまった。

「保健所送りか、それとも、良質な三味線にでもなってもらおうか。」

と、私。

一匹のときは、可愛い!と思っていたが、今では、猫なしの生活が、どんなに、落ち着いた生活だったのか、想像して、懐かしむ・・・

それでも、ソファに寝転ぶと、とことこやってきて、まわるい目をくりくりさせて、にゃあ~と、腹の上に乗ってくるのが、可愛くてたまらない!2匹で、団子になって、乗ってくることもある。だから、つい、保健所に送るのを先延ばしにしてしまうのだ。

今日の夕飯*

ごはん、味噌汁(焼きのり、ねぎ、豆腐)、牛肉のオイスターソース炒め(ブロッコリー、セロリー、たまねぎ、)、ほうれん草のからし和え(かにかまぼこ、しいたけ、ほうれん草)

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無力感と喪失感の中で、もだえる。

私の眠気は、うつの加えて、更年期症状のようであった!

じゃぁ、しゃぁないじゃん!年が年だからなぁ。あちこち、ガタがきているよ。ずいぶんと容貌も落ちたよなぁ。昔は、中森明菜似の美人だったのにさぁ。

仕事への情熱は、もう、ない。お金があればいつやめてもいいよって感じだ。できれば、この土地もでたい。なんか、希望が感じられない。

「きらきらルーム」は、スクーリングから帰ってきたら、なくなっていた。学校には、私の居場所がなくなっていた。みんな、意地悪だなぁ。仕方ないか。ほとんどが、更年期のやつらだ。みんな、しんどいんだ。教務主任の、へらへらした愛想笑いが脳内から消えない。なこいつは、ビジョンのない保身のかたまりみたいなやつだ。仕方ない。彼も4人の父親だから、な。未来の子どものために仕事なんてしている教員なんか、いるのだろうか。自分と生活のためだ。退職金と年金のためだ。そういう連中ばかり、だ。教員なんて、自己顕示欲と保身のかたまりだ。まじめな教員は、心を病むか、死ぬ。

でも、私は、なんのために頑張ってたんだろう。私がしたことって何の意味があったんだろう。

むなしさでいっぱい。

喪失感・自己無力感にうちのめされて、もう、仕事をする意欲もなくて、ぼ~っとしている。あの情熱は、単なる自己満足だったんだろうか。嫉妬に焼かれた、縄張り根性の教員のたくらみか。いや、それは、被害妄想だろう。今は、きちんと思考できないからな。それでも、もう、限界だ。学校組織の保守性と自己防御の嵐と、いやらしさを実感している。こんな体質ではどう改革しても教育なんかどうにでもならないだろうよ!どうにでも、なれ!

子どもたちへの熱い思いもさめてきた。もう、君たちに、何もしてあげることはできないんだよ!

離職願いを取り下げて、新年度に望んだが、もう、やっぱ限界。やめよう。

そんなぐちゃぐちゃな気持ちを持て余していたら、里美ちゃんからメールがきていた。

「先生、今度いつ会えるの?」って。(もう、会えないのよ・・・)

しばらく、研究と学業と家事に没頭しよう。

人間関係の中にいると、つい、自分をピエロにしてしまい、その後、ぐったり疲れて、動けなくなる。張り付いたような思考に苦しむ。その後寝込む。

とりあえず、猫と暮らしながら、日常をまわしていこう。

人の悪口の中に、身を置くのは、もうまっぴらだ!

寝込む、猫。

猫と、寝込む。

雨の音。

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ねむい!2008年版。

春の雨が、一日降っていた。

桜もしっぽり。

遠くの海の見える図書館にいって、論文の研究をしようか、と思っていたけれど、2匹の猫と一日家で、すごしました。仕事のことは、考えたくない。職員室ってところが、伏魔殿に思える。先日のことは、思い出すと腹が立つ。どうして、正義が通らないのか?「教育改革」なんて、言葉をきくとゲロがでそうだ。いい加減な教師を排除したい!でも、悲しいかな、私の論文のテーマだ。気が滅入りそうだ。

2時ごろ、落ち着いたので、さて、と机に向かったけれど、どうしても起きていられなくて、眠ってしまいました。夢の中で、素っ裸で5キロくらい全力で走っていました。すごくリアルな体験で本当にカロリーを消費したような感覚だった。こんな夢をみたのは栄養学の勉強をしていたからか?

でも、眠い。毎日眠い。

脳内で、メラトニンとセレトニンのバランスが狂っているのを感じる。

こんなにも、疲労していたのか?本当に、この3ヶ月、がむしゃらに頑張ってきただから、こんなふうに、今は、スローになってもいいんじゃないか。一応、うつ病なんだし。

今日の、夕飯のメニュー*

ごはん、味噌汁(にんじん、たまねぎ、しいたけ、ねぎ、豆腐)

納豆、昆布と油揚げの煮物、鮭のレモン風味蒸し、焼き海苔

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ふたたび春

春がきた!

仕事もひと段落がつき、大学院の構想発表会のレジュメを書き、教官にファックスする。図書館で、少し試験勉強をする。

猫の糞便の後しまつが毎日大変。

仕事の勉強もしなくちゃぁなぁ。論文も進めなくちゃぁなぁ。

かぁちゃん学生は、つらい!

花粉症もつらい!

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雪、降ったぁ!

薬がきいてきて、なんとかすこし動けるようになった・・・

本当に、薬で生きている私です。

この2週間、本当に苦しくて、死んでいるのか、生きているのか、実感わかなかったが、ようやく食欲もでて、仕事にも集中できるようになった。パキシル様様だ。

1週間、よくがんばったなぁ。

よく、やってるなぁ、と自分が愛おしい。

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2匹目の猫

正月明けに、とうとう2匹目の猫をもらってしまった。

新聞の掲示欄をみて、あんまり考えもせずに、もらってしまった。

ふわふわの白い猫だ。天使のような愛らしさ。

名前は、メル。2ヶ月の子猫。先住のりりとの相性が、気になったが、2週間もしたら、こたつで重なって眠るようになった。それなりに世話が大変になったけれど、可愛いこと、この上ない。

リリと違って、野良歴がないから、もたもたと膝にのってきて、よくなつく。夕飯の支度をしていると、でっかい猫と、ちっこいのが、足元で、目をまあるくして、ミャーミャーとえさをねだるのが、たまらないねぇ。

猫たちを、ながめていると、苦しい時を一瞬忘れる・・・

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ひさしぶり・・・

久しぶりの更新・・・

もう、ブログやめようかぁ、と思っていた。PCをはじめ機械全般が、苦手になってしばらく近づけないでいた。

ほかの人たちのブログを見て、

「あぁ!似たような人たちががんばって生きてる…」と確認して、勇気が少しだけわいてきたので、こわごわ、ほぼ一ヶ月ぶりに更新してみた。

本当に、苦しい日々。1時から6時ごろ気分が最悪になる。

結局、今の自分を受け入れて、少しスローダウンするためにがんばって続けてきた仕事をやめることにした。無理になってしまった・・・

人生の仕切りなおしって、いう時期なんだ、と、言い聞かせることにした。

受診日まで、あと4日。もつだろうか。

この空の下、おんなじように生きている人もいるんだから、

生きている、生きていく、普通に、当たり前に、一歩、一歩・・・

それを目標にしていこうなぁ。

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目下の悩み…

私を、こんなに暗くしている悩み。

夫の過重労働。原因不明の血尿が続いている中、ほとんど休みなく、仕事ばかりしている。ほとんど、会話もできない。

エミールは、勉強もスポーツも、まったくしないで、テレビと漫画ばかりでぐだぐだ、とすごす。今年、受験なのに。どうするんだろう。まぁ、健康ならいいかぁ。と、ほうりっぱなし。どうせ言うこときかないし。でも、あれで、いいのだろうか。いつか、気がついて行動する日がくるのだろうか。本人は、いたって悩んでいる様子なし。大丈夫なのだろうか、この子。

家事を考えると、仕事もセーブしなければならないし、朝目が覚めると、「あぁ、今日も目が覚めたぁ。」と、毎日、憂鬱だ。このまま、ずっと布団の中で、永遠に眠っていたいよ~。

今日は、主人の実家にちょっと早い年始をもって挨拶にいった。挨拶はしなければならない。渋滞した道路でほとんどすごしたような半日だった。

12月26日夕飯:

ごはん、ミルクチャウダー(あさり、ブロッコリの芯、人参、玉ねぎ、じゃがいも、セロリ、牛乳)、鰤の照り焼き、葱とアサリの酢味噌和え、昨夜の煮しめ。

少しづつだけど、勉強しようなぁ。

年内最終のもえないゴミを、夜捨てに行くとき、ふと空を見ると、澄んだ天空に赤い星が瞬いていた。新聞にでていた火星かしら?と思う。小さな、小さな私。

がんばれ、がんばれ。

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おかず日記。ふたたび・・・・

毎日、朝刊を読むたびに、悲しいニュースがいっぱい。

この国のどこかで、また、不幸な人がでた、と思うと、やりきれない。

こんな年の瀬に、死んでしまった人やその遺族は、どんな気持ちで、2007年を終えようとしているのか・・・

ため息。

暗い冬。

自分は、生かされているんだから、と、めげそうな気持ちをふりきって、もくもくと、目の前の仕事をするしかない。一番近くにいるヒトには、優しい励ましを送るしかない。

本当に、人生って不公平。

で、久しぶりに、またブログを綴ってみようかなって、気分になった。

この 鬱屈した気持ちを、うまく胸のうちから逃してやらないと気が狂いそうになるからです。

で、おかず日記を再開することにした。

気分が落ちているときは、何故かきちんと台所に立ちたくなるのだ。

12月25日の夕飯のメニュー:

ごはん、味噌汁(ねぎ、豆腐、大根と人参の皮) 煮しめ(大根、人参、たけのこ、里芋、椎茸、結び昆布)、だし巻き卵焼き、ほうれん草のわさび醤油和え、大根のゆず酢漬け

クリスマスのごちゃごちゃとした、市販のオードブルのフライや焼き物に胸焼けしたので、和食で身体を調えることにした。エミールは文句をいったが、こんな食事にほっとする年齢になったんだ。出しは冷凍室に面倒で、使わずにほうってあった、煮干やかつお粉などで丁寧に取った特製。卵焼きは、夕飯のおかずにすると、何故か意外においしい。

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なんとかやっている・・・

辛いなぁ。

久しく、忘れていた症状…

もう、何にもしたくない! でも、何かしていないと、気が狂いそうだから、目の前の仕事を、もくもくこなす。

この病気から解放されたいわぁ。

あぁ、この土地の風景や、かかわる全ての人がわずらわしく、悪口を言われている気がしてならないのは、症状のせい、とわかっていながら、苦しい。

今度も夜明けがくるか?

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悲しき再発・・・そして、ふたたびふとんの中へ

ひさしぶりの更新。

調子よく、パキシルも 「切っていいでしょう!」、と太鼓判を押され、あとは、タイミングを待つばかり・・・と、油断していました。

大学院の学業も仕事も好調で、この世の春を謳歌していたのでした。

怖いものなし!すべでが順調で、おごり高ぶっていた矢先のこと。

ある朝突然、胸騒ぎがして、パートにいくと、まわりの人々がすべて敵に感じるような、妙な一日を体験しました。その直後から、不眠、頭痛、肩こり、眼精疲労など、とてもかないけれど活字か読めなくなりました。

おごれるもの久しからず・・・

クスリに頼りながら、生きる日々の再開です。

朝は、辛く、其の日、其のときをやりすごすこの頃。

何にも、希望がもてないし、これから先に未来が待っているとも思えないし、そもそも、大学院なんか、なんで入学してしまったのだろう、など、と悶々と考え込む毎日。仕事にも情熱がもてず、おもしろくない。

突然、こんな地獄に落ちてしまうなんて!

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秋風の吹く・・・・

殺人的に忙しい週をこなした。

早朝は、ばたばたと、でかけて、夜は、デパスを飲んで、一気に寝てしまう。帰宅すると、朦朧としながら、家事をこなして、10時には、聞くことも、話すことも、不可能なほど、とろけるような脳みそになった。布団をかぶってて、ただひたすら次の朝まで、眠る。

EACと、臨養の仕事を含めて、3校こなし、金曜は、三毛川小学校の6年生のプロジェクト「道案内」の最終日。かなりな準備をしたので、成功したのときは、嬉しかった…

ひさしぶりに会った、三毛川中学校の3年生は、相変わらず平和で元気。先生方も、覚えてくれて、優しくしてくださった。中学生の子守は、疲れるが、彼らの将来を信じて、話を聞いてやることに徹した。

忙しい、仕事のスケジュールをなんとかやり終え、読了するはずだった、課題の参考文献も、ほとんど読めてなくて、がっくりだけれど、昨夜は、ひといきついて、死んだようように眠る。今日は、体がかなりガタづいて布団から這い出るのが、辛い。たまりに、たまりきった家事の山には、うんざりして、悲しくなって涙をこぼす。

それでも、泣いて、ふてくされているより、なんでもいいから、何かをこなそう、と、少しずつ、家事のノルマをこなす。手を抜くところは、上手に手を抜いて。

来週、試験で、大阪へ。とりあえず試験勉強もはじめなかれば、と焦りとストレスで、発狂しそうになった。

とりあえず、今日のところは、休もう・・・

あれも、これも、は無理だから、ね。

駄目な日もあっていいんでは?

あぁ、休みたいなぁ。

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突然の秋のおとずれ!

急に寒くなってしまった。ハンゾデを着ていたのに、2-3日で、トレーナーや、セーターを必要とする気温に落ちた。昨日まで、鮮やかに咲きほこり、香りを風にのせていたキンモクセイも、今日は、全部落ちてしまった。

気温差が大きくなると なかなか、自律神経が爆走してしまう。

で、ひどい肩こりや、疲労感などで、また、スローな気分を引きすりながら、一日一日をこなす季節となった。がんばらない自分をコントロールすることに、がんばるしかないわけ。

少しづつだが、大学院の学業を進めながらも、この季節、思いっきりローカルに地域の仕事(ボランティア)に忙しい。

エミールの中学校の合唱祭の模擬店の出店のための準備。これは、今年仕方なく引き受けたPTAの役員の仕事。それに、合唱祭の当日に参加するPTAコーラスの楽曲の練習。それに、自治会の早朝の溝掃除など。

合唱祭当日の仕事は、「比較教育学特論」の試験のために、大阪に移動を決めているので、これは、おじじにピンチヒッターを頼んで、難をしのいだ。

溝掃除も早起きの得意なおじじに頼み込んだ。PTAコーラスは、当日の参加ができない可能性もあるが、コーラス練習は、いけるときは参加して歌うことを楽しんでいる。

エミールが幼いころからのおつきあいで、常連さんのお母さんたちと、ひさしぶりに交流している。毎年、秋には、こどもたちのために歌を歌ってきた仲間だ。少年サッカー時代には、一緒に毎週、試合にでかけ、子ども達を応援したっけ。大変な時代だったが、もう、遠い思い出になりかけている。

同じだけ、年をとっておたがい増えた脂肪を抱えているけど、お母さんたちと、ひさしぶりに触れ合って歌を歌うことに、感慨深い思いをしている。

ちょっと、自分に甘くなりながらも、なんとかやらなくちゃ。

今日は、仕事もなく、家事も少ないので、家族を送り出したあと昼まで眠っていた。ひさしぶりにすっきりした頭。2日ぶりに静かな部屋。

すこし遊んでから、仕事にかかるか。

「児童画の分析研究」は、おもしろい!さっそく、エミールの幼児のころの絵などを、ひっぱりだして、眺めてみた。あの当時は、価値のないゴミあつかいにしていた、エミールの絵にも、すごい意味があったことに、びっくり!

あの子のアートな才能に早いうち気づけたなかったことに後悔だ。

1日かかって、完成させた、「天国と地獄」という壮大なテーマの、彼のイメージ画を大きな額にいれて飾ってやったら、とてもよろこんでいた。

たぶん、もう少しで、迎える中間テストも「ノーベン」(まったく勉強しないで試験にのぞむこと)か、一夜漬けなのかも。

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エミールの絵

エミールのイラストをひさしぶりに見た。それは、みごとな創造の絵で、ヤマタノオロチとスサノオノミコトの戦闘シーンが躍動感あふれてみごとに描き出されている。すべて、彼のイメージから生み出されたんだという。彼のどこにこんな能力が生み出される力が眠っているのだろう。今まで、まったく気がつかなかったのだ。

私が彼に言い続けてきたことは、

「勉強しなさい。」「早く宿題しなさい。」「早く寝なさい。」「中間テストにがんばりなさい!」

幼い頃から絵を描くのが好きな子どもだったが、6年生くらいから自分の自由画を隠すようになった。絵が得意、ということが、彼のプライドを支え、生きるエネルギーになっていたのに。孤独感や退屈感を感じたときに彼は膨大な自由画を書いてきた。それを全部保管しておけば、万単位になってしまうだろう。

彼は、いわゆる「書かせられる絵」が、大嫌いである。だから、図工も美術も評価が低い。写生大会などの作品は、「なんだこりゃぁ?」程度のもので、一度もコンクールの入賞を果たしことはない。学校の先生からのウケもあまりよくない。授業中は、教科書に落書きをして、落書きにかけては、ピカイチなのに。ポスターを書けといっても、さっぱり、いいものを書かない。

なのに、ほうっておくと、すごい創造性を発揮して、よくぞイメージだけで、こんなものを書くなぁ、と関心するような作品を描いてきた。

幼い頃は、彼の自由画をまったく評価しなかったが、今日、大学院のレポート作成で、あらためて児童画とその発達について調べてみると、エミールは、かなり創造能力が高かったことが、わかった。

本当に 子どもの才能をつぶすのは、大人なのだなぁ、と感じた日だった。

学校での仕事を続けていると、どうしてこんなにサディスティックな教師がいるんだろう。と不思議になる。私自身、学校ってところが苦手だったし、いい先生にも縁がなかったので、どうしても公教育を否定的にみてしまうのだろうが。実際に、クラス40人のこどもの学級運営するをのは、大変なんだろうけど。でも、成果主義にはしって、ひとつの練習を泣き泣き、どなられながら、やらされている子どもをみると、気の毒になる。

今は、どこの学校も合唱祭の季節。ちい猫小でも、三毛川小でも、可愛い歌声が、教室のあちこちから聞こえてくるけど。

秋の乾いた空気とキンモクセイの香りにのって、子どもの歌声が響いている日々だ。

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あぁ、お久しぶり!

忙しくて、忙しくて、目が回りそうだった。

三毛川小学校の仕事をひきうけてから、余裕がなくなってしまい、タフな毎日が続いていた。毎日ノルマに追いかけられていて慢性の疲労をかかえて、3連休は、本当に体の調子が悪くなってきて、ぐたぐたしていた。

睡眠の質も悪く、肩こりと胃痛。食欲もなく、何を食べてもダンボールの味がする。それに、下痢が続く。

これは、結構ハザード状態かもしれない。

春から夏にかけての、がんばりのツケがまわってきて、とうとう「大うつ期」到来の季節かも。

スローダウンじゃな。

「いい授業を作ろう」と気を張りすぎて、かえっていいアイデイアもうかばす、焦るばかり。7割のデキで満足しておき、この時期をのりきることにした。仕方がない。苦情は気にせずに、受け流すにかぎる。

目の前のことを全部満足までやりきることも大事だが、今は、とにかく優先順位をつけて、目標を下げようなぁ。

健康第一。明るさ第一。がんばれない自分を責めるなぁ。

休むのが仕事だー。

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今日から10月

忙しい9月が過ぎていった。

本当に、本当にくたびれた。アメリカからもどってから、いったい何をどうして生活していたんだか、記憶にないほど、走り続けていたかんじだ。よく、やりきったと、思う。試験まで受験したのだから。

10月は、すこしスケジュールがラクになる(予定)。

その分、研究のほうにかかれるか。

今朝、家族がでたとたん、布団の上で、のびてしまった。

こうしては、いられないのだけど、仕事は山のようにあるのだけれど。疲労感が毛穴から、にじみでる。

あしたは、オフをとって、ひさしぶり湖のむこうの温泉に行こう!マッサージにもいこう!わぁーい!レポートの締め切りは近いけれど、あさってに、一日で書き上げて速達で送付すればいいのだ!

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3回目試験

3回目の科目試験のため、上京。東京は、肌寒く雨が終日降っていた。

前日には、大学図書館で、夜遅くまで、最後の追い込み。時間が足りなかったのは、仕方がない。とにかくやれることは、したので。

当日は、教育史と発達心理の2科目受験。なんとかなったんじゃないか?ぎりぎり合格じゃないか?アレで、落ちるのなら、もう仕方がないだろう、くらいな手ごたえは、あり。

同級生をつかまえて、どうだった?と、情報交換したかったのだけれど、研究室もよらずに、図書館で、今度は、研究論文の文献のリストを作成した。担当教授が決まるまで、とりあえず、少しでも基礎的なことをしておこう。

遠き時代、仏典を求めて天竺まで、旅をした 玄奘法師になった気分だ。時間を使い、旅費をかけてきたのだから、できるかぎりのことは、して帰ろう!

帰りのフライトでも、次の戦いのための論文を読了。

ふらふらになって、遅く、帰宅。

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家族。私にとって・・・

家事をこなしながらの、試験勉強で、へろへろになり、

死ぬほど疲れた。

ひどい頭痛と肩こり。あぁ~!

これは、何とかしなければ、駄目だわ!このままでは、私の心と身体は危うい!

それで、おじじに、

「ねぇ!たまには、カラオケいかない?一緒に歌いまくろうよぉ!」と誘うと、いいねぇ、と 珍しく乗ってくれる。

「いこ!いこ!」と、いそいそ準備していると、

いつもは、「勝手にいけばぁ。」と、知らん振りしているエミールも

「俺も!」と、言う!

「えぇ!ひとり増えると歌う番が回ってこないジャンかぁ!」など、憎まれ口をたたきながらも、、3人そろえること。でひさしぶりにカラオケにいくことが、すごく嬉しかった。

このところ、おじじは、仕事と自分の趣味でほとんど在宅していない。本当にこの半年、同じ屋根の下に生活しながらも、夫を見かけなかった。いつ一緒に食卓囲んだのか、記憶にないほどだった。おじじと、エミールもほとんど口をきかない。もう、うちの家族は機能していないんじゃないか、と下向きだったんだ。

エミールも、憎まれ口ばかりで、部屋に引きこもる。

いつの間にやら、子どもの成長につれ、ばらばらで、すごすことが多くなっていたんだ。

だから、この3人のカラオケタイムは、私はつくづく嬉しかった。

家族だなぁ。

おじじは、昔のように、羽目をはずして踊り、騒ぐ。相変わらず、音もはずれているが、構わないらしい。

私も、80年代アイドルポップス中心に、フリ付きで、歌いまくる。こぶしをにぎりながら、古い演歌まで、歌う。おじじとデュエットまで、してしまった。

親のオバかぶりに、あきれ果てていたエミールも、そのうち、いまどきの歌をいつの間にか覚えてて、歌ってくれる。

愛しているだの、好きだの、そんなさまざまな時代に流行った、さまざまなジャンルの恋愛ソングを 家族3人が、3時間もぶっつづけで、歌ったのでした。

あまりに知っている流行歌が、多いことに、われながらびっくりした。長いこと生きてきたなぁ、と実感。どの時代も一生懸命に生きていたなぁ。この歌の時代、あの歌の時代。歌えば当時の自分が、甘すっぱくよみがえった。

幼い息子をつれ、おじじと再婚して、この土地にきて8年。

この家族でやってきた。

マイクをにぎりしめながら、この家族で、これからも、やっていこう!

と、決意。

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試験前夜

明日、試験のために上京する。

父親から、譲りうけた株主優待券を誤って捨ててしまったので、自腹きって、正規運賃で航空券を購入した。とんだ出費だ。とほほ・・・・・そういう、おばかなこと、これで2度目だし。まさか、父には本当のことは、言えまい。

お金のかかる試験だ・・・

8月上旬の試験のうち、「発達心理学特論」を、落としたが、「児童研究学特論」は、予期もしなかったが、よい成績で合格だった!やったー、また、2単位ゲット!チョー嬉しい!やれば、できるじゃん!

その上、「西洋教育史特論」のレポートは、著名な先生から、ほめられまくりで、A合格!渡米前の忙しい時期に、夏の家事に追われながら書き終えたので、うれしことこの上ない!

色々忙しく、疲労困憊の毎日が続くが、確実に努力が実ることに、日々の生きがいを感じる。自分の能力にも自信がもてるようになったし、自分の人生が、意味があるものとしてとらえられるように、なった。

今までの、経験が一切無駄では、なかったんだな。

すべてを、ぶつけた気持ちでレポートを書き、文献を読む。仕事も一生懸命に、やる。

ふと、気がつくと、頭上には、真っ青な空が、どこまでも広がって、静かに、私を見ていてくれていた。

私なら、やれるだろう。

色々、恥ずかしい失敗もするけど、

ドンマイ!

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悲しいニュース

本当に、悲しいニュースが続く。

17,18歳の少年が、相次いで集団による残酷な暴力で殺された。

どうして?

加害者の心境はまったくわからない。許されない、許してはいけない!

被害者の心の苦しみを思うと、慟哭の衝動を抑えられない。相手の苦しみをあざ笑いながら、暴力をふるい続ける、その残酷さ。むごさ。想像を絶する。

そいつらは、人間では、ない!そういうことをした人間に言い訳をさせてはならない!そいつらは、すべて死刑にしてしまいたい。絶対に許されることではない。集団で、ひとりをいじめるなんて、正常は人間のすることではない!

日本の教育は、どうなってしまったの?どうして、こんなふうに、ゆがんでしまったの?息子を、そんなふうに殺された親の気持ちになれば、無念の一言だろう。私なら、もう生きていられないかもしれない。加害者を殺しにいくかもしれない!

でも、嘆いてばかりでは、いけない!

被害者の失われた命を無駄にしないためにも、希望をもちながら、自分なりに戦わなければならない。

私にできることから、毎日勇気を出して、行動するしかないだろう!

この世から、どんな悲惨なこともなくればいいのに!

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エミールに、ラブレター?

食卓上に、無造作に投げ出された通学カバン。そのそばに、一枚の紙切れが乗っていることを、発見!

「なんじゃぁ、こりぁ?学校からのおたより?ナンかの締め切りのお知らせかも!」

すると、

エミールくんへ、とくめいより。

で、はじまる可愛いお手紙。

修学旅行楽しかったね!で、はじまり、丸っこい字で、では、お返事まってます。で、結んである。

「これって、女子?」

女子から、なんで?

で、その夜は、エミール、そわそわして落ち着かない。いつもは、飯、飯、と、夕方から騒がしいのに、その夜にかぎって、食欲ないという。

これって、お赤飯もの?

「ケータイ買ってくれ!」と、最近うるさい。

「だめ!中学生がケータイなんて、必要なし!」

「みんな、もっているんだからさぁ!」

「みんなって、誰よ?」

「クラスのうち、3割くらいは、ケータイ普及してきたんだ。」

「じゃぁ、最後の独りになったら、買ってあげるわ!」

ケータイがらみの恐ろしい犯罪を聞くたびに、震える。何で中学生に携帯電話なんか、与える親がいるのかわからん。山奥に住んでいるとか、どうしても身の回りの都合必要ならまだしも、みんな、持っているから、なんて、そんな理由で、子どもの携帯電話代を払っている親などは、私とは、異次元の世代だ。

それでも、どうしても、プライベートなメッセージのやり取りがしたいらしい。

それは、私もうなずけるな。自分も中学のとき、長電話をして親に怒られていたクチだ。

それで、おじじに頼み込んで、パソコンでエミール専用のアドレスを作ってやった。プライバシーを守ること、夜10時までには、使用をやめること、を条件に、許す、とおじじから、早速メールがはいっていたらしい。パソコンは、居間にある共同のパソコンを使用させている。

エミールは、毎日、とりあえす学校にはいく。それで、ありがたい。

それなりに、楽しい学校生活を送っているようだ。本当に、すばらしい!

先日の、修学旅行も、ちゃんとやっているかな、と心配していたら、

「いやぁ、楽しかったわ!」と、ケロリと、もどってきた。

「エミール君、バスの中で、カラオケのマイク放しませんでした!」と、担任の先生からも報告を受けた。

「何歌ったの?」

「いろいろ。なごり雪とか。」など、という。

なごり雪!

私が中学校のときに流行った歌じゃんか!そんな古い曲息子が歌うとは、感無量だなぁ。

しかし、エミール、相変わらず、家庭学習とやらは、しないわ。

それでも、必要になったら、この生涯学習のご時勢だから、いくらでも学校にもどって勉強はできるし、その気になれば、興味を持った分野で、いつでも博士号だって、とれるだろう。

でも、14歳の恋愛は、今しかできないだろう。

人に、恋したり、人をせつなく愛したりすることも、学習かもしれない。悩めるほど好きなひとがいて、眠れなくなったり、食べられなくなったりすることは、人間として成長するためには、必要な体験だから。

やっぱ、ほっとくことにしよう!

自分の試験の心配をしよう!

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すさまじい教育現場の実態

今日は、大トラ第3中学校の保健室勤務の日。

どんな子ども達に会えるのかなぁ。

朝の時間に、出勤前に新聞を読んで、気分が悪くなった。神戸の私立高校の3年生の自殺にからむニュースの報道に、あまりにもショックで立ち上がれなくなった。被害者の子どもがどんな思いで生きてて人権を蹂躙されてきたか、と思うと、声をあげて泣いてしまった。なんとむごい事件だろう。そして、いじめも、インターネットが普及するにつれて、だんだんと陰湿化して残酷になってくる。どうして、こういうことが起こるのか、他者の皮膚の痛みを分かれない子どもが増えていくのは、どうしてか。いじめの被害者は、あまりにもむごい殺され方をしていきて、そのたびに報道されるのに、いっこうに改善されない。暴走する子どもの心は、暴力と罰でしか鎮静することができないのであろうか。

その隣には、東京足立区での学力テストの結果不正の件に関するニュース。こんな教育を行う大人がいるから、子どもたちも、荒れてしまうのだろうか。心の教育だとか、叫びながら、ちっとも心を教育していない馬鹿な教育委員会とか、校長とか、許せない気分だ。

そんな、重たい気分で、出勤。

初めての保健室。

約束の時間にはいると、なんと誰もいないはずの保健室には、先客が。授業もはじまっているにに、だらしなくソファで談笑している、3年の女子3名。それを完全に無視して、いらいらしているような様子で事務仕事をしている若い女性教師。携帯を出して電話をかけ、ファッション雑誌を出して、読んでいる。さかんに、芸能人の話をしている。

引継ぎによると、この保健師には、1人の自閉症傾向の男子以外保健室登校はいないはず。なんで?

やんわり、注意すると、生徒らは、冷たい目をしてにらんだあと、しばし無視。

「だれ?あれ?なに?むかつく!」と、ひそひそ。

(そうきたか?勝手にせい!)と、頼まれた健診のデータ記録の事務仕事をしていると、やかましくなってくる。

「おはよう!ねぇ、あなた達どうして、保健室にいるの?私は今日だけの保健の先生だよ。よろしく!」

「海野(私にこの仕事を依頼してきた養護教諭)が、いつもいいていってるもん!」

「そういう話は、きいてない!この保健室には、病気や怪我以外の生徒は退室させるように、聞いているの。どこも悪くないのだったら教室にもどりなさい。それと、携帯電話や雑誌は、許されているの?」

独りの生徒、突然、ケータイを取り出して、どこかに電話をかける。

「あぁーあたし!あんさぁ、今保健室いるんだけどさぁ、変なおばさんがきて、出てけって!チョーうざいんすけど!」

(こうきたもんだ!)

私、「どこにかけたの?親?」

女生徒「海野。今日は留守番のおばさんのいうこときけとさ!信じられない!」

(はぁ?)

私は、海野先生の脅迫観念のような催促に、しぶしぶ先に決まっていた別クチの仕事を動かしてまで、今日の臨時を請けたのに、なんだ、このありさまは!こっちが信じられない!

とにかく、今日一日だけの辛抱。やるべき仕事をまずやろう!と思ったけれど、あまりにも騒がしい。まるで、ゲーセンか、コンビニ前で、宴会でもやっているような集団である。

若い女性教師、何の対処もなく退室。(へっ?)

しかし、少し話でもきいてやるか?どうしてこういうことになっているんだろうか?そばにいって、色々質問をこころみたが、会話にならない。断片的に、2人は、親がいるが、一人は施設から通学してきて昼夜逆転生活をしているらしい。さかんに親や担任の先生を罵倒している。そこは、ぞれぞれの少女の担任が様子を見に来る。

「ばか!はげ!うざ!消えろ!死ね!」と、さんざん言葉で教師をいじめまくる。それにむかって何も言わないフレンドリーな先生方。びっくり!

そこへ持ってきて、様々な3年女子がなだれ込んで、そこに加わりはじめる。何人かは、体調を不良を訴えて、授業を休みたいと言い出す。本当に具合が悪そうな3人をベッドでやすませ、もくもくと本を読む自閉症の男子にときどき声をかけながら、あくせく世話をしている私の背中に、聞こえてきたのは、けたたましい罵声と悪口の嵐だ。

私は、エミールから散々、訓練を受けているので、何を言われても、まったく応えない。それに、この保健室も今日だけなもんで。しかし、その女子集団のせいで、おびえてゆっくり休養がとれない生徒の様子をみてとるやいなや、堪忍袋の緒がきれた!あんたら、この病める子ども達の当然の権利をうばうことなんか許されないわ!今朝の新聞記事のこともあり、ぶっちぎれた!

「あんたら、いい加減にしな!あんたらに何をいわれても慣れているから大丈夫だよ!でも、保健室は、あんたらの遊び場じゃないんだ!具合の悪い人たちのものだ!そして、あたしは、そのひとたちの世話をしている。仕事をしている。真剣なんだ!でっていって!いるんなら、他の人の迷惑にならないように静かにしろ!」

そこへ、金髪に顔ピアスの不良少年登場。別の不良うつ病少年登場。

さぁて、どうなるか!集団ではむかってくるか!きてみな!

と、仁王立ちになってにらみつけていると、

案外素直に、そそくさに出っていった。ドアとバタン!と思い切り閉めて。仲間のうち2人は残る。それも静かにしている。金髪は、「ごくせん」を読んで何もいわない。

「ねぇ、臨時のおばさん!」と、残った女子不良。

「3中って、こういう感じだよ。先生何もいわないもん。」

「先生、かっこいいね。」(極せんになった気分)

結局残った不良女子とは、話が弾む。金髪や欝の男子とも、まぁまぁ。

休んでいた病人たちには、「ごめんね!もう大丈夫だからね!ゆっくりやすみなよ!」 不良女子どもは、それをじっと見ている。

そのうち、不良ではないが、サボり組みがぞろぞろと来室。

(この学校、保健室登校いなかったんじゃないの?)

「こういう状態、いつもだよ。海野が好きだからな。」

保健室の先生は、ここでも人間関係を築いて、人気なんだな。

でも、たしかに、こんなに荒れているとは話を聞いてなかったはず・・・それに、私の給食は用意されてなくて、ナンだ、この学校は!たいていは、養護の先生が、きちんと手配をして、校務技師さんが、世話を焼いてくれる。ここの職員室の雰囲気の悪さ!管理職や先輩が若い教師に嫌味をいう。若い教師は、管理職の悪口を私のような臨時に平気でこぼす。どの教師も怖い顔していて挨拶すらしない!なんだ、ここは!

極めつけは、放課後の下手に刺青だらけの少年の登場。顔中ピアスと茶髪。だらしない私服。その少年が突然無言ではいってきて、ばたりと、保健室のベッドにへたりこむ!な、な、な、なんだ!寝返りをうったとたん、たばことライターがポッケから落ちる!

「君、だあれ?ここは、学校だから!学校の保健室だから。友達の部屋じゃないから、そういうのやめて!」

「そいつ、めったに学校こないやつ!だから、来ただけでありがたがられて、何でもありなんだ!」と、うちとけた不良女子が教えてくれる。

「今まで、何してたの?」

「寝てた、朝方に寝たから。」

「夜何してたの?」

「遊んどった。」

「そんなお金どうしたの?」

「先輩とかに、もらった。」

「働いているの?」

「テキ屋やったり、解体屋したり、でも、だるい。やめた。」

「この刺青どうしたの。」

「自分で彫った。こっちは、先輩がした。」

「いたくなかった?」

「別に。消したかったら根性焼きでとる。」

「今まで、悪いことしてきた?」

「何でもやった。今、傷害で裁判中。判決がでれば少年院へいく。よければ、ホゴカン(保護観察処分)」

(隣で、不良女子が「本当だよ。」と、確証してくれた。)

「クスリはやめとき!」

「ガスはやってる。めちゃ気持ちいい。」

「暴力団は、入るなよ。自分を大切にするんだよ。地獄だよ。」

「うーん!でも、先輩がいうには、結構上のほうになれるっているから。やさしいし。」

「高校は?」

「小学校からこうだから、まったくわからないし。」

「小学校から刺青なんだ!」

「まぁね!」

「あんただって、いずれ好きなひとができて、恋をして結婚するんだよ。子どもだってできるよ。そのときのためにも、自分を大切にするんだよ。自分の命を守らなければ・・・・」

「なんか、ふたり盛り上がってるジャン!」、の茶々をいれられて、私は、われに返る。刺青少年は、案外素直に質問に答えてくれる。見ためより、ずっと素直だ。ただ、とにかく愚かなだけ。

ただ、この少年少女たちの世界なら、同級生をいじめ殺すくらいのこと、平気でできそうな、そんな価値感をもっている。

「いじめはいけない!」

「はぁ、何いってんの?」

の雰囲気である。

教師ドモが、保健室に不良らのご機嫌取りにやってくる。

とにかく全員が去ってしまったあと、残った事務を片付けて、

(ここの仕事2度と受けない!)と、誓って学校を出た。

「失礼します。」の挨拶に、誰も教員は、応えない。

こんな教師ドモだから、こどもたちが荒れてしまうのか。子どもが荒れて教師が無気力になったのか。わからん!

それにしても、一部の不良女子以外の女子と、会話しながら、つくづく愛らしい憂いをきいた。

「地球ってどうなるの?滅びるの?」

「大丈夫だよ。滅びない!あんた達にかかってる!」

「どうして戦争になんか、なるのかぁ。戦争やだし!」

「そうならないために、力をつけるために、今勉強してるんだよね!」

「先生ってどういう仕事しているの?担任もつ先生じゃないの?もう、こないの?きて欲しい!毎日きてほしいよね。」

「ありがとう!そのほめ言葉うれしいよ!」

「他の中学もいっているの?他ってどんなかんじ?3中より悪いところある?」

(ないよ)

「みんな、がんばろう!嫌なこともあるんだけれど、地球を守るために!」

くさいセリフにも こっくりうなずく14歳の生徒。

「うち、地球温暖化やだから、エアコンがまんしてねてるんだ!」

「本当だね!先生もがんばるよ!」

このさわやかなやりとりが、唯一のお土産だった。

古い校舎を、あとにした。

やれ、やれ。

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花いっぱいの遠足騒動

ひさしぶりの更新。

本当に忙しい毎日を送っていた。

一時、実際に過労で倒れてしまった。朝起きて、職員室のドアを開けたとたんに、ぐらりっときて、起きれなくなってしまったのだ。このまま、死ぬんだろうか・・・とさえ、思ったほどの人生初めての不調だった。

たぶん、これが更年期の暗闇のはじまりなのだわっ!と、思い沈んでいたら、最近また、盛り返して返り咲いた。あれは、ナンだったのだろう。また、元気。

レギュラーの勤務先、ちい猫小学校が、運動会の準備のたけなわで、落ち着かず、9月中は英語活動の授業をいれられない。その間に、単発の養護教諭臨時の仕事が、ぽつぽつ入ってきている。

今日は、新クライエント、「大トラ市立第3中学校さん」からの初めての仕事だった。今日の仕事は、「中学一年生の遠足の付き添い」

200名以上のやんちゃな子どもたちを大移動させて遠足いかせる大騒動である。私は、臨時の養護教諭として一日子ども達の健康を預かる役だ。また、新しい先生方や子ども達との出会いがあった。

バスの中では、わがまま盛りの子どもらが、やかましく歌ったり、口喧嘩したり、不平を言ったり。運転手さんの運転速度が速かったのは、早くお役御免になりたかったのだろうなぁ。

行き先は、県内の「花いっぱい公園」

しかし、中学生の興味は、花なんかより、団子と友人関係

公共の休憩所では、わがもの顔にベンチを占領する、お年寄り専用のマッサージチェアを独占して遊ぶ、おやつを食べながら、歩きまわったり、走り回ったり。一般の客にとっては、中学生の集団が、わぁわぁ、傍若無人に振舞うのは、脅威ではなかったか。

帰りのバスの隣の席で、、副担任のベテランは、

「何で、今のこどもたちってこうも幼稚なのでしょう!」とおっしゃっていたが、私の中1時代もこんふうだったんじゃないかしら・・・自分も通ってきた道だから許してやるかぁ、という心境だったのだが、先生方は、嘆いておられた。

「こんふうじゃぁ、来年の修学旅行は、この学年は、なしですよ!」

「集団生活のルールを守るということは大切です!」

「早く動きなさい!」

「バスの中では飲食禁止です!そこっ!なんですか!約束を守ってください!」

そして、きまり文句。

「家に帰るまでが、『遠足』です!」(でた!)

夏目漱石の「坊ちゃん」の中にも、タチの悪い中学生の悪さが、書かれてあるのを思い出した。古今東西、時代を超えて、中学生は、悪い。自分も悪かった。

「中学生とは、一番『人間』に遠い時期である」とは、私自身の至言だ。

早く、予定を終えたのをいいことに、喜び勇んで、さっさと帰宅。

やれ、やれ。自分へのごほうびに、ケーキ買ってたべよ。

やつらだって、そのうち成長して、親になり、社会に出て、立派に生活できる日がくるだろうよ! 一人ひとりは、きっといい子なんだよ!

本当に、やれ、やれ、である。

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エミール、体育祭にはりきる!

エミールの体育祭は、明日だ。

私の渡米中、成田のじいちゃんちに、預けられていたエミールは、始業式にも、到達度テストも、身体測定にも、係り決めも、席替えにも参加できなかった。テストは、放課後に。新しい係りは、誰もやりたがらない「健康観察係り」に、なっていたそうだ。担任のセンセイには、迷惑をかけた。2学期しょっぱな、不本意に親の都合で、3日も欠席させられたエミールは、やっと自宅にもどると、飛ぶように嬉々と登校していった。

「夏休みの計画表の反省」と「ぞうきん2枚」の提出をおねがいします、と優しい声で電話をくださった、担任のセンセイ。

どこまでも寛容なセンセイである。計画表はぐちゃぐちゃになって、テーブルの上にあったのを最後に見たが、行方不明である。学習計画欄に、たった、一言、「やる」と記入していたのを見たが、もっと具体的に、「国語のドリルを何ページする」とか、書くんじゃないのか?と思ったけれど、どうせ指摘しても言うことを聞くわけじゃないので、黙っていた。ぞうきんは、準備して持たせたのに、かばんの中に、ほうりっぱなしである。

毎日、喜んで学校に行き、体育祭の準備にとても熱くのぼせている。制作部の彼は、応援デコレーションの係り。今回は、3年生の応援団長の以来で、制作の総ディレクターとして大壁画を仕切ったのだそうだ。彼の不在の間、色塗り担当の団員が壁画をめちゃくちゃにして、

「あぁ、今回、青組のデコの優勝ねらいも終わった!」と、他の組からの同情と嘲りを、受けていたらしいが、エミールのカムバック後、起死回生、なかなかの仕上がりになった、と誇らしげにか語ってくれた。

「まだ、2年なのに、先輩からまかされて、俺が、原案を描き、俺が、全部制作を指示したんだよ!」と、いかにも嬉しそう。

「そんな素敵な作品を、絶対に見に行くね!」と、いうと、

「体育祭には、絶対にこないでよ!恥ずかしいよ!親くるとこあんまりないんだから!」

という。そんなもんだろう。

この年齢のときにしか経験できない、熱いドラマを、とうやら経験中らしい。

この時代に、いい思い出を作ることこそ、これからの人生を創る基盤になるのかもしれないなぁ。

黙って見守ることにした。

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たくさんのジョブオファアー

帰国して以来、ふだん鳴らない 電話がやけになる。

9月になって、また1週間もたたないうちに、ちい猫小と三毛川小のほか、3校からのジョブオファーがあった。

運動会の養護係り、遠足の付き添い、保健室のお留守番。登山の付き添いなんて、「どうするよ!」というのも、あった。

どれも、ありがたく予定を調整して、英語指導のかたわらお受けすることにした。

ただ、今朝、教育委員会からのジョブオファーには、度肝をぬかれた。長期雇用で、学生アドバイザーをするというもの。雇用条件もいいし、やりたい仕事だったので、どうしても請けたかった。学校現場において、虐待にあった子供や親の愛情を受けれなかった子供たちのこころのケアをする、といったもので、私が一番やりたくて、心からのぞんでいるものだ。苦しんでいる子供たちの力になりたい!

ただ、受けるには、なるべく早く着任のこと、という条件。緊急事態らしい。

9月からは、2小学校で、すでに英語指導の仕事が決まっており、そのほか、こまこまとした臨時養護の仕事もはいっているので、ちょっと無理だ・・・大学院のこともあるし。

いろいろ迷った末、今回は、見送ることにした。縁がないってことだから。今いる子供たちと、すぐ、さよならするわけには、いかない。長年付き合ってきたセンセイや、待っていてくれる先生たちを裏切るわけには、いかないから。幸い、その学生アドバイザーの職には私のほかにも候補の方がいる、ということなので、安心した。きっと、そこにいる子供たちは、その新しい先生によって、救われるだろう。

待っていれば、また、きっといいジョブオファーがある。

きっと、私を待っていてくれる子供たちと出会える。

収入やステイタスや雇用条件を、さきに考えるな。

小さな小さな仕事を、すこしずつやっていこう。

私には、私の子供たちが、今いるから。

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アメリカのこども 日本のこども

帰国して、4-5日たった。

いまだ、自律神経が正常に働いていないようだ。昨夜は9時前から気絶しそうな眠気が走る。今朝は、エミールの学校にあわせてなんとか起きたが、子供が登校したあと、倒れそうな体で家事をする。今日から、そろそろ学業再開か、と思ったが、無理をせずに、休むことにした。

以前と同じ日常がはじまった。昨日は2学期になって初めて、ちい猫小に出向く。授業の計画などをたてなくてはならない、のだが、だるくてひさしぶりの職員室の空気に慣れるのがせいいっぱい。

「いやぁ~!連絡とれないから、どうしてたのかと心配してたよ!」

と、H女史。

「すみません!渡米してまして!」

「あいかわらず、色々やってくれてるねぇ!」

「ハァ・・・」

給食もはじまっており、ひさしぶりに昼休みに「きらきらルーム」いったら、子供たちが、待ち構えたように、集まってきていた。

「ハロー!鈴鈴センセイ!」

常連さんたちが、ぞろぞろぞろぞろ、どの子供も一回り大きく成長して日焼けした顔をみせてくれる。どの子供もみんな自己主張したくてたまらないらしい!あっという間に、きらきらルームは子供たちでいっぱいになった。

「ねぇ!明日は開かんの? きらきらっていつ開くの?」

そんな子供たちの問いかけに、子供たちがどんなにこの場所をまっっテいてくれるか、実感して涙がでそう。

「火曜日と木曜日、お昼のお掃除にない日だよ!」

「え~!毎日、きらきら、やっていたらいいのに!」

私と子供には、あまり心の垣根がない。そのときは、紙玉ゴルフをして一緒に遊んだ。子供たちと遊んでいると、ふと米国で触れ合った子供たちのことも、思い出した。米国では、子供たちに折り紙を教えたり、ひとりひとりにハグをしたり、話をしたり、一緒に給食を食べたり、授業見学をさせってもらったりした。本当にすてきな時間をもたせてもらったのだ。なんといっても、実感したのは、子供には国境がないってこと。どの子供も、幸せになりたがっており、愛情を欲しているのだ。別れ際に、やんちゃ坊主に、大きく手を振ったら、いたずらが顔で、手を振り替えしてくれたっけ。

あの子達も、きらきらにくる子供たちも、未来からの使者。帰りのフライトでの、あのひどい体験をして、私の年齢と健康状態では、もう外国で子供を助ける仕事は無理だ、と感じたが、目の前の子供たちを幸せにすることによって、未来を創りあげる夢を間接的にかなえることが、できる、と思っている。

子供たちは、本当に未来からの使者。教育にたずさわることは、どんな小さなことだと、しても、大きな使命をかかえていると思う。

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米国メリーランドへの旅

このたび、2週間ほど一人で旅だちました。

米国メリーランド州の友人宅へ居候して、アメリカ生活をしてきました。彼女の家には、エミールが5歳のときに家族でお邪魔したが、名物のブルークラブ(蟹)にあたって、救急車騒ぎになった苦い思い出がある。今回のメインは、アメリカの小・中学校の見学と授業参加。少しだけ交流。あとは、適当に英語だけの生活をしておいて、英語力の集中スキルアップだ!という、目的だったが、ボニーがかなりハートなスケジュールを用意していたため、毎日ねころがっている暇がなくかなり疲れた。

最終日は、ホテルを予約してゆっくり頭を整理しよう、と思っていたが、結局キャンセルして、ボルティモアからダレスまで車で真夜中に空港まで送ってもらった。これが、間違いだった。

結局、ハードなスケジュールをこなしながら、まるまる50時間も睡眠をとることができずに、フライト。15時間のフライトは、まさに、地獄で拷問を受けているような過酷なものだった。強い吐き気と頭痛、熱、15分おきにトイレで吐いていた。水すら飲むことができずに、もう、どうにもこうにもならなくて周りの目を気にせずに、がたん、とくずれた。エコノミークラスの席は、奴隷船の中の丸太になったような狭さと不快さ。幻覚まで見えてきたので、これはやばい!と客室常務員に、訴えて、世話をしてもらった。やっと、成田に着いたときには、動くこともできずに、車イスで空港のクリニックへ直行。

結局、極度の疲労と睡眠不足により自律神経がズタズタになっていたそうだ。

もう、2度と、時差のある場所への飛行機のたびはしまい、と決意。

本当に苦しい帰国だった。

国内線の予約をキャンセルして、その日はとにかく空港医務室で少しや済ませてもらい、そのあと、成田近くの実家へ直行。

年老いた親には悪いが、かなり緊急事態だったので、一晩やすませてもらった。

ひさしびりに、日本の風呂につかり、味噌汁を飲んで、ぐっすりこけたら、なんとか起きれるほどに回復。

とりあえず、エミールをひきとり返ってきた。

ホテルに預けていた猫も、ご帰還。夫も迎えてくれ、やっと、ほっとすることができたぞ。

しばらく英語をきくのもいや!

だけど、よく こんな旅をひとりで計画して成し遂げたものだ、と自分ながら関心してしまう。そして、やはり健康が一番。

この帰国騒ぎのおかけで、体重が渡米直前より2キロ減っていたのは、びっくり。うれしい!

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健康診断

夏は、職場の健康診断がある。保健のセンセイから、「かならずいってくださいよ!」と、念を押されていた。へい、へい、といいながら、ごまかした年もあった。

だって、これが、すごく嫌なのだ。なぜか、というと、体重測定があるから、だ。健診の1週間前くらいから、にわかダイエットするのだけど、年々健診ごとに体重が増え続けている。中年ぶとりで、基礎代謝は落ちているきているのだから仕方ないのかもしれないが、やはり鏡の前の私の体系には、落ち込む。年をとるのは、どの人にも平等なのだけれど、ふとりたくありません!でも、ふとる。

今回は、さすがへこんだわ。

なんと、臨月のときと同じ体重に、なってしまった私。

悲しい!うつの急性期のときには、食べれなくてやせた。慢性化すると、過食ぎみになり、ごろごろしていた3年間。若いときと同じくらい食べるし、好物はおいしくいただいていた。

そのツケだろうか?おまけに、このごろ机じっとしていることが多いので、余計運動不足だし。田舎だから、移動は車。世の中、エネルギー危機だというのに、私の体には、エネルギーが余っているのよ。この脂肪を、なんとか電力に変換できるような新技術の開発がなされないだろうか!

焼石に水かもしれないが、とりあえず、昨日と今日、夕暮れどきに、30分ほどウォーキングをしてみた。

たぶん、3日坊主だろうけど。

どうにかならないか!この体重。

がくっ!

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ド真夏だ!

暑い!

でも今年の夏は 何故か快適だ。どうしてだろう?

いわゆる「子供ごと」が、ぜんぜんないからだ。

子供を産んで育て始めてから、夏は「子供ごと」を計画・遂行するのに、頭が痛めていた。宿題の管理、日常生活のすごさせ方、遊び相手の心配、家族旅行や夏のイベントさがしに、帰省の計画。夏休みの工作や研究などは、私がほとんど作って提出させたことがある。

今年のエミールは、14歳の誕生日を目前に控えて、

「もう!ほっといてくれ!」

だそうだ。

宿題も、だらだらの生活も、まったくほうっておいていいのだから、ラクなのだ。遊び相手の確保なども心配しなくていいのだ。部活にいき、午後は無為に過ごす。これで、いいのだ。少年サッカーの試合の応援や世話当番もしなくていいし。

あぁ!猫とおなじ、食べることだけを心配してやれば、いいのだから。

それで、主婦業をこなすと、自分の時間を確保できる。

ある日突然、「おめぇ」呼ばわりするようになり、少し黙っていてくれ、といわれるようになったので、黙っていると、「ねぇ~学校でさぁ~」と話かけてくる。そのときだけ、共感してやったり、意見をいったり、喧嘩したり、一緒に笑ってみたりすれば、事足るようにまで、成長したエミール。時には、社会問題に関心をもって調べたり、哲学的なことを述べたり、つたないながらも自分の価値感や自己主張をしっかりするようになったので、まともに思春期を迎えていることに、とりあえず安心している。

ほぉ~と、深いため息。

それで、この夏、自分のペースで時間をすごしている。

夏のうちにしなければならない家事も、ひと段落して、(家中のカーテン洗いとか、玄関洗い、庭の掃除など) とにかく、大学院と語学力のスキルアップをしなければ、と学業への確保をしているうちに、暑いながら、あっという間に時間がたってしまった。

「うつ」のほうは、自分でも忘れるくらいに、症状も落ち着き、今のところは、私の脳みそのほうで、おとなしくしていてくれる。

ところで、先日の試験は、悲しいことにたぶん再試だろう・・・7月の大阪でも試験の結果が、かえってきたが、あんなに手ごたえがあった、と思っていたのにもかかわらず、C合格だった。合格だから、おめでたいのだけど、あれでCなら、先週は、絶望的だ。とりあえず、9月も上京することにした。厳しいなぁ。落ち込んでばかりいられない、ので、次の科目に取り掛かった。

エミールを、映画制作プロジェクトに送り、待っている間、近くの図書館で、ドイツの教育制度についての文献を読む。教育制度の比較が、今回の課題なのだ。がんばれ~!

考えてみたら、渡米まであと1週間だ!

スーザンとも、連絡とれてないし、準備もそろそろしなくては、と同時進行で、セシールに、あわてて旅行用の安い下着など注文。その他も、機内でもエコノミー席で少しでも快適にすごすための便利グッズなども、購入する。スーザン一家への土産やら、旅程の計画やら、もうぎりぎりにするしかない!今は、毎日が忙しい!パスポートの期限まだ、あったよね?、という呑気さだ。20年ぶりの単身での海外。エミール、実家でお留守番。夫と猫、実家でお留守番。

と、言う具合に、今年の夏は、なんか充実している。うつにならない8月なんて!

青い空の下。なんか、ちょっと夢っぽい!

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ふたたび試験だよ~ん!

2度目の試験。今回は、地方試験はなくて、東京にいく。

東京、アツ~イ!まるで蒸篭の中の中華まんじゅうになったように、蒸された。このごろは、クールビズで、どこも冷房を下げているから、暑い!夏の都会は最悪だ。

入学以来4ヶ月ぶりで、自分のキャンパスへ出かけた。勇んでいったが、まったく緊張感がわかず、集中が悪くてろくな勉強せずに受験したのが、今回は奇跡の神風は吹かず。先日の選挙の自民党のような、大惨敗の結果でした。選択問題は、スクラッチカードのように、「これかなぁ?」の、くじのような解法で解いたし、記述は、まったく何も書けません状態のまま。あれで、合格させるような大学院では、もともと駄目な学校でしょうから、反省して、きちんと勉強します。これから。

それでも、たったの一泊の旅程だったのに、たくさんの出会いがあった。似たような苦しみの中で、研究にいそしむ人達との出会いがあったことが励みでしょうか。

明日から、心入れ替えて きちんと勉強いたします!

そろそろ、スイッチ切り替えて、渡米の準備も しとこう。

みんな、みんな、生活をかかえ、仕事をかかえ、頑張っている。

私も、元気出して、自分を仕切りなおすのです。

帰宅したら、猫もエミールも元気で待っていてくれました。

「ノーベンで(勉強しないで)受験したら、ぜんぜん駄目だったわ!」と、エミールに報告すると、「だろぉ?親子で似るもんだわ!」と、変に同情されたけど、いいの?これで?

ひさしぶりに実家に泊まって、一宿一飯の礼儀じゃないが、年老いた両親のグチ聞きをたっぷりきき、親孝行にふれあいをしたわけだから、ノーベンでも仕方ない!しかし、やっぱ 卒業するって決めたからには、心を鬼にして、まずは、勉学優先にしなくては!頼む!2年で卒業させて!

がくっ!

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リバウンドな日々

パキシル10ミリになってから、昨夜は頭痛とひどい吐き気で、辛いかった。食欲もなく。

今週末に2度目の試験で勉強しなければ、と、思ったが、あんまりひどので、早めに休む。キャンドルを灯し、リラックス音楽を流して、仰向けに寝て、千年灸をツボにすえる。デパスのせいで、難なく眠る。

今朝は、気分がましで、カーテンを4枚洗う。珍しく、雲のない空。

家事をこなしていたら、夕方。今から勉強だ。

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あきらめる。

エミールの通知表には、のけぞったけれど、懲りることなく、まったく夏休みの宿題とか、1学期の復習とかに 時間を費やしているふうでもない。

制作芸術部にも、夏休みの活動がある。

なんだか、わからないけれど、和菓子作りの体験、和紙作り体験、体育祭の垂れ幕作りに、ポスター。なんだか、一貫性がない。

それで、家では、ゲーム、マンガ、テレビ。

教育史のレポートを書いていて、ふと、思った。 

ルソー、モンテッソーリ、ぺスタロッチ、オーエン、新教育の担い手が みんな主張してきたこと。消極主義の主張、博識主義、知識偏重主義の否定 等々。

4や5の並んだ通知表を見ることは、あきらめる。

親の思うようには、子どもはいかないようだ。

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コクゾウ虫体験

田舎暮らしってものは、都会では絶対にできない、いろいろなことを体験させてもらえるので、ありがたい。

この年齢で、はじめてコクゾウ虫さんとの「ふれあい」をさせてもらった。

こういうこと、である。

毎日食べるお米は、月ごとに、スーパーで購入するのでなくて、知人の農家から、自家用に無農薬栽培しているものを、直接に売ってもらっている。新米の時分に、一年分、玄米でまとめ買いをする。うちは、パンも麺も食べるので、3人家族で、年間90キロで、十分。梅雨のころまでに、食べきって、8月は、新米の時期までをスーパーの米を買うことにしているのが、サイクルである。

30キロの米袋のうち、台所に一袋、残りの2袋は、押入れに湿気をこもらせないように、配慮しながら保存するのであるが、それでも最後の一袋は、かなり味が落ちている。玄米を、その都度、自家精米機で、必要な量を精米して炊く。普段は、部つきにして胚芽もとるようにしているが、ときに、玄米でも食べる。このごろは、味覚を肥えさせたエミールが白米にしろ!うるさい。

でも、栄養があるんだよぉ! と、なだめながら、なるべく白米をさけてきた。

ところが、である。今年は、押入れの除湿を怠った。定期的に除湿機をいれるのだが、面倒でしなかった。しかし、今年の梅雨は長雨で、雨量も多かった。

なんか、いやぁーな予感がしていたので、おそる、おそる、最後の米袋を開けて、のけぞった!

ひえ~~~!

大事な 30キロの米の入った袋の中いっぱいに、黒い虫がわいている。もう、うじゃうじゃうじゃうじゃ、いるわいるわいるわいるわ!それが、袋を開けたとたん、どんどん外に這い出てくる。うじゃうじゃうじゃうじゃ!

こんなこと、はじめて!

捨てるべきか? こんな米食べらんないよぉ~!

30代の頃なら、文句なく捨てていただろう。

でも、40代も とうに越えた私。冷静に問題解決にかかった。

はいでた虫は、とりあえず掃除機で吸い込んだ。それから、とりあえず袋を表に出し、インターネットで検索をした。

「米のQ&A」と、検索。

ありがたい!ヒットして、すぐに、米に沸いた虫が、噂に聞いていたコクゾウ虫であること。無農薬玄米にたかること。この虫がわくってことは、その米が本当に無農薬だってこと。間違って食べても害のないこと。多量に沸いたなら、一気に精米して、冷蔵庫の野菜室で保存すれば、いいってこと。田舎に住んでいれば、最寄のコイン精米所にいって精米すれば、ワケないこと。玄米のままならよく洗えば大丈夫な、こと、など、を知る。

なぁるほど!

よし!近所のコイン精米所初体験。300円できれいな白米になった。仕方ないけど、これは、白米で食べきろうなぁ。

きれいなごみ袋に3等分して、野菜室にいれる。一袋だけ米容器にうつして、さっさと食べることにした。

それ以来、毎日炊飯器の中は、きれいな白米。味は悪くない。黒米をまぜたり、発芽玄米を混ぜたりして、栄養を考えることにした。

それにしても、コクゾウ虫体験で、私は勇敢だった。

袋を 覗いた瞬間は 腰が抜けてしまったけれど。

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980円のミステリー

DS機は、思ったよりいい感じ、である。

家計簿記入が、本当に楽になった。自動で、一日の支出を計算してくれ現金の残高がわかる。いつでも、すぐに入力ができる。ノートに記入するよりデータ管理が容易。ただ、高価な買い物だったなぁ…(泣)

夫が、携帯代の節約のために、ソフトバンクに変えたいから、一緒に変えよう、と誘う。私は、携帯電話には、まったく興味がなくて、AUのジュニア携帯をエミールと共同で使っているくらいだ。不必要なメールもしない。仲良しメールもしない。くだらない!と思っている。ただ、社交のマナー上や、学校や職場の事務連絡のために、保持しとかないと、困るから仕方なく所持している。

携帯に興味なくなったのは、何年か前に、海外へ行って帰国したときに、日本の空港で見た異常と思われる光景にショックを受けたからだ。外国にいたときは、ケータイが使えなかったので、それなりに日々を送っていた。ケータイで画像をとる外国人観光客もそれなりに見たが、当時は、どこの空港も電話機能を使う人々しかみかけなかった。

それが、日本に帰ったとたん、どの人もどの人もケータイ画面を覗いている。当たり前の光景が、外国に出て、帰国してみると、異常な光景にみえた。この国のゆがんだ精神を発見したような感覚に襲われて、気分が悪くなった。何がそんなに伝えることあるのか、指でカチカチと文字を打ちこんでいる。あちこちで鳴りひびく着信音。このごろでは、着ウタとな!聞きたくもないときに、聞かせられる耳ざわりな着ウタには、うんざり。それ以来、ケータイを解約して何年もすごした。それに、電磁波と環境や人体の関係も、気になる。伝書鳩が帰ってこなくなっている。脳腫瘍が増えているとか。

このごろでは、子どもの学校の緊急連絡もケータイメールで一斉送信になり、仕事や社交生活の上で欠かせないデバイスになっている。もっているのが当たり前、という時代だ。私の74歳の父もケータイメールを使いこなす。仕方なく、なるべく経費のかからないジュニアケータイを契約するが、「今時、だせー!機種変しろよぉ~!」とエミールには馬鹿にされている昨今。

そんな折に、「基本料金:月額980円、家族間通話とメール無料だってよ!変えようよ!」と、夫に誘われて、店頭に見に行った。ジュニアケータイよりも、はるかに斬新のデザインなのに、機種代もかからない、という。

その気になった。契約しても、いいかな?DSも購入したんだし、さ!

印鑑や運転免許なんか、をもって、いそいそ契約に出かけたのでした。

本当に、ケータイ会社を変えて得なのか、よ~く接客のお兄さんにあれこれ、質問してみた。色々お得なサービスの内容は、なんだか複雑で説明してもらっても、よくわからない!○○プランと××プランの内容の違いは、なんなのか、自分だったらどっちがお得なのか、迷っていると、横で夫が

「どうせ変えるなら、最新型の機種にする!」

と譲らない。営業職から事務職に変わったはずだし、忙しくて誰これにメールなんか、する暇も電話をする暇もないくせに、びっくりするような金額の請求がくる。私の場合は、メール機能と電話機能をもっているが、月額平均、2000円強に抑えるようにしている。

夫の場合、忙しいくせに、ワンセグだのテレビだの、インターネット検索に、ナビゲーションつきだの、曲のダウンロードなの!そんなにケータイに依存できる時間があるのだろうか?我が家には、パソコンも、一生かかっても聞きこなせないような数のCDも、春に購入したばかりの、地デジのテレビもDVDプレーヤーも、ある。(こんなたくさんのCD、聞かないんだから売りなよ!と、提案すると、夫激怒するので、放置しているが、無駄だなぁ、というも思う)なのに、この後に及んで、最新機種のケータイだとぉ? ワケがわからん・・・・

それで、最新機種とやらを、見せてもらったが、テレビも画面が小さく見にくい。ネット検索も老眼の入った目には見にくい。これは、使いこなせないわ!

高額機種の分割プランがあります!と お兄さん。

「ちなみにケータイの機種って、どのくらいの期間で、新しくなるのですか?」と、聞くと

「半年ですね。一年前の機種はもう製造そのものがなされませんから。」と。

半年?じゃぁ、分割払いで8万円の機種を買っても、自分のものになったときにはケータイそのものはまったく無価値で、また購入するはめになるってことか!あまりに高額な玩具だなぁ・・・

それでも980円は気になるが、、よくよく冷静な頭で聞けば、やはりAU解約料金とか、番号ポータビリティとやら、お金がかかり、使い始めても、しばらくしなければ、基本料金は安くならず、さらにやっと安定しはじめても、通話とメールのオプションをつければ、私でも、最低3,000円になる計算だ。

夫の場合は、今までの欲望にまかせた乱雑な使い方では、まったくケータイ料の節約にはならず、むしろ高くなるってことがわかった。さらに、980円の魅力は、家族で全体に変えなければ、つき合いのあるひとも、みんな含めて、ソフトバンクにかわらなかれば、結局あまりお得にならないのだった。夫のケータイが安くならない以上、私だけ変えても、意味がない。実家の父がソフトバンクに変えて、家族割りを、楽しみにしていたが、

「ごめん!やめたわ!とうぶんジュニア携帯でいいわ!」

エミールにも、中学生のうちは、持たせない方針を言い渡してある。都会の子どもは小学生でも、もっているよ!というが、必要はないので、もたせない。周囲の中学生の保護者もほとんど、そういう方針で与えていない。

エミールが、持ってもいい年齢になったら、みんなでソフトバンクにはいろう!それまでは、これで、いい。不便じゃないから。だいたいメールかちかち、うざい!

それにしても、不思議だなぁ。化石燃料とコンピューター機器でどんどん生活を便利にして、頭で考えなくても生活できるようになっていく反面、結局また、同じを使って、「脳を鍛える」だの、「運動能力を鍛える」だの。体動かして、頭動かせば、それで済むものを!

欲望が、新たな欲望を生む。消費のために、生きている、ってナンかむなしい!自分自身にあった生活価値を考え直すっていうことが大事なんじゃ、ない?

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魔がさした事件簿

先週の週末は、どんより曇っていて、分厚い雨雲がいつまでも頭上にのさばっていた。頭痛がした。

いい加減、太陽の光を浴びたい。涙がでるくらい、曇りの日が精神に、こたえる。

ソファの上で、ふと、決意する。

よし!こわれかかった、洗濯機と冷蔵庫を購入するぞ!

もとをとるくらい使ったこれらの家電、壊れる前に対処の行動にでることにした。長雨の憂鬱がなかったら、こういう決意はしなかっただろう。と、いうのも、毎日の洗濯に疲れ果てていたからだ。

ただでさえ、晴れる日が少ないこの土地に引越してきてからというものの、洗濯ものの乾燥に対する工夫には、様々な知恵をめぐらしてきた。電気代をかけない自然に優しい、なおかつ衛生的、という3元方程式を、主婦力をかけて解法していくチャレンジを続けた。

風呂場に強力つっぱり棒をとりつけて、洗濯物をかけて干し、戸を締め切り、除湿機をかけ放す。風呂場と洗濯ものを一気に乾燥して、一挙両得かと、思ってみたが、これは衣服が臭くなる。それで、換気扇をかけたまま石油ストーブとたく方法に改善。これは、最近高騰している石油代を考えると、もうできない。それに、入浴時に頭上を衣服がぷらぷらして、邪魔である。

軒下に干して、生乾きにした後、衣類乾燥機で仕上げ。これは電気代がかさむ。なんせ、年代物の衣類乾燥機なので。

それで、汚れ物を2-3日溜め込んで、まとめて洗濯後、コインランドリーで乾燥。ふんわり乾いていいかんじだ。でも、近くにないので、雨の中、車ででかける時間を予定にくまなければならない!

・・・いろいろ試しながら、梅雨中、毎日なんとか、がんばった。エミールも夫も、そんな私に協力してくれるどころか、ぽいぽい、と着替えては、

「ないぞ~!」と、ふろ上がりに偉そうにどなる!

もう!やだ!

最新のドラム式の、省エネで、水道代のかからない、一番性能のいいやつを購入しよう、と決めた。

ついでに、いつ壊れるかわからない冷蔵庫もこの際、付け足そう。冷蔵庫は壊れて、あわてて購入するのは、大変だ。170センチもある400ℓ級の大型の旧式冷蔵庫を思い切って、小型の250ℓくらいのものに変えることにした。毎日食材を買い、作り置きのくせもない私。冷凍食品もほとんど使わない。食品を無駄なく使い切るには、小さめのほうが、いいだろう。安いが150センチの高さには、レンジがのるので、省スペースになる。

それで、この2つを購入する決意をする。

さらに、狭い自分の部屋にひきこもりはじめたエミールの部屋に除湿機能のついた簡易型エアコンを取り付けてやることにする。南東の角の3畳の部屋は、いくらなんでもドアを締め切れば暑いだろう。ドアを開放して風をいれなさい、といっても、言うことをきかない。突然ドアを開けると猛然と怒る。地団駄ふんで、怒りを爆発させるのだ。小学生の頃は、いつも無頓着にドアを開け放しており、あんまり蒸し暑い夜は、扇風機2台を使って、冷風を私の寝室のエアコンから送ってやっていたが、もう、そういうわけにもいくまい。小さな安いエアコンのドライ機能くらいは、いいだろうな・・・・

それで、この3点を購入すべく、大型量産店のAとBにいって、物色して、見積もりを出してもらう。A店は接客が丁寧で気持ちがいいが、B点の値段が6000円安かった。それで、B店に決めたものの、店員の接客態度がひどくて、不快だった。(6000円くらいならAにすれば、よかったと後悔・・・)

そこまでは、まぁ、よかった、

どういうわけか、最近コマーシャルで見た、DSの家計簿ソフトが気になった。DSソフトを使えば、家計管理が手軽になり、データも整理しやすい。まとめてパソコンに打ちこんでおけば、毎日細かい支出は手元で入力できるんじゃないか、と。ソフトだけ買えば、夫やエミールのDS機を貸してもらえるか、と。

ところが、店頭にならんだDS機のサンプルをみていて、メタルローズという色の機種がムショウにほしくなった。

自分のDS!

あんなに、DS機の購入や過剰な依存に警戒心をもって反対していたのに、店頭でのきらびやかな電気製品の陳列にそそのかされたのは、絶対に、悪天候の生徒しか、思えない!

数十万の家電を一気に買ってしまったこともあり、クレジットカードの支払いなので、「まっ!いっか!」の感覚で、ソフトに加えて、DS本体を、考えもなしに購入してしまい、ちょっと罪悪感にさいなまれている。

魔がさした、のです。

あんまり、いらいらして、買い物依存の方向に走ってしまったのです。

一家にひとりDS機があるって?いいのか?

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カイホウ感!

郵便局が閉まるぎりぎりに、レポートの第二課題を速達で出し終え、肩の力をほっと抜く!

今月も長い戦いだったなぁ。この1週間、遅れに遅れ、追われに、追われ、様々なことにも、めげず、よくやり通した・・・

「西洋教育史特論」よ!さらば!

夏休みに入ったとはいえ、長雨に精神をやられ、歯を食いしばり、自分を叱咤激励しながら取り組んだレポート課題4題。

間髪をいれずに、明日からは、「比較教育論」と10日後の試験勉強をはじめる。時間がない!

でも、今日くらい、何か DVDでも見ようかな。

春に買ったテレビとDVDプレーヤーの使い方を、まったくマスターしていなかったので、今日、マニュアルをみて好きな番組を予約してみた。本当に機械の扱いは難しい。文明の利器をぜんぜん使いこなしてない自分も情けないが、考えてみれば、娯楽のためにテレビ番組やDVDを見る時間がなかったなぁ。

で、ブログの更新を一気にしておこう!

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夏休みのはじまり

夏休みがはじまった。

小学校時代は、夏休みでも、友達と川泳ぎや山歩き、スポーツやキャンプに楽しそうにでかけていたエミール。何故か、今年は部屋にひきこもっている。食事とテレビ、パソコンをいじる以外は部屋にいる。かろうじて部活があるので、午前中は学校にいく。パソコンをひとしきりやり、あとは、部屋のドアをしめきり、「入るな!」と厳命。猫は無条件に出入りを許される。中での様子はさっぱりわからない。

部屋の環境を大して整えてやっているわけではない。ほしがるのノートと筆記用具、雑多な本(ほとんどマンガ本)ゲーム機(PS2)と小さな粗末なテレビだけ。ゲームソフトは三国無双、戦国無双、パープロ。DSはお年玉で買ったが、夢中になっている気配はなし。エアコンなしの3畳。中国製扇風機。いまどきの田舎の庶民層の子ども部屋だろうか。

不在のときには、勝手に掃除に入るが、特別荒れている様子もない。不思議ときちんと整理されている。(プライバシーを侵害するつもりはない)

つまり、成長発達の過程の次の段階に入ったのだろう。あんなエアコンのない狭い部屋にひきこもられると、精神衛生に悪いのではないだろうか、とちょっと心配になるけど。心配無用か。

エミールは幼虫から、「サナギ」になったのだと、考えることにした。私とのコミュニケーションはあるし、同じテレビ番組を楽しむことはある。学校のことも断片的には伝えてくれるのだから、心身ともに健康な証拠だろう。養父との会話はなし。養父からの働きかけなし。お互いニアミスを避けている。

家庭では、まったく勉強せずに、成績は中くらいの平均。学力テストでは、家庭での学習なしてでも偏差値55-60未満くらいに位置しているので、精神年齢や知能はごく普通か、少しはいいのかもしれない。学習意欲にムラ(好きな科目は徹底的に、学者並みに学習するが、興味ない科目を克服しようという意欲なし)全体的にノート提出や、学習の態度はかんばしくなく、平常点や教師の評判は今ひとつ。世間の都市部を中心とした教育の学力偏重主義や進学熱に不安を感じている様子もなく、われ関せず、マイペース。

明朗。いい加減。そこそこ。学校・教師に対する不満なし。生活習慣(自力で起床して、自分のケアをする、時間を守って登校する。学則を守るなど)は問題なし。親はうざいし、干渉されたくない。性に興味をもつ。この辺は健全は発達をとげているのだろう。

私のほうは、先週の辛い体験からのPSTD傾向から少し立ち直る。当事者からは、間接的にしても謝罪がはいったので、気持ちも多少は救われた。色々な経験をして人間は生きていくものだ、と割り切るエネルギーが出てきた。なんとかパキシル10㎎と、頓服のデパス、それに、催眠剤で日常をこなしている。長雨のせいで増大した家事と大学院のレポートに追われているのでそのことで、「自分」を回している。

新聞の記事で知った、経済格差に苦しむ人々、突然の天災に心身ともに疲弊している人々のことを思うと、自分がこんなふうに同じところで、もたもたしているのはよくない、と戒める。

所属している国際センターを通して、現地の外国人被災者へのボランティアの依頼を受けたが、今の私には能力的に無理なので、地元銀行から、熊本と新潟の被災者の方々へ金銭の寄付をすることにした。去年のこの地方を襲った水害や何年か前の地震による被害のときも、そうやって支援を受けたこの土地で生きる私。なんらかの支援活動をせいいっぱいは参加させてもらいたい。ただ、物資は倉庫に入りきらないくらいになった、との報道を受けて、お金にした。

早く現地の人々が立ち直るように。暗いニュースばっかりだけど、希望はあるよ!

私も、今日一日自分のいるところで、与えられた仕事を勇気をもってやり遂げるから。

現地の人たち頑張ってください!

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太陽のありがたさ

昨夜は、病んだ心のまま、とりあえず、エミールのPTAの会合には出席。社会的な義務ですから、欠席するわけには、いきません。えぃっ!とがんばって、出かけた。

でも、長年親しんできた、PTAの保護者方とひさしぶりに再会し、なごやかに、ざっくばらんに、地域の子ども達の成長を真剣に考える人々の中にいたら、忘れていた居場所をとりもどしたような気がしてた。癒された。終了したとき、あちこちの保護者仲間と、

「ひさしぶりだねぇ、元気でいた?」など、と、挨拶をかわしているうちに、少しだけど元気になって帰宅した。

嫌な体験は、そのときだけは忘れ、言葉を発するエネルギーがでて、夫に対する被害妄想も、少しずつ、和らいだ。それで、昨夜は、いつもより、ぐっすり眠れる。

今朝は、だいぶ回復。遅くに起床したが、かろうじて子どもの朝食を準備してやり、学校へ出せた。午前中に、不安感が少なくなり、動けるようになった。

ほっ・・・

外出もできたし、外での対応も怖くなかった。心の中で、未消化だったトラウマは、すこしづつこなれてきたようだ。傷ついた自尊心も回復してきた。

それから、大学院の仲間のホームページをみながら、そうだ!私には、使命がある!と、思った。自分の人格や生存権まで否定されたような体験での、心の傷に少しかさぶたができてきたような前ムキの気持ちが生じてきた。

大学図書館から、新しい文献を借りてきて、買い物を済ませ帰宅する途中に、明日の終業式に備えて早めに下校した低学年の子ども達とすれ違う。さすが、子ども達に話しかける気力なく、気がつかないフリをして行き去ろうとしたら、

「あぁ!鈴鈴センセーイ!センセーイ!おーい!おーい!」と、後ろからコールが、かかる。嬉しかった!

子ども達に癒されている。

どんなに駄目でも、がんばってきた分、子ども達の心の中に今、私のイメージが刻まれているんだな。私にしかできないことがある。

モンテッソーリメソッドの文献をこれから読むことになるが、子ども達が健やかに成長して人材になるような仕事がしたいものだ、と願いながら、ページを開く。いばった権威的な大人は許せない。でも、子どもがすきだ。

今日は、何週間ぶりだろうか、太陽が出た。太陽が、なければ!

今日は、ちゃんと、夕ご飯が作れそうかな。

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ひぐらしの声

朝晩、ひぐらしが悲しげに合唱する時期となった。

私は、「まさか」のぶり返しに苦しんでます。ブログを書く気力もないくらい落ちてしまいました。 この長雨のせいでもあるのでしょうが、昨日、ちょっとした事件がありました。敬愛していた、と思っていた方から、ひどい一言やみにくい人格の一面をみせられて、傷ついて以来、パニックやらうつ症状やらがもどってしまいました。何でもないときなら、こうは衝撃を受けなかったでしょうが、もう、その場所にもいきたくないし、その人の関係の話を聞くだけで、本当に、吐き気がしてしまいます。

何気ない、感情的な一言は、言われたほうにとってはこころの一生の傷になります。そのことを学びました。私の100パーセントの失敗の結果でありますので、お詫び申しあげましたが、関係ないところまで、人格を否定された言葉は、今の病んだ私の敏感の心からは、容易に、消えていきません。あんまりひどい侮蔑なので、その方に、その一言で傷つた旨お手紙でお知らせしました。べつにそれ以上のことは、何も考えていませんが、きっかけで、3年前の状態にもどってしまいました。

不眠、疲労倦怠感、吐き気、食欲不振、被害妄想

また、イチからやり直しでしょうか。調子にのりすぎたのでしょうか。

やらなければならない仕事をかかえて、とろとろ動いています。

子どものことは、手抜きをできません。私のこんな状態のときまで、仕事や自分の趣味を優先にする夫。夫なりの当然の理屈や苦労があるのを理性ではわかっているのですが、感情レベルでは解せません。夫の朝食を作るのはやめました。寝ていたいのです。夜も、待たずにさっさと床についてしまいます。横で、いびきをかいて眠っている夫を恨めしく思う。私が、こんなに苦しんでいるのに、よくもそんなにぐっすり眠れるなぁ、と。でも、朝起きて、気の進まない仕事にでかけていくのだから、休養が必要なのは、わかっているのだけれど。眠れない夜は、孤独感でいっぱいになります。

でも、私と同じように、眠れないほど辛い思いをしている人もいるでしょうし。いや、それ以上に苦悩の夜を迎えている人も大勢します。

ぼちぼちやるしかありませんね。ブログで愚痴ります。

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かゆい!かゆい!戦争

うつ。うつ。うつ。

なんとか大うつを克服したが、慢性中うつを患っている。

理由は明快。

①長雨つづき+気温&湿度↑↑+猫+乾かない洗濯物

  =ダニの繁殖↑↑↑&水虫たむし=痒い×100→眠れな  いし何事にも集中できない

②長雨つづき+3連休=部屋が暗いし片付かない!

③長雨つづき+気温&湿度↑↑=寝苦しい!

④年金問題=夫不在でわずかな帰宅時も疲労↑↑で機嫌悪い   =家庭がガタつく

⑤エミールのテスト成績表に印鑑=失望↑↑=ヒステリー気味→エミールわめき応酬=親子喧嘩(近所まる聞こえ!)

朝からもうこのまま死んでしまいたい気持ちだった。

空をみてうらめしい。せめて太陽が照っていればなぁ。ぐちる。

でも、この雨でもっと大変な思いをしているひともいるのだから・・・今回の台風で亡くなった人もいるのだから・・・雨じゃなくて爆弾がひっきりなしに降ってくる土地に生きているひともいるのだから・・・と自分を奮い立たせる。

雨だものしょうがない!とにかく問題解決に行動をおこすべきか。

②は時間が解決してくれる。嘆くことはない。

③は多量の睡眠剤で眠るしかない。

④⑤は、もう私の宿命だとあきらめるしかない!

①に関しては、とにかく行動をおこすことにした。

あちこちダニにさされまくりとにかく痒い!決意して、痒み対策グッズを薬局で購入してきた。とにかく経済と科学文明で戦うしかない。自然が解決してくれるだろう、と、タカをくくっていた時代はもう終わったのだ。だが、全部で10,000円以上かかってしまった!

ダニアース、ダニよけティッシュ、強力かゆみ止め、新発売水虫薬、猫用ノミダニシャンプー、アロマセラピーキットとアロマオイル

ダニは高温と乾燥で死ぬ、と聞いたので、サウナにも行ってきた。毛穴に産みつけられ卵を一網打尽なのだ!あちこちの部屋で香もたいていみる。連休あけには強力ダニとり首輪を獣医にいって購入して、そのあと猫を洗濯する予定。

あぁ、痒いし、憂鬱だ。

死んでしまいたい気分だ。

いっそのこと、今日はトンカツでも食べに行くかぁ!台所やだ!と、一瞬決意したものの、財布の中身をみて、安い豚肉料理に妥協することにした。

気晴らしに、昨夜放映されたフジテレビ制作のドラマ中、仲間由紀枝が演技をしていた橋を見に行った。あぁ、あそこに仲間さんが、いたなぁ、とドラマのシーンを思い出してしみじみながめた。

ちい猫村に初めて来た頃、近所を散歩していて、

「美しい場所だなぁ。映画のロケにでも使われないかなぁ。」と思った場所だったので、今回、ここがロケハンで選ばれドラマと通して全国ネットで放映されたことは嬉しい。仲間さん演じる「山崎水穂」も、東京からのIターンをする女性。土地に慣れようとしてテンション高く奮闘する水穂に自分のありし日の姿を重ねてドラマは楽しく見た。私の好きなベテラン女優、白石和子さんも訪づれていたし。

そんなこともあった、今日もなんとか うつうつながら何とか一日が過ぎた。毎日 痒いけど、いつかきっと この部屋に涼しい風が通って、空も晴れて幸せな日がくるよ!きっと。

うつに負けてはならない!この土地の天気の悪さを嘆いてはならない!

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大うつな日の手抜きレシピ

雨が続く。 人と話をしていても、何故かかみ合わない。心がすべる。

市教委からの連絡で、2学期から、ちい猫小に加え、もうひとつ小学校を担当することになった。その面接があった。校長先生と、英語活動担当先生と、教頭先生、あぁ、新しい人間関係がはじまるんだぁ!いつもなら、嬉しいのに、今日は不安激増。

大うつな日。夕飯作りが憂鬱だ。

いかに時間とお金をかけず、いかに栄養のバランスがとれていて、なおかつ、手抜きに見えない献立。なおかつ後片付けがラク。

こういうレシピ集がでてくれたら!

ひとつ、考えた。

ハワイ風シーフードカレー

①鍋に、トマピューレーと水、コンソメの素と一個加える。

②そこに、にんにくとしょうがのすりおろし(チューブのが便利)、玉ねぎ、人参、セロリ、じゃがいもをすべてすりおろしていれる。

③ベーコンも、適当に切っていれる。

④シーフードの冷凍をがばっといれ、さらに、カレー粉やありあわせのスパイス(ガラムマサラとかクミンとか適当にあるもの)ハーブ(ローリエとかローズマリーとか適当なもの)をいれる。と砂糖、バター1かけらも味をみながら加える。

⑤火に掛け、沸騰したら、鍋ごと温熱器に置き放しにして1時間。(ハーブは後でとりだす)

ようするに、なべに材料をぶちこんで、煮込むだけ。炒めない。トマトとコンソメベースに、カレー粉とたまねぎとセロリはいれないと、まずい。あとは適当にあるものをいれる。量は適当。味付けも適当。いがいにうまい!市販のカレールーでは、胃がもたれていやだ!というおじじもよろこんだ。

「手作りのカレーだ!」と、嬉しがる。おまけに油をあまりつかわずにさらりとしているので、後片付けは水洗いくらい。

温熱器に放置しているあいだに、ご飯をたいておく。かんたんなサラダを用意してもよい。面倒なら、カレーだけ。野菜もたっぷりだし、いうことない!

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雨の日、大うつな主婦の過ごし方

うつにも、大、中、普通時、があり、普通時のうつは、憂鬱な気分でも、なんとかやるべきことをこなせ、愛想笑いのひとつはできるのだ。だが、雨の降る日に大うつになったとにゃぁ・・・

朝、家族はなんとか送り出す。

送り出したとたんに、ふとんに直行したくなる。ふとんをかぶって、一日ぐだぐだしていたい衝動に負けそうになる。ソファに横になると、身体がもう金縛りにあったように、動かない。ぐっぐっぐっぐ!

そういうときは、まず勇気をだして、洗濯機だけは回そう!そして、ごみだけは出しにいこう!すっぴんで眉毛なしでも、さっさとごみだけはだそう!天気が曇りなら、とりあえず洗濯は軒下にでも干そう!ここまで、できたなら自分をほめてあげるのです。

さらに、ことわれる用事は、すべてキャンセルしよう!明日まで、延ばしてもさしつかえない用事は、スケジュール帳に矢印で移動してしまおう!

夕飯のメニューは、一品もの、または丼ものに、プラス、フリーズドライのわかめスープでとりあえずよし!(今なら、旬のトマト輪切りにフレンチドレッシングをかけて冷やしただけのサラダでも、一品になるし。)

あとは、ひたすら何もせずに、じっとしていよう。

自分のせいで、なくて雨のせいです。

雨雲はやがて晴れて、かならず太陽の光が届くのです。

そう信じて、ひたすら、じっとしているのです。

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うつ再燃!

双極性気分障害(俗にいう躁鬱)気味なのだろう。

春ごろは、元気がよかったのに、このごろあまりヤル気がでない。疲労感はないが、今までがんばってきたことに興味がもてなくなってきた。それに、人の集まるところにでかけるのが苦手に。と、いうか、人と話すが面倒に。いろいろな研修も、勉強も、仕事も、どうでもよい気分に。

山になった家事もよいしょ、がいる。食事メニューを考えるのも憂鬱。

猫のほうは、元気がいい。朝から健康のなウンチをして、部屋中を走りまわっている。

天気のせいかな。まぁ、こういうときこそ、自分から逃げてはいけないし、無理をせぬように、うまく自分と折り合っていこうなぁ。

とりあえず、前には進んでいこう。

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セレぶなマダムのガンバの会

ご近所のマダム連の「ぱしり」をやっている。

「おい!鈴鈴。そろそろビールのおいしい時期だから、飲み会を企画しな。」と、ボスマダムに、言われて、1ヶ月も前から予約をとった。(なんちゃって!)

今日は、妙な日だ。

精神科受診をして帰宅。家事をこなして、ぎりぎりまで資料研究。

「宗教革命期における民衆教育の発展とエラスムスの功績」という、テーマでまとめあげなければ、ならない。もう何日もやっているのに、まったくすすまない。今日こそ、これを遣り通して次にすすまんと、レポートが間に合わぬ。今日は、カフェによらず、まっすぐに帰宅したんだから、真面目にやらねば。それから、風呂と夕飯を準備して洗濯モノもきちんとたたんで。

そして、迎えた「マダムガンバの会」

ご近所の人生それぞれのマダムが5人あつまる。

不登校児をかかえているマダム。夫の借金を返すため昼夜なく仕事をしているマダム。家族を自殺でなくしたばかりのマダム。人間関係に苦しむマダム。家族関係がうまくいかないマダム。みなさん、それぞれ内面にかかえたものがありながら、前向きに生活を営んでいる。エラスムスは、とりあえず忘れて、のみ放題でもりあがる。2次会は、ご遠慮・・・と思っていたが、noといえない私は、付き合うことになった。歌のうまい桜子さんのオンステージを、残りのマダムと盛り上げる。いえーい!

遊びなれた桜子さんの、よいしょで、タクシー代をかなり踏み倒して仲良く5人で帰宅したのでした。

皆さん、明日からもがんばるでしょう!

また、季節が変わった頃にやりましょう。私も私の人生をがんばって前向きにがんばりますからね。

本当は、飲み会苦手、本当は、デスクでひとりエラスムスをやりたかったが、みなさんが喜んでいたので、私もうれしくなり、森高千里を歌いまくりました。

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パキシル10mgの重さ・再び

2ヶ月に一度の精神科受診日が、まためぐってきた。

相変わらず、トラゾウ市民病院精神科は、混み合って予約をしても1時間待ちは、覚悟である。

一番の隅のほうに、プライバシー保護の配慮で、不透明なドアつき・看板プレートなしで、設置されている精神科は、このところ、堂々とドアを開け放たれ、堂々と待っている患者であふれている。これだけみても、こころの病の市民権が確立されてきた、と言える。狭い町だから、ときどき、知人に出会ってしまうこともある。

それでも、精神科の待合室は、なんだか癒されるので、ソファの中で素の自分に返っている。もう、通いだしてまる3年。

「2ヶ月ぶり、どうでしたか?」と、いつもの医師の決まり台詞。

「はい。元気でした。症状もなくて活動量も増えても、大丈夫でした。」と、正直に私。パニックなし、病的なうつ症状なし。それは、本当だから。

「じゃぁ、どうしましょうか?パキシル少し減らしましょうか?それとも、もう少し、様子みましょうか?」

「いや、がんばってマイナス10㎎で2ヶ月やってみようか、と思ってます!」

「じゃぁ、そうしましょう。でも、万が一何かあったら予約日以外にも来院してください。」

と、いうことで、さらにクスリが減ったのでした。しばらくは、ちょっとリバウンドで苦しむが、やっていけそうな気がするから、チャレンジ。次回は、9月の一週目。

帰り道に、2年前、3年前のふらふらで、毎週受診していた頃を思うと、この闘病には真面目にがんばってきたなぁ、と自分をほめてやりたくなる。無理せずに、まずは、完治をめざすんだ。

ところで、今日は医師から、妙な情報をきく。

「新聞などで、報道もされましたがぁ、パキシルってちょっと問題のあるクスリだってことが、わかってきましたぁ。なんか、服用している患者が、自殺してしまう、ってことが臨床で発生した・・・と、まぁ、鈴鈴さんは、大丈夫ですけどぉ。いやぁ、本当にマレな例では、あるんですよぉ。マレですが、最近このクスリまずいんじゃないかっていうことが、学会でも発表されましてぇ・・・」

え~!でも、私もう3年もパキシル一筋で、信じてがんばったのだし、今さらぁ、って、そういうことは、ないでしょう。

仕方がない。私のもらったパキシルを信じるしかないわ。パキシルに染められたこの身体と心。もう一歩だから、これで行きます、先生。

青い空、ちょっと風は乾いている。

やっていこう!

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しょうがない!でやめた人

久間防衛相が、原爆を「しょうがなかった。」と言って、辞任した。同情の余地もない。

原爆をしょうがない、と明言したことに、最初は辞任の意志も謝罪の言葉もなかったのには呆れた。ただの言葉のあやだとか、口癖だとか、言い訳していた。

世の中には、不器用にも、本音をつい調子にのって漏らしてしまうタイプのひとがいる。この方もそういうタイプなのだろう。人一人の命の重さを肌で感じていない人が、どういうわけか防衛のトップにいた、という情けなさ。ふだんに名も無き庶民の生活の重さや、苦しみ・痛みを生の皮膚感でとらえられない神経を持っている人が政治をつかさどっていること自体、ヒューマニズムの見地からあってはならないことだ。歴史上の悲劇をくりかえすことになるからだ。

こういう人は許せない。政治の分野には、居てもらっては悪である。

やめてもらってよかった。

今日は、昨日までと打って変わって、梅雨の中休み。晴れて青空だ。たとえ暑い日でも、青空のほうがいいな!プールで子どもらが騒いでいる。水しぶき、きらきら。晴れたから、山に入れたので、笹を切ってきて、「きらきらルーム」の前に七夕を飾った。

今年も、たくさんの子ども達が短冊を書いてくれたらいいな。

今日は、1年生の授業。へびゲームをやって大盛況!

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雨の物語

今日は、一日雨だった。ずっと激しく降り続く。猫は、雨の庭を監視しているように、ずっと、ずっと、ながめている。

おじじは首を痛めて、一晩中、寝付けずに苦しむ。もんでやったりさすったりしながら、私も熟眠できず。それでも仕事にでかけていった。

雨なので、部屋もくらーい!

今日は、ちょっと、気分もいけない。食欲なく、ひどい下痢気味。意欲低下だ。

さすが、今日はいけない!美容院にいってカットして、そのまま図書館で勉強したが、眠くてほとんとつっぷしてよだれをたらして居眠りだ。情けない!眠たい。

それでも、夜は中学校の地区懇談会とやら、で地元公民館へでかけなければならない。

バリ舞踊は、結局挫折。せっかく買った練習用の腰布は、テーブルクロスにしてみた。ちょっと、夏向きで、いい感じです。

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雄介くん、訪れる!

倫子さんとこの、次男坊、雄介くん、ひょっこり東京よりもどる。21歳の青年だ。

「元気?」と、きくと

「元気じゃないっすよぉ!」

と、いうことで、元気をだしてもらうために、うちにきてもらうことになった。

なんでも、学校の寮をでて、一人暮らしをはじめたのだが、自由すぎて生活のリズムが狂い、学校にいけなくなってしまったそうだ。3年生なのに、単位もほとんどとってないし、やばい!これで自分の人生いいのだろうか、と悩み始めて、とりあえずふるさとに帰省して、休養をしながら内面のごたごたを 整理したいのだそうだ。

ちらちら、シューカツって言葉も、同級からきくようになり、焦りと苦悩にどうしようもなくなったのだろう。まだ、21歳だからな。

7時ごろやってきて、一緒に夕飯をたべ、チューパイ飲み、

「焦るな。自分オリジナルの生き方がある。学校はいき、単位を少しでもとれ。バイトしてお金をため、外国にでも旅に出よ。」

21歳なんて、まだ、繭の中だと思いなさい。大丈夫だ。

夜中近くまでいて、途中、小僧もデッサンから帰り、3人で話し込む。

明日イチの飛行機で帰ります。

と、もどっていった。

いまごろ東京についたかな。

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はじめての試験

朝は、宿を7時半には出て、会場に急ぐ。

サンマルクで 軽いモーニングの食べた。セルフでトレーを片手て運ぶときに、誤って珈琲を床に巻きちらしてしまった。

あれれれ・・・・

困っていると、若い店員さんがきて、さっさと後片付けをしてくれた。まわりのひとも、見てみないふりをして、何事もないようにしている。これが、都会のマナーなのだな。若いお嬢さんがかがみこんで私のこぼした珈琲をきれいに掃除でしてくれる。それから、すぐに新しいのを準備してくれた。

「ありがとうごさいます。」

格好が悪かったけど、少しいい暖かい気持ちになって試験にのぞめた。

試験は、難しくて、ほとんど反射的に記述をしないと、全部クリアできないほどの量だった。すべて論文式。それでも 何ががしら記述ができたので、自分の今までの戦いが報われた思いがした。

試験会場のすぐ隣で、古書フェアしていたので、のぞいてみた。昭和8年の少年雑誌「少年倶楽部」と、30年代の漫画本を購入した。(藤子不二夫の初期の作品を見つけた!)

そのまま、帰路につく。バスでは疲労でずっと眠っている。

夕方、自宅到着。

こっちは、雨がしとしと降っていた。

主婦にもどって、台所で夕飯をつくる。小僧もおじじも猫も無事に生きていた。

また、明日から日常の新しい戦いだ。

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大阪への旅

忙しい日々のやりくりを抜けて、余裕ないまま、大学院最初の試験日をむかえた。私のような社会人で遠隔地に住む学生は、いくつかの地方試験の選択ができる。会場になっている都市のどこからも遠く、結局日帰りできるところもないので、今回は大阪会場を選択した。前日に到着して一泊して受験することにした。

受験資格を得るために、2つの課題のパスしなければならない。

それをクリアしてのぞんだのだから、感無量であるはずだが、あんまり忙しくて、当日まで旅のしたくの何の準備もできなかった。宿だけは、ネットで安いところを予約しておいたが、交通機関の予約はいれてなくて、結局一番安い移動手段である、高速バスの最後の座席をぎりぎり確保できたのは、ラッキーだった。

大阪までは、遠い。

ゆっくりと、車内で勉強に集中するはずだったのだが、ほとんど眠っていた。おかげですぐ到着した気分だ。

梅田の阪急三番街に到着して、びっくり! 

人が川にように流れていく!それも、20代の男女ばかりだ!男は、みんなガクトみたいで、女はみんな倖田来未みたいな格好をしている。

「ふつう」の人が歩いていない! 

彼らにしてみたら、私のほうが変わっているんだろうか?梅田って東京にしてみたら、渋谷とか新宿歌舞伎町みたいなところなのだろうか? だったら 今の私では、いかないないところだわ。

ひさしぶりの大阪の風俗に、かなりあてられた気分になった。

10年まえくらいの小僧が幼いときに、2年くらい暮らしたことがある。あのときは、子ども向けに、○○緑地だの、そんなんばっかりに出かけていったから、こんなふうに、派手なところを一人で歩かなかった。だから、なつかしい、という気持ちが起こらない。御堂筋も歩いたはずなのに、思い出がない。思い出したのは、角っこにあった「金龍ラーメン」くらいだった。やはりこの街の感性が、私の20代の思い出がないからだろう。やっぱり、東京の街が落ち着くなぁ。渋谷とか、原宿なら、少しなつかしいかも。

とにかく、地下鉄で逃げるように、「なんば」へ。「なんば」は確かに、慣れているはずだが、年月がたって変わったのだろうか。ここにも、大勢のガクトや来未だらけだった。宿は、道頓堀のど真ん中!「グリコの陸上選手」の電飾は、数日前にテレビのニュースでみたばかりなのに、なぜ自分がこの街を、浮いた形で歩いているのだか、わからない。

それでも、なんだか開き直って、試験に来たことも忘れて、すこし歩きまわって散策をしてみた。ブックカフェでひとしきりすごしたり、ブティックで、アメリカ村ばりのTシャツを衝動買いしたり。ベトナム料理の店で、サワーを2杯もお代わりして、なんだかいい気分になってつくづく自由だわ~!という、感じだ。外国を歩いているような気がして何でもありだ。

大阪の服飾文化の特徴は、

「原色配色が基本」「ラテン系」「目立ちだがり」「チープ感」「個性の主張」では、ないだろうか。おとなしめでシック、皮膚感覚に忠実な東京の20代の服装に比べ、大阪の青年達は、なんでこうもくそ暑いのに、ビビットな色の重ね着をしたり、アクセサリーを何重にもじゃらじゃら身につけたり、首になんやら巻きつけたりするんだろう、と疑問に思った。結局、どこか、大陸からの文化の流れを継承しているのだろう。ラテン的な陽気さが、あるが、私にはうっとおしい。

それでも、つい衝動買いしたブティックのお兄さんに、「この服のデザインのコンセプトはナンですか?」と、問うと、「元気がでる服つくりですね!」と、即答された。

なるほど。

そんな、こんな、探検しているうちに、

「あぁ、そうだ!明日試験だっけ!」と、気がつき、あわてて部屋に帰る。

昼間寝ていたんだから、と、夜の1時まで、ベッドで勉強に専念する。

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もう、そこには幸せが生まれているから・・・

じめじめ、じとじと、むしむし。

私の心も、じめじめ、じとじと、むしむし。雨は降り出して、梅雨らしくなり、少雨傾向にも 歯止めが かかり、、よかった、よかった、というところだが、汗がとまらない。

カビとダニと虫が乱舞しているようでたまらん!猫が止まり木にて、だらりと雨の庭を見つめています。

仕事からのストレス、試験前の焦り、反抗するわがままな息子、夫の仕事の苦慮、やってもやっても終わらない家事。

もう!やだぁ~!

と、いう気分で昨夜はゼンマイが止まる。クスリをのんで、

「死ね死ねうざい!」と、しつこくうるさく繰り返す小僧には、「テメェが死ね!」と母としての理性もなくなり、わめき返して、寝室の早めにこもる。

「ごめん、先休むね!夕飯あたためて」と、夫にメールし、昨夜は早めに眠った。ウギャァーと、わめきたい気持ちをとりあえず抑えて無理せず、「お休み」と決めた。

幸運なことに、昨夜の眠りは合格点だった。家族を送り出して、とにかく 身体をこころの安定をとりもどそう、とまた、眠った。

起きたら、すこし気分も落ち着いたので、できる家事からまず片付けよう、という気になった。

あまりにも 湿度と気温の高い部屋の中の湿気対策にとりかかる。モップかけと掃除機、布団カバーとシーツの洗濯、布団を乾燥(乾燥機) 掛け布団とカーペットを業者に丸洗いに出して、たたみには掃除機を。代わりにケットを出す。除湿機をオンにする。シンクのたまった皿を洗い上げる。

薄暗い部屋には、ランプを灯し、エアコンのドライをする。CDをかけて気分を盛り上げる。

アグネスチャンが、さわやかな声で、歌ってくれる。

大空よりも 大切なものがある。

それは それは あなたの命・・・

闇が深いほど 夜明けが近い 

いまこそ 春の歌 声を高らかに!

汗まみれになったTシャツを脱ぎ捨て、シャワーさっぱり浴びた。

梅雨には、梅雨の過ごし方の工夫がある。梅雨には、梅雨の主婦としても使命もある。

午後から、授業(仕事)にでる。5時間目だけだ。がんばろう!

洗濯物をコインランドリーで乾燥して、今日は夕飯つくりお休みしよう・・・ゆったりした気分で勉強しよう。合否はともかく自分らしく挑戦しよう。なげるのはやめよう。

窓ガラスからは、雨のいい音。

どうせ すごす梅雨ならば、楽しむ方向に工夫しようなぁ・・・・

雷がとどろく

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馬鹿な息子で苦労する

あぢぃ!

梅雨らしく、ムシムシとした一日。それなりに雨は降る。

昨夜はまぁ、ふつうの量の眠剤で寝付けたので助かった。食欲依然として、あまりなし。

小僧は、学校の奉仕作業とかで、早朝ご苦労なことに、森林組合の人たちと森の下草刈りとやらに、に出かけていった。朝になって、あれがいる、これがいる、と言い出す始末で、結局、大喧嘩になり、わめきちらして出かけていった。ドアのところで言い争いしていたら、犬の散歩の近所さんが、目を丸くして眺めていた。

ほどなく、担任のセンセイから電話があって、

「小僧君だけ、まだ現場に到着しておりません!」

電話口で、ぺこぺこ謝り、

「途中で迷ったのかしら?おほほ!」など、とごまかす。

結局、小僧の遅刻のせいで大幅に作業が遅れたそうだ。

その上、小僧の野郎は、PTAの役員会のお知らせの紙を、私に見せなかったため、私は、役員会を無断欠席したことになっていた。中学校までPTA事務の人に、お詫びにいった。さらに、今日と明日は給食なくて、弁当の日だったことも、近所の母仲間にスパーで偶然あって、教えてもらったわけだ。あわてて買い物に出る。

はぁ~。

母仲間のメルアドを登録させてもらい、さらに、迷惑をかけそうな締め切りのある提出物は、直接学校に届けることにして、予防線を張った。

どっと疲れがでて、あぢくて、蒸篭の中のシュウマイになった気分で、ぐうたらソファでねっころがっていたら、

「うわぉ~そのワイド画面の画像のような体型なんとかならんかや!存在そのものが犯罪だ!」

など、と憎まれ口をきく。

「うちのトオサン、社会保険庁の職員だぜ!といったら、みんなに受けていたよ!人気もんじゃんか!」

って、馬鹿か!

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人生の梅雨どき

夜の寝つきが悪い。フルに安定剤飲んでも、なかなか眠れない。それに、あちこち身体がかゆい。特に、膝から下は傷だらけだ。自分でも直視できないほど、荒れて汚い。夏に肌が目立つ季節だというのに、とほほ、だよ。この年齢でアトピーだろうか。それに、食欲もほとんどない。食べものみんなダンボールをかんでいるような味。

まったく、まったく、まったく!

昨夜帰宅した、おじじ。

「ボーナス返納だっってさ!」

はぁ?

嫌な予感がしていたが、ボーナスがなかったら、もう、のたれ死ぬしかない我が家。ボーナスのほとんどが家の増額ローン。わずかに残った金額は、正月までの臨時費としてとっておかなければ、自治会費だとか、NHKの受信料さえ払えないっていうのに!元妻との子どもへの送金もあるし。

今朝の新聞をみて卒倒しそうになった。朝日新聞一面に悪意に満ちた社保庁への記事、だ。北海道のコロッケ事件が浮上してから、少しマシになった気がしていたが。

「職員一同おわびをこめて・・・」だって!そんなのトップが勝手に決めたんジャンかぁ!毎日、ふらふらになって仕事にいくおじじの心と身体だけが、心配だ。休日くらい十分に与えて。食事時間くらい十分に与えて。それくらいは人道上許されるのではないだろうか。

「大丈夫だよ!」と、明るく答えて出かけていくが、慢性の疲労と睡眠不足で、身体中が痛む、と布団の中で訴える。うつ症状も、ではじめているのに、受診さえも許されない状況だ。もともと、身体が弱く、体力のないおじじが、そんな毎日の激務に耐えているのか、と思うと、せつなくて心配で、可哀相でたまらない・・・

私が、夫にできることは、何だろう・・・

結局、家庭では、元気で明るく振舞って迎えてやるしかないのだろうか。

でも、実は心には大雨が降っている私。

この間の市教委に提出するレポートの代筆の件で、散々言いたい放題いったH女史。

「鈴鈴さぁ~ん!また、きたのよぉ!これ、また報告書かいてぇ!」

はぁ?耳を疑う。

あれほど、丸投げは違法だ、とかなんとかアジっていたくせに、自分自ら舌の乾かぬうちに、丸投げかよぉ!あれほどのこというなら、自分の仕事は、自分でせいや!!!!

もう、どういつもこいつも、自分勝手なこといつやつばかり。

この世で真面目に生きるのが馬鹿らしいって!明るくにこにこしているからって調子に乗りやがってぇ!!!!叫びたい気持ちをかろうじて抑えて、

「きらきらルーム」に、昼休みになって、とぼとぼでかけていく。子ども達が待っているからだ。

6年生が、5年生が、4年も、3年も、低学年も、鈴鈴ファンが集まっていた。抱きつく子、悪態つく子、悩みを打ち明ける子、わがまま言う子、どの子にも手がかかるが、少なくともいい加減な大人たちより、ずっと一生懸命だ。

がんばれよ!がんばれよ!鈴鈴!今、倒れたら後ろに続くものはどうなる!

どんな状況でも、生きていく価値はあるのだ!

強く自分にいい聞かせながら、どしょぶりの雨の中を歩く・・・・

猫のりりちゃんでさえ、この頃は、エサの時間以外は私を無視!帰宅時の玄関のお出迎えもしなくなった。おしりを向けて、ちらりともみないよ!(小僧の帰宅時は喜んで飛んでくるが、ねえ!)

自分の都合で勝手気ままに生きている猫が、うらやましいわ!

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試験前

小僧の期末直前。「今回こそ、期待してていいからさ!」と、のたまう。「わかった。がんばんな。」

今回こそ、のセリフは、毎度なのです。中二の夏休みにとった成績は、このまま受験まで引きずると思う。塾講師のベテランの母は思うが、もって生まれた素質は、やはり大きいからな。せめて、努力は怠るな、と願う。

そして、私も今週末、大学院最初の試験だ。レポートに合格して、晴れて受験が許可された。一泊で大阪にいく。修論でお世話になる先生も決定したし。がんばるしかない。が、ちょっと、頭痛が続いて集中ができない。眠りも浅く、寝起きも悪い日が続く。ちょっと集中すると疲労を感じて寝床でぐだぐだする時間が多くなる。

無理するな。

おじじは、とりあえず元気。家庭運営も、まぁまぁできている。

無理するな。

今日は、おじじのために、焼きさば寿司を作ろう。芋もそろそろ食べたいので、ひさしぶりに調理しよう。

台所にたつまでのひとしきり、さて机にむかう、か。

無理するな。

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今年も、アイガモ登場!

今日は、仕事は行かない日。今週末に控えている試験に備えて、せっせと勉強したらいいのに、なんだか、デスクに向えない。でれくさ、でれくさ、していたい。明日から仕事がひとつ山を迎える。今日は忘れたい。頭痛い。よく眠れない日が続く。なんだかすこし「うつ」が、再来だ。無理しない。無理しない。あと、すこしで受診日だ。

で、買い物にでる。

今日は、コインランドリーでたまった洗濯モノを乾燥するのに安い店のある、B地区のモールにでかける。B地区にでかけるときには、住宅街の裏の坂を車で下りる。すると、アイガモ農法をしている田んぼが広がっている。この間、通ったときに農家の人が、網やら小屋やらしつらえていたので、もうすぐ、また始まるのかしら、と期待していのだが、今日通ったらアイガモ達が、いるわいるわ!

どこぞから連れられてきたのだろう!田んぼの間を喜び勇んで泳いでいた。雨がちらつくのも気にせずに可愛い目をくりくりさせて、大勢でぐわぐわやっていた。9月に連れて行かれて、おいしい鴨鍋か鴨南蛮になるのだとも、知らずに、無邪気に騒いでいる。

帰り道に、またのぞいてみたら、何十匹も丸く固まってお昼ね最中だった。

鴨は、かわいい!

それに、おいしい!

カモちゃん達!この夏も、よろしく!

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レース編み

週末に、かなり雨が降った。外出を躊躇してしまうほどの強さの雨。

しとしと、というのでは、なくて、笊でたくさんの小豆を動かしているような音の雨。傘を差していても、濡れてしまうような雨。

そんな雨が、降って部屋の中は、夏至の頃だというのに一日中薄暗くてランプを灯していた。窓ガラスから、真紅のアジサイとブルーに白のガクアジサイが、雨に打たれていて、息を呑むほど艶っぽく美しい。ガクアジサイを見ていると、何故かレース編みを思い出して、やってみたくなった。

雨が降った日に、ラジオを日がな一日聴きながら、レースを編む。

いいなぁ。あぁ、何か、この手でこさえてみたい!

買い物にいって、途中多量の洗濯モノをコインランドリーで乾燥している間、本屋でレース編みの本をめくってみる。きれい。

小学生の頃に、学校の手芸クラブで編み物を習って以来、高校生までは勉強もせずに、レースなどの手芸に凝っていたって。廉価な装飾品が巷にあふれているので、今はレースを編む女性も、あまりいないのかもしれないが、レースのデザインには、形式美に満ち溢れていて、本当に高度な芸術だと思う。80年代には、キャリア女性が持ち上げられて、職業も持たずに家でレースを編む女性など、せせら笑われていた時代があった。あの頃、私も世の風潮におどらされて、焦って、「自分」を置き忘れてきたが、再びレースに出会って本来の「私」に帰ってきたような気分だ。

すべてを放り出して、家にこもって主婦業に専念して、レース編みをせっせとしている生活もいいなぁ。

雨降りの日が、そう思わせているのだろうか。

時間に追われている現在、ちょっと無理かもしれないが、今追いかけているものに疲れたら、また編み針を取ってみる選択もある、ということを、発見した。

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テッポウユリ

なかなか雨の降らない6月。

子ども達に見せるために、レインスティックという民族楽器を「きらきらルーム」に持っていって、「これは、その昔雨乞いに使われたのです。」などと、振り回して見せたら、とたん、雨が降りだした。

梅雨の時期をむかえ、「きらきら」にたくさんの子ども達がやってきたている。覇気も、向上心もない教師なんか相手にせず、子ども達をできる限り励ますことを自己のワークにしよう、と決意。結局は、教育は、権威的なシステムにあるのではなくて、子ども達のために現場でどれだけ誠実に仕事ができるか、なのだ、と結論した。教育哲学もなく、世俗的で、行き当たりばったりで、権威的にテレテレ仕事する教師達には、本当に失望してしまった。管理職者など、ただ上にへつらい、リーダーシップもとらずに、保身に走っているだけだ。きらきらと目を耀かせて、いい仕事に献身する若い先生が少数なのは、悲しい。

雨が激しく振って、地面にたたきつけられたテッポウユリを切って、部屋に飾った。ユリの芳香が湿った空気に溶けて漂う。

一番最初に提出下、第一課題のレポートがやっと返ってきた。Aだった。まぁまぁだ。ドンマイ。第一、第二ともに合格だったので、晴れて7月の試験を受験できることになった。あと、1週間で試験。勉強しなければ。

今日は、中世の教育史を勉強した。かなり眠気がきて困った。

ひといきいれて、夕飯の支度。鶏肉のトマト煮がメイン。くるみのパンも焼いているところ。

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やっぱり、元気!

落ち込んでいたらやってられない!やっぱリ、元気!

この一週間は忙しかった。バリ舞踊のレッスン。市教委主催の英語活動の研修会、コミュニティ通訳勉強会、医療英語勉強会、ご近所の仲良し奥さん達との懇親会(飲み会)、元ミュージカル仲間との懇親会(飲み会:幹事なので仕方なく出席)、音楽の先生からのお誘いでつい買ってあげちゃったクラシックコンサート、など、研修や交際関係が大幅に集中した。仕事もこなし、家事もほぼ完璧に毎日のノルマをこなした。さすがに疲労困憊。休みは、ほとんど倒れるように眠っていた。

今日は、すこし落ち着いて仕事もなかったので 地元国立大学へいき、久しぶりに学業に専念。昼はひとりでインド料理のランチを食べる。

大学は、相変わらず荒れたキャンパスで、豚のサラダは綿毛になっていた。予算がない図書館は予想どおり冷房なして、暑くて参った。館外の私のデスクのすぐ横には、ガラス越しに壊れたバイクが死体のように横たわっていた。文献だけ借りて、市立図書館にいけばよかったなぁ。でも、熱心に勉学に励む若者達の姿には、感動。いまどきの若者も、なかなかやるわ。

午後から、生まれる前に出版された古い学術書を発掘して、「古代ギリシャ時代の教育制度」について調べた。

夕方、また、母と主婦にもどる。買いモノして、クリーニングを引き取って、炊事、洗濯物の片付け、アイロン、風呂わかし。

おじじは、毎日地獄のような職場で戦っている。朝日新聞の投書欄に「社保庁の職員には賞与必要なし!」などという、とんでもない記事が載せてあった。おじじは、数十年、過酷なノルマにつぶされそうになりながら真面目に勤務し落ち度はない。いつか、職場にいってみたら、一生懸命仕事に励むおじじがいた。わき目も振らず、休みもとらず、もくもくと仕事していた。家庭でのヒョウキンさの微塵もなかった。男って大変なんだ・・・。給料だって、すごく安いし、サービス残業もいつだって、午前様である。年金問題が起きてからは、まったく休みもとれずに、へとへとになりながら、働いてきた。自分の年金に長年に渡り、無関心だった国民の後始末をしてきた挙句、この騒ぎである。マスコミのいい加減な報道に、何も知らない大衆はパニックになり、社会保険事務所に殺到している。今回のことが起きて、いかに、マスコミの喧伝の悪質さを、思い知らされた。民主党の党利党略の悪辣さ!今度、何か事件が起こっても、マスコミの報道を鵜呑みにすることは、ないだろう!国あげての大騒ぎである。職員とその家族は、袋たたきだ。くやしい!でも、負けるもんか!おじじに私がしてあげられることは、家庭を安らかな場所に、して待っててあげることかなぁ。心配しても、おじじの仕事が減るわけでないし。私が暗い顔でいたら、皆こけるもんね。

朝日新聞は、本当に悪党だ。もう、絶対とらない!いつも、ヤクザまがいの怪しげな男が数人やってきて無理やり勧誘されてしまっているんだ。(気が弱い私・・・)やっぱり、地元誌に限る。

小僧も、学校の人間関係のカースト制度の中で、がんばっている。

私の家族!守らなければ!

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丸投げ

梅雨入りか、とおもいきや、今日は青空が広がった。

ふとんを干す。

おじじは、めずらしく在宅。郷ひろみの「Boom! Boom! Boom!」のCDを買ってきて、のりのりで朝から聞いていて、うるさい!

小僧は、あいかわらず部屋に引きこもり、ドアのむこうで何をしているのやら

私は、落ち込みから なんとか回復して、がんばって生きている。

教育委員会に提出するちい猫小学校の英語活動状況を報告するレポートを、めんどくさがってやらないH女史から押し付けられ、休日も出勤し、さらに家に持ち帰って書き上げた。

正直に書いた。私のような教育委員会からのハケン講師に、すべてを丸投げしなければ、やっていけないことやら、現場の教師には、英語活動を運営するほどの力量のないこと、さまざまな問題をかかえる児童の対応に精神的な疲労をかかえており、教師達は慢性的に疲弊していること。そんな状況では、パートの私のような英語講師のサポート体制を強化しなければ、目標とする質のいい総合学習が保てないことなど。どんな学力程度の児童にも、意味のある英語教育を提供するために、もっと教育委員会がしっかり問題意識をもって、現場に丸投げをしないこと、を現場にいる立場として上申するべきだ、との使命感をもったからだ。

できあがった原稿を、H女史は、読むやいなら、

「現場の教師を侮蔑している。教師達は疲労なんかしてない。まだまだやれる!あんたみたいなハケンが、そうやって全部引き受けるから 教師達が、ひいてしまうんだ。あんたが がんばるのはいいが、あんたにはただ、授業の直前にきて、こっちが用意した授業をするだけでいいんだ。 まるで、この小学校の教師達が あんたに授業を丸投げしているみたいに、書くじゃないか。主観で判断するな!教育委員会がこれを読んで、なんと思うか!」

と、言われた。

はぁ?

耳をうたがう。私は、この国際理解教育担当のH女史が、自分みずから、まったく英語活動の研究など意欲的にせずに、私にめんどくさい事をすべてやらせて、報告書には、「ごめ~ん!わかんないの!書いてくれる?」と、甘い声で頼んいること、記入者名のところに自分の名前と校長のはんこを押して、市教委に提出していたのを、見てきた。

飲み会の席で「あたし、校務分掌は、今年も国際理解担当やるわぁ。だって、鈴鈴さんと組むをラクだもん!」と、言っていたこと、あれは、確かに本音だった。

私が がんばるから、教師たちが ひくだとぁ?

場によって 自分の立場を正当化する こういう問題教師。保身に徹する教頭。ほとんど校長室に閉じこもって教師達には会議の内容しか伝えない窓際みたいな校長。影でさんざんH女史をあしざまに批判していたにもかかわらず、その場では彼女に同調して、「丸投げは、ないですよねぇ~。鈴鈴さん、精力的にがんばるからぁ。」と嫌味をいって保身に走った教務主任のスズキ。

すっかり失望して、泣けてきた。

もう、どんなことがあってもH女史には心を開くまい。職員室で、教師には手をかすまい。ただ、ひたすら子ども達のために働こう、と誓う。

70部の資料の印刷と製本を私は無視した。私の仕事じゃないから。仕事が多くて、大変そうだ、と思うから、今まで手を貸してきたのに、こんなふうに言われるとは。命じられた英語活動の研修会なんかも行きたくない。本音を隠して、問題解決を権力にゆだねるそんな研修会に何が意義があるのか、と思う。適当に受付して、あとはトンズラだ。

あんまり、悲しくって泣きながら眠って、次の日、晴れた目で出勤。すぐ次の授業をこなさなければならない。たまたま、交流期間でジェシーの代わりにやってきたマデリンと授業をおこなう。マデリンと、話し込む。マデリンも理想をもって、日本へALTとして来日したが、実際に働いていて、現実に失望しやめたいそうだ。切実に訴える彼女の話に耳を傾けながら、共感していた。

なんの倫理観や哲学ももたず、その場その場をやりすごす教師。

でも、私には失うものはないから、ラクだなぁ、と思う。

高給と地位があれば、もっと保身に走って、矛盾に順応することに苦しんでいたかもしれないから。

アジサイやユリが咲き始めた。別にこの仕事がなくても私の日々は流れるのだから、やめたければ、やめて、またイチからやり直してもいいかぁ、と思う。

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めげそうだが!

あんまり、一生懸命に、誠実に、やりすぎて、

「やりすぎで、かえって悪い!」なんて、悪者にされることってないだろうか?

これが、自分の生き方だから、と信念を貫きとおすのか。

保身を考えて、「すみません。」と、これから周囲に迎合しておとなしくするのか。

泣くな、と思いながらも、車を車庫にいれたとたんに、身体が動かなくなってしばらくハンドルに突っ伏した。

何もやり気がでなくなったが、夜の会では司会を頼まれている。夕飯をそれまでにつくり、子どもを迎え、明日にはまだこなす仕事がある。あさっても、ある。今つぶれるわけいかない。

おじじと小僧は、険悪な関係になった。お互いに毛嫌いしている。会話もしない。間に挟まれて、辛い。猫のおかげで空気がなんとかやわらかくなっている。限界なのかもしれない。小僧のほうが精神年齢が高くなりつつあり、もう、親子ごっこが無理だ。

仕事も、もう、これ以上は限界だ。自分が、つぶれる前にやめようかなぁ、と昨夜 悩んだ。それも、いいかも。やれるだけやってきたんだし。私でなければできない仕事をするべきだ。いなくても、何とかなるから、いないでほしい!といわれるのに、「居たい。おらせて。」と、お願いしてまで、することはないでしょう。

とにかく、この「今」の自分のあり方が大事だ、と自分に言い聞かせる。

大丈夫!私は、これからも、もっともっとがんばれる!

今までも、乗り越えてきたのだから、この波もうまくのれるぞ!

と、身体をおこす。

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一生懸命!って?

何を、そんなに一生懸命やっているのか? わからなくなった。

一対、そんなに一生懸命にやって、何を得るというのだろう。

自分が、何をしたら、いいのかわからなくなった。

言うこと きかない 子ども

理解しない 大人

変に ねじれた 季節

私が 生きていることで 何が変わるのだろう。

夢だった教員に採用され、わずか2ヶ月で自殺した女性の話をきく。

隣の町では、数日前に、若い25歳の警察官が銃で自殺した。

正直に 誠実に 生きていこうとすれば、いじめられ

排除されようとされる 社会 評価されない社会

猫は 生きていること そのまま 肯定され 愛される

私は

私は

私の すべき ことは ナンなのだろう?

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ホタルの季節

毎日毎日、疲労でくたくただったり、落ち込んでいても駄目だろう!と、勇気を出して、行動をおこしたり、また、倒れたり。ノックされたり、打ち返したり。せわしない。

「きらきらルーム」は大盛況。最近世代変わりをして、新しい低学年が大勢やってくるようになった。今は、「塗り絵あそび」が、流行っている。高学年の絵の上手な子どもが、人気のアニメやゲームのキャラクターなどの「塗り絵」を作ってくる。その子どもたちは、「塗り絵デザイナー」と呼ばれていて、低学年の子どもに慕われている。私が、印刷ミスのウラ紙などの裏面に、少し印刷してやって、テーブルに並べておくと、低学年の子ども達が、喜んで選び、色鉛筆やクレヨン、マジックなどを使い分けて、塗っている。毎日おびただしい作品が仕上がり、「見て」「見て」「見て」の嵐に、芸能人の苦労がわかったりする私。子どもってこんなに、自分を見てもらいたい欲が、あるんだなぁ。話をきいてもらいたい。自分の得意なことを認めてもらいたい。嬉しいこと、悲しいこと、共有してもらいたい。

トカゲやホタルと捕まえに、山に上る子ども。田植えをした5年生たち。修学旅行にいった6年生。(おねしょしたら、クリーニング代を8000円旅館に親がはらわなければならない、とか!)

どんどん、季節がうつり変わってゆく。

おじじの転勤が見送られた!よかった!

小僧、マイペース。

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むかつく!

今日はくたびれた!やだぁ!

むかつくことが多い。

中学校でDSで英単語を学習させて、4割アップの好成績をあげたから、貸し出しでDSで英語を学習させる、とかいうニュース。

確かに生徒は、小型ゲーム機を遊びにしている世代には、アピールは、ある。でも、公教育現場までが、迎合して、ニンテンドーに加算するなんてか!ソフトはいいが、なにも、積極的にすすめることないでしょうが!

手抜きじゃないかぁ!じゃぁ、先生なんかいらんじゃん、学校なんかいらんじゃん!集団で背中丸めて、小さな画面をみながら個々に学習してる中学生って、まじ、キモ!コミュニケーションとったり、肉声からの触発で教育ってなされるものだ、と思っていた。

それに、英単語って機械的に短期的に意味覚えても結局は、実践で使えないことが多い。テストのための単語になってしまうじゃん。じゃぁ、政府がわれわれの税金をつぎ込んで、英語圏の若い外国人の素人に高給はらって、お金をかけて研修をして、外国人講師として、現場に送り込んでるのは、なんのためか?

DSを学校が貸し出しするとは!教師よ!もっと教授法を考えよ。子どもは、知識を詰め込まされるマシンじゃないんだよ!先生の赤いペンあとに、誠意をかんじるってことあるじゃんかよ!こういう発想すること事態わからん。コミュニケーション力を英語教育を考えるって、言うかと思うと、完全に人間が介在しない教育を推奨する教育者。

ナン、ナンだよ! だれも、おかしいよ!っテ言わないのかなよ!

それと、どっかの大学の研究室で、3歳児程度の感覚能力や学習能力を有したしたロボット開発って、それは、いいが、このニュース画面をみたとき、ロボット、気持ち悪かった。ほっぺをさわると、大きな目をくりくり、でも、ロボット。かぎりなく人間に近いロボットを開発する、これは、男性的な発想だろうな。男の夢とかロマンとか、女には、よく理解できないことだもんな。女は自分の身体で命を育てて産み出すので、こんな非人間的な夢は、もたないからな。ロボット作って生産現場をラクにするのは、いいことだ。でも、人間の幼児に限りなく近いロボットって、どういう意味があるのか、わからん。どう、日常生活に役立つのか、わからん。未来には、介護をロボットにしてもらうようになるのかな。子育てがいやだから、ペットのようなロボットを家で飼うような人が出てくるのかな。

あぁ、時代もここまで、きたか!

何もかも、いやじゃ!

人間はこうやって、生命を軽視してほろびていくのかなぁ。

あぁ、!うざい!むかつく!きもい!死ね!

オバサンは 中学生言葉で、毒づいています!

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今日。

明け方に、ホトトギスがうるさくて、目をさましてしまい、めったにない早起き。

ひさしぶりに、あんまり予定の入っていない月曜だ。掃除。布団干し。

脱走して家出中のりりちゃん、朝方、しらばっくれて何にもなかった面持ちでご帰還。えさと水を与えて、その後、半ば強制的にシャンプー。

庭の紫陽花が色づいたので、一輪とって生ける。額の絵を、初夏に変える。

買い物。むだ遣いせず。やった!使ったお金。食品1300円。

学校にいき、明日の授業の準備や打ち合わせなど。明日の通訳の準備。(明日は外国人の受診の際に、医師との通訳・日赤病院)授業でウォーミングアップにするダンスの振り付けを考える。

帰宅後、デスクで、学業に専念す。心理学の研究法について。

献立は、鶏肉のから揚げ、黒米ごはん、味噌汁、ジャーマンサラダ。

合格!

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暗い過去、明るい未来!

生来の神経症気味で、自己評価が低く、うつ気質だった私。ストレスに敏感で、楽なほうに逃避をすることに慣れていた私。「いつも、あぁ、死んだほうがマシ!」「生きてるっておもしろいことない!」と、慢性的に考えていた私。みんなだって、そう思っているんだろう、と信じていた私。この年齢になるまで、自分に自身や誇りを持って生きることができなかった私。いつも、「負け組み感」を感じていた。

意を決して、精神科で薬物療法をはじめて3年あまり。2週間で日常生活がなんとか送れる状態までになったが、依然として、余計なことができなかった。最低限の必要なことしかできなかった。このまま、一生クスリでコントロールして生活していくんだろう、と考えていた。医者も信用してなかった。クスリを処方してくれる役の人だなぁ、って。

「5年日記帳」の、3年前の今日は、ほとんど呼吸困難状態に耐えながら生活していたし、週末はふとんで、何もできなかったんだ。

それが、今、クスリ減量して、パキシル20㎎にも慣れて、元気にやっている。

前は、必要なことを見通して、前もってやっておく、ということが、できなかった。例えば、朝、出勤前に皿を洗い、軽くモップ、風呂の準備、夕飯の献立を立てて、したごしらえを済ませておく、出かける前に、シンクと玄関を、さっさ、と1-2分で掃除をする、なんて芸当。PCが立ち上がる時間の数分にYシャツ1枚をアイロンかけちゃう、とか。そういう、すきま時間をうまくやりこなして、多元的なことに同時に頭と身体を使うなんて芸当。

そんな、こと絶対無理だったし、そんなことやっていたら、死にたくなってきていたし。

それから、IT関係のデジタル機器や電子音が触れなかった。PCや携帯電話など、見るだけで頭痛がしていた。

人が集まるところに出ると、怖かった。

手抜き家事と仕事だけで疲労していた。

ちょっとした失敗が、いつまでも脳ミソにこびりついて、流れていかなかった。

何かを、徹底できないと、落ち込んだりしていた。

でも、今は違う。人生ではじめて、「あたし、もしかして、やれるかも」って思い始めている。時々、辛いときもあるけど、それは、今ちょっと調子が悪いんだなぁ、って客観視できるようになったし。どうしてもできなかったことを「ま!いっか!こんなもんだ!」と、さらりと流せるようになった。

自分のままで、いい。自分の色のままで、いい。それが、私だけが持って生まれたものならば、それで人生を織りなしていけばいいんだって、思えるようになった。

太陽も、雲も、でこぼこな家族も、ちょっと迷惑なご近所さんも、仕事も、あんまりお金がないことも、容姿が麗しくないことも、すべて、これで、いいんだ! 幸せなんだって。自然に。自然な自分に。

猫のウンチをかたづけたり、ごみをきちんと分別して出したり、であったひとに気持ちよく挨拶したり、子供が悪態ついたり、だんなが家事を手伝わずに、だらだらしながら無神経なこといったり、授業がうまくいかなかったり、レポートの評価が悪かったり、雑草を定期的に抜かなければならなかったり、花に水をかけたり...一対なんでこんなことやっているんだか、わからないことだらけの毎日だけど、それが、幸せかなって、このごろ。

人生って、勇気をもつことで、変えられるんだな。

ホタルが、近くの川で見られ始めた。

今夜いってみようかな。

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世界の文字ってどんな文字

っていう、国際理解教育のワークショップを、4年生対象にした。

1-2年生のときには、あんなに可愛かった子ども達も、ギャングエイジを迎え、少しタチが悪くなっていた。毎年のことなんだが、憂鬱。特に、ちいさなヤクザみたいな男子2名は、もうかなわん!本編に入るまえに何度もあのテこのテで、落ち着かせてみたが、態度ワル過ぎぎだ。悲しい。担任も嘆いていた。「あの子たち、あんなんですよぉ。私なんか、毎日ですからぁ。」

授業では、ヒンドゥー文字、タイ文字、ハングル文字、ギリシャ文字、など、アルファベットも加え、何種類かのさまざまな文字の資料や貨幣などの実物を、テーブルにおいて、自由に学習シートに書かせたり。文字の表意文字や象形文字など、4年生なりに感じてくれればいい、と発案したものだ。その後は、「自分文字作り」と題して、文字を発明させた。創作表現の練習。何のグローバルは視点も用意させずに、すぐに国語科でローマ字を学習するより、こんな授業があっていいだろう。少しウォーミングアップのつもりで作った授業だ。

でも、むなしいのだ。

この授業の成果を、いつ、誰が、どのように、評価してくれるのだろう。

ただ、単に、おもしろかった、という授業にしたくないのですが。

学校でならったから、って子どもが空港の外国文字に興味をもったんですよぉ。と、保護者から報告を聞いて嬉しかった時代もあった。でも、目の前の今年度の4年生を、果たして私は、「教育」しているのだろうか。

レポート課題の評価もまだ、返ってこないっ!頼んでいた文献はいくら待っても届かない!仕方なく受験票申し込みを見込みで、速達で送付する。が、送付方法を間違える!

もう、落ち込む材料が、今日は多すぎる。

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豚のサラダ

ひさしぶりにいった地元の国立大学は、あちこち「豚のサラダ」が群生していた。春には、白いたんぽぽが愛らしく咲いていた。どちらも、帰化植物で繁殖力が強い。白いたんぽぽは可愛いが、「豚のサラダ」はいやらしい。 もう、あっちもこっちも、豚のサラダだらけの、キャンパスは、この大学の予算のなさを象徴しているようで、正視できなかった。

それでも、「主婦」でもなく、「母」でもなく、「センセイ」でもない、このひと時は心地いい。純粋に学問に身を投じていると、自分がずっと高いところまで、歩いていけそうな気分になってくる。

昨日は、できるだけ語彙を易しくして、大げさな表情で、オリジナルゲームを小学1年生たちと興じた私だった。無関係なひとが見学にきてたら、ばかみたいなオバサン、だったろう。

でも、昨日のおまぬけな実践を、今日は、学問の理論が裏付けてくれた!私が考えたことを、誰かが先験的に、教育方法として実証していた、と発見したとき。そのときには、この上なく嬉しい。

今日の学習は、まぁ、充実していたので、まっ!いっか!と、「神宿」で、トンコツラーメンを食べて帰宅。トンコツだったらあそこの店です! これは、内緒だ。夕飯も食べたよ。

村への帰り道、田植えが済んだばかりの田んぼが眩しかった。空気がすこし湿ってきた。そろそろ季節が移りだす。

庭のハーブでお茶を作り、なんだかパンを焼く気になって、今発酵中である。

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ドラクエからPSP/ケータイまでの20年間

毎日、ばたばたとすごしているが、なんとかパキシル20㎎に慣れてきた。よかった!慢性の睡眠不足と疲労で眩暈がするが、動けている。

今日はひさしぶりに大学の図書館で学習をした。入学してもうすぐ2ヶ月。その間に、2科目の課題を終え提出、合計7つのレポートに、2の調査書を、仕事や家事・親業のかたわら、書き上げた。今、3科目めの専門外の「×××基礎論」に取りかかった。今度の先生は、実践主義のために理解しやすく。学習しやすい。

調子にのって、児童研究なのだから、と、非行や少年犯罪まで文献を読み出して、1990年代の少年による凶悪犯罪などの資料やルポタージュなどにも、手を広げて、かなり具合が悪くなっている。人間の感情をなるべく排除した形で事件を直視するには、まだ、今の私の精神はあまりに、脆い。加害者の少年への憤怒の念や、被害者やその遺族への激しい共感が、私の心を乱して、とても冷静になれなくなり、思春期の少年を育てている身にとっては、刺激が強すぎた。研究そのものが、いやになってきてしまう。

加害者の少年達は、いずれも、虐待や暴力地獄の中で自己を形成してきた。母親に十分に受容されずに、父性原理の中で成長してきた。

わが子をきちんとした環境で生育してやれなかった罪悪感が再び私の中でよみがえって恐怖となる。仕方がなかったし、そうでしか、命を守ることができなかったあの時代の私。再婚相手のおじじには、かなり助けてもらった。でも、完全な父親を演じてくれるには、あまりに疲れているし能力もない。私だって、精一杯がんばったが、どうしようもない運命に流されたことのほうが多かった。小僧は、今、思春期に入り、14歳を目の前にして、どんなふうに今までの人生を受け止めているのだろうか。

1990年、ドラクエⅡの時代、荒れた時代だった。若い英語講師だった私にも、あのころの少年達との異変に気がついていた。そのころ親の世代だった人たちは、あのころの私達を「新人類」と呼んだが、その私も40代になって、母親としてけなげに生きている。生命を産み、育て、一生懸命に、わが子の成長と幸福を祈っている。しかし、あの頃から、世の中は、色々な教育的模索をしてきたはずなのに、今だに事態は一向によくならない。あの時代に問題視されていた、ドラクエやスーパーマリオなんかは、もう、過去の産物になっているし、今では、教師世代までが、PSPやら、DSを操作してメディア文化は、ますます子ども達の精神に浸透してきている。うちの子どもも一対、何時間、ゲームやテレビを見ているのだろう。はっきりいって、テレビから人生を学んでいる。

今だ、生命は軽視され、子どもが親を、親が子どもを、そして、子ども同志までが、残酷に、殺し合い、いたぶりあい。。。戦争のない私達の国に、戦争が分子化して、個々の心の中で起こっている。この個々レベルの好戦性が集体して、外に向かって噴出したときは、そのときは、また、戦争になるのだろうか。怖い。

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きらきらルーム、再び始動。

「きらきらルーム」の「きらきらタイム」

わらわら、また、こどもがもどってきた。

世代替わりし始めた。でも、高学年になった子ども達もふらり、とよってくれる。

今日は、6年になった駿と、将棋をした。負けた。

駿は、1年のころ、よく後ろから抱きついた。私の背中に積み木をつめたり、「おばば、おばば」といっては、追いかけさせた。駿の父親は東大卒の官僚である。お母さんは国際会議の専任通訳である。

山田もくる。山田は、いつのまにか眼鏡を掛け始めていた。

2-3年生が、センセ、センセ、と腰のまわりにまとわりつく。

5年生の、「箸にも棒にもかからん」(そう、教師達が嘆く)連中が、10人ほどの集団で来た。たくさんのドミノ積み木で「町田(担任の名前)帝国」を夢中になって、作り上げていた。町田先生がスキなんだなぁ、と感じた。積み木を運ぶ子、デザインを考える子、指示を与える子、色別に積み木を分ける子、ほうっておいてもいつの間にか役割分担をしていて組織立って、協力している。

今日の2年生の英語の授業は担任とのTTだったが、私が、主導しているときにも、ずっと体育すわりをさせられて、少しでも姿勢をくずそうものなら、びしっと担任にやられている子ども達を、見るにしのびなかった。何も言えなかったけれど、夢中で楽しいことをしているときに、突然うしろから、突然しかられるなんて。ずっと緊張したまま背筋を伸ばしたまま、体育すわりをさせられている子どもの苦痛ったらないだろう。担任におこられるたびに、指示に従う子ども達の暗い顔。

可哀相だなぁ。でも、担任してみれば、私の教え方では、子どもを甘やかし、学級崩壊に向かわせるのだろうな。でもね。枠にはめて集団主義の中で教師のやりやすい反応をするばかりする子どもだけが評価されるなんて、違うと思うけどなぁ。

私は、馬鹿だからよくわかんないけど、

きらきらルームにくるこどもの

わいのわいのわいのわいの、を見ていると、別に昔の子どもと違わないジャン!って気がする。

悪い子どもを作り出しているのは、悪い大人であって、子どもが悪く変わったわけじゃないのだと、思うけど。私はただの非常勤だから、やっぱ、わかってないってことか?

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夏の生まれる匂い

疲れた日。

窓から、すっと身を乗り出して、そっと夜を嗅いで見た。

あぁ、夏の生まれる匂いがした。

森から流れてくる若葉のにおい。スイカズラやクヌギの匂い。

カエルの声が、ゆるい風を撫でる。

湿った夜気。

ライ麦粉が手に入ったから、バターを混ぜて、ひさしぶりに、スコーンを真夜中に焼いた。

スコーンの焼ける頃、

自然に眠くなったよ。

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へんなの! 日本語科

東京・世田谷区や、新発田市など小学校で「日本語科」が、設立されたと新聞記事で見た。

え~っ!

何だよ。何なんだよ。 はぁ~?意味わからんし。

と、小僧言葉で翻訳したら、こうなるでしょうか!

じゃぁ、国語って何だよ。国語と日本語科ってどう違うんだよ!

総合学習や生活科の時間を削減って何だよ!いったいなんで、ころころ猫の目みたいに、目先のデータで教育の内容を変えんだよ!

総合学習が導入されたころの世論を思い出してみた。それと、生活科が導入された時代の教育問題を思い出してみた。それと、英語活動の導入を文科省が容認したころの教育現場の状況を思い出した。

日本語科の導入に際し、新聞記事では、「国際社会で自己を表現するコミュニケーション力を養うため、日本文化を伝承する心を育成するため」というもっともらしい能書きが与えられていた。

じゃぁ、きくぞ! 

コミュニケーション力って公教育で「日本語科」やれば、つくんかい!自分を自由に表現する能力は、教室の中で教えられて獲得するんかい!

1990年代、「生きる力」をつけるために、総合学習や生活科を導入したんじゃぁ、ないんかい!今度は「生きる力」をつけるために、総合学習や生活科の時数を削減するとは、どういうことじゃい!

そもそも、「生きる力」ってどんな力かい!具体的に述べよ。例えば1週間無人島に投げられても、サバイバルできる、とか、突然小学校が、テロの襲撃にあって子どもが殺されるか、連れ去られても、ゲリラの中で自分を失わずに生きれるとか。自分の力で一生仕事して食べていける力、とか。もし、そうなら、あんまり日本語科と関係ないじゃん!

「れる」と「られる」と「されられる」と「させられられる」とを私達の言語の中で、選択できる能力を身に付けたら、、どうして、どういう論理で、国際社会でコミュニケーションができるんかい! じゃぁ、方言はどうなるんじゃ!方言なんかどこでもあるけど、方言で話したほうが、お互いにうちとけて心が通い合うってことのほうが多いのに、「れる」と「られる」にこだわった会話がコミュニケーションができやすいとは、よくわからん!

言葉は 生き物である。言葉はコミュケーションツールである。そのものが目的ではないだろう。ラテン語みたいな死んでしまった言葉を勉強するのは、物好きなひとだけでよかろう。それと同じように、たった今、使われていない言葉を勉強するのは、やはり物好きだけでいいのではないか。大学生とかの一部だけでよかろう。どうして小学生なのだろうか。

子どもには、子どもの言葉がある。子どもだけの言葉で、お互いのコミュニケーションを図るってもんだろう。論語や古今和歌集を暗唱することが、「日本文化」に通じている証だとは、思わない。好きな人がやればいい。論語なんて、はっきりって中国(外国)の孔子じゃんか。外国の文化の真似が古くなって日本の文化になるんだったら、なんでもありじゃんか。

日本文化史をよく考えてみると、だいたい、国際化が進みすぎたあとは、そのあとに懐古趣味が流行る。

きっと、今に、また、国民が教育勅語を暗唱して、憲法を改正して軍体をもち戦争する時代がくるんだろうな。こどもたちは、どうなるのだろう。

でも、いったい、誰が、どうやって公教育の内容を決めているのだろう。少なくても、現場で、直接に子どもと接して、努力したり苦悩したりしている人々ではないな。

私には、さっぱりわからん! どうして、こういうふうに日本の教育が流れていくのか。失敗したのに謝らず、どこからか、何かを持ち出して言い訳するやつがいるのかが。どうしてがんばている人たちがその尻拭いをしなけばならないのか。まったくもって、さっぱりわからん!

ただ、できること。それは、目の前の子ども達を一所懸命に試行錯誤しながらも、育てること。目の前の子どもを幸せにするために、一生懸命に仕事すること。それだけが、ただひとつ私にできることだ。

ケータイメールによるコミュニケーションで、「サラリーマン」を、「リーマン」にしてしまった子どもや若者達の文化の方が、よほど感性が豊かだと思うのは、私の思い違いか。

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しあわせな中学生

からり、と晴れた。

本当に、空から「からり!」と、音がするくらいに。

もうすぐやってくる、この地方の長い長い梅雨の前の、貴重な季節なのである。月曜は、主婦に徹する日だ。

布団干し、トイレ掃除、掃除機掛けに、風呂場の掃除・・・リサイクル品の分別ごみ捨て、郵便局に支払いやら、送付やら。アイロン掛けに、庭の花の水遣り。猫の尿シートの取替え。あ~!なんて、どう説明もつかないが、やんなきゃならない細々した家事の多いことよ!四肢をフルに使って、忍者のように動き回る。眩暈がひどい!

千年灸のおかげで吐き気はおさまり、今日はかなり動ける日だった。

それで、小僧の制服のズボンのすそ下げをしてやらなければならない。つんつるてんで通学しているので。今日こそやらねば!

糸をほどいて、裾をまつり直す。なんと10センチもおろした!

こんなに背が伸びたんだ!これは母親としては、うれしい作業であった。ズボンを2着、せっせと糸でまつっていると、妙なことに気がついた。膝よりやや下の部分に、こげたような穴が数個空いている。2着とも何おんなじ箇所におんなじ具合で。何で? アイロンでくっつくあて布をしてやりながら「????」な気分になった。

あとで帰宅した小僧に問うてみた。

あぁ!それ? それは、野球のスライディングのとき、すっちゃうんだよね!

やきゅう?

休み時間にやってんの!

え~!野球やってんのぉ? 

よく聞いてみれば、休み時間は、バスケットや野球、それにオニゴ(鬼ごっこ)、それに、缶けりまでして遊んでいるらしい。え~?中学生なのに?私が中学のときって何して休み時間すごしてなかなぁ。何か、やっぱふざけて笑っていたような気がするけど。

これって幼稚なのか?どうなのか?今どきの中学生の学力低下のあわられなのか?

だから、俺って運動不足にならないから!

う~ん。

まぁ、いいのかな。幸せなんだ。

俺、保健室にまだ一回も行ったことないから

ふと、保健室の常連たちの顔が浮かぶ。徹。里美ちゃん。葉子ちゃん。湯原くん、田原くん・・・・しんどい。苦しい。うざい。学校きらい。いつも、保健室でため息をつき、ときどき授業をさぼり、休んで、愚痴っては、また教室にもどっていく生徒達のこと。保健室にしか居場所がない子ども達のことも。元気かなぁ。

うちの小僧は、やっぱ幸せなんだ。勉強しないけど、幼稚なんだけど。これでいいのだ! 幸せな中学生なんだ。母親として安心。

制服の上着のほうには 点々と白いシミが、北斗七星の形にできていて、洗濯しても取れない。これってどうしたの?

あぁ!それ 修正液あけるときとび散っちゃた!かっこ悪いよね!

白い北斗七星を 油性マジックで塗りつぶしてやりながら、

尿検査、ちゃんと 今度は締め切り日に出せよぉ!

と、声をかけた。

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青い空。水。風。ひさしぶりのカフェ

体調不良で最悪な週末だった。腎臓がおかしい。足腰が冷える。めまい、頭痛、そしてひどい吐き気。千年灸をみぞおちに貼ったら少しよくなったので、昨夜はなんとか眠る。

今朝は、イライラ爆発で、おじじにくってかかる。近所中とどろく声でわめく。呑気にテレビを見ているおじじに向かって

「あんたばっか!気楽でいいね! あたしなんか、年中家庭にしばられて休む暇もないわ! せめて週末すこしくらい休ませて!」

「主婦のくせに、大学院なんか行くから余裕ないんだ!」

「じゃぁ!私は自分を生きたらいけないってのか!あんたばっかり休みに好きなことやって、あたしはずっと24時間仕事せいってのかよ!」

ひさしぶりの興奮である。わめくだけわめいて、どたどた階段をあがってドアをけたたましく閉めてると、布団の上にばったり倒れ、泣く。

もう、すべて放棄してやる!

って、わけいかないぜ・・・

すごすご、また下に下りて、さて洗濯しよ。

洗濯すんだら、深呼吸をして、散歩しよ。

そうだ、こんな晴れた5月の風匂いも感じないで、部屋にこもっているからだ! そうだ、今日は「考える」ことやめ!「感じる」日にしよ。

ハンチング帽子をかぶって1時間、森や田んぼや川に沿って歩いた。水面に座って流れを眺めたり、風が起こす漣をみていたり。それから森のほうに入ったりした。浦島草は、私が気がつかないうちに時期が終わっていた。でも、春の野生のラン、金襴をみつけた。

クヌギや栗の花の香りが嗅覚を刺激した。歩いているうちに汗ばんで、青空と緑に溶け込んで嬉しくなった。

かえって、小僧の制服のズボンすそ上げして、猫をからかってからレポートにかかる。なんとか下書きが終わったのは夜の9時過ぎ。

それからひさしぶりに「カフェ忍者」にいく。今日はぼんやりするだけにする。レポート終わったお祝いにケーキを注文する。カフェをでると美しい三日月と金星がワンセットで空に浮かんでいた。

きれいな空だよ!ほら!

近くにいた不良少年・少女の群れが感動していた。

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パキシル10mgの重さ

クスリが減ってから、急に疲労感が増強して、いらいらしだし、自己否定の気持ちがでてきた。軽い眩暈もまた始まる。あの爽快な万能感は何だったんだろう。

今朝は、かなりやばかった。ひさしぶりに頓服飲むかどうか、と迷っていたが、ベランダで外気にあたって陽の光をあびたら、すこしラクになったので、家をなるべく早く飛び出すことにした。美容院にいってカットしてもらったりしている間、ふてくされたり、急に陽気になって、美容師にあきれられた。

ひさしぶりに、パニック発作って、こんな感じだったよなぁ、の感覚がもどってきた。ここ半年、どんなんだっけ?と忘れていたから。

じゃぁ、パキシルってクスリに、エネルギーもらっていたってことか!

パキシル10mgの重さを知る。

今日は無理せずに、デスクも本も放り出すことにた。

DVDで、映画「Troy」を一気にみた。あんまりな悲劇の史実に涙が流れる。キリストが十字架に磔られた意義をほんの少し理解できた気がした。自分が、何に向かって戦うのか、わかっているのだけど、このパキシルに支配されたココロでは、無力な抵抗にすぎないのか。もう、一切をやめてしまって、スローに生きていこうか、前みたいにパンを焼いたり、森を散歩したり、野菜を育てたりして。自分が、何者なのか再びわからなくなてきた。 

「しばらく慣れるまで、ぐらぐらしますよ。」と、主治医が言っていたようなぁ。絶対に負けない!と、誓ったじゃんか!

し、しかし、苦しい。のどの塊がどんどんふくれていくよう。ぐぇ!

自分の苦しみを叫ぶひとがいない。誰かに言えば、愚痴になってしまう。気持ち押し殺してつとめて明るく振舞い、内なる敵と孤独に戦うんだ。

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ちい猫小の熊さわぎ

ちい猫小の日。

出勤すると、キョートーと教務主任は、大慌てでバタバタしながら、相談している。

何かあったんですかぁ?と、間抜けに聞いてみた。

何でも、校区内の雲山のふもとで、大型動物の足跡がみつかったらしい。昨日も、付近である村の人が、

「1mくらいの黒い四つ足の動物が、目の前を駆け抜けた。」

と届け出て、臨時に集団下校になったばかりだ。ただちに市教委が関係地区の学校に安全対策を強化するよう勧告あり。このごろ頻繁に起こる「ツキノワグマ目撃情報」で、付近の学校は騒然としている。

足跡が、クマのものかどうか、専門家が市から派遣されて調査にくるんだそうだ。キョートーと教務はクマか、クマじゃないか、クマだったとしたら、どうするか、真剣に討議している。体育主任は、

「クマ出没のせいで、放課後に陸上大会の選手の練習ができないじゃないか!」

と、クマにキレまくっている。

ひっきりになしに、職員室に鳴り響く電話。キョートーは、両手に電話をかかえて対応していた。保護者にどうこの事態を連絡するか、まず、各世帯に有線放送で臨時ニュースを流す、それから一斉送信で保護者にメールする。携帯電話を持っていない保護者には、担任が個別に連絡する。学童保育での対応やら、下校時刻の確認やら、集団下校の集合場所やら、大型動物の足跡ひとつに大騒ぎになる。

昼すぎて、市教委から、連絡。

足跡が、クマのものである、との断定がでました!

さて、給食もそこそこに、臨時職員会議があり、対応のチェックと連絡。音楽のセンセイが

「どうぞ、使ってください!」

鈴をたくさん音楽室からもってでた。

それで、各登校班ごとに教員が同行して、集団下校とあいなりました。

しゃん、しゃん、しゃん、しゃん、

子ども達は、鈴をならしながら、ワイのワイの、帰っていった。まるで、昔の花嫁さんの行列みたいに。「クマさんの、おクツのアトがみつかったったんだってよ!」なんて、いっている低学年もいたらしい。

教員が子ども全員の無事を確認して、やれやれ、と職員室にもどってくると、また、電話。

NHKですけど、クマのことで取材させてください。子どもが鈴をならして下校している場面を、です!

キョートーは辛抱強く、そういう電話にも対応していた。NHKもよほどニュースがないのだろう。

それから、何故か知らないけれど、近所の店からアイスクリームを届けてもらって、教職員全員で喜んで食べた。アイスクリームを選ぶときの、センセイ方の無邪気さ、といったら、まるで子ども達のようだ。抹茶味がいいだの、メープル味キープだよ!だの、シャーベットは私のもんだよ、だの。笑える。誰かが冗談をいうと、がはがは、みんなで笑う。

よかった。よかった。

キョートーセンセイにとっては、クマで始まり、クマで終わったような一日だっただろう。「クマ、クマ」とうわずったように一日中、言い続けていた。

コーチョーは出張で留守。

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このごろのココロ

3年もの間、クスリ漬けにされた、この身体。

今日で、クスリの量が減って、3日目。

1日め、さすが 禁断症状が…辛かったが、耐えた。もう、生きているのか死んでるのかわかんない!

2日目、何故か快調。その日の空のように!

そして3日目の今日は、身体は動くが、朝からぐっと疲労感にやられている。集中がとぎれる。横になりたい。いらいらする。誰かに怒りをぶつけてやりたい!

あぁ、そんなココロ。

誰もわかってくれないのが、辛い。孤独。

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襲撃

ご近所の子ども達が一斉に一年生にあがった。

今までは保育園に放り込まれていたので、それぞれの子どもが各家庭で、個別に養育されていた。その子ども達も成長して地元のちい猫小学校に入学し、それも集団登校をするもんだから、遊び集団が組織されたようだった。4時間めで帰ってくるので、うちの前の道路で毎日元気に遊んでいる。都会の子どもと違って、このへんの子どもはめったに頻繁に塾通いなんかしないから、本当に毎日暗くなるまで遊んでいるのだ。

それで、いいのだ! と、私は嬉しい!

だけど、困ったこともできた。

そのうちの一人の女の子はうちのウラの娘のユカリちゃんだ。生まれたての赤ちゃんのころから知っている仲なのだ。この間までは、話かけても母親のうしろに隠れてじとっと無視していたのに、学校で会うようになってから活発に話しかけてくるようになった。ユカリちゃんの暴露で あそこんちのが 鈴鈴センセイのおうちだよ、ということがバレバレになって、それから毎日1年生の集団が押しかけてくるようになった。日に日にその数が増える!週末もおかまいなしで、

ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!ときたもんだ!

二階の書斎で、文献やレポートと格闘していると、5月の乾いた風が子ども達の声を運んでくる。

「りんりんセンセイのとこ、いこう!」

「そうしよう!」

「さんせい!」

「ライオンかってる りんりんせんせい!」

「さんせい!」

(トラが、いつの間にかライオンに変わっている)

どやどやどや! 足音が近づく!

わわわわ!

ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!

・・・と、こういうわけで毎日子どもの集団と遊ぶ羽目になる。

ウラのユカリちゃんのお母さんが、すいませんねぇ、毎日襲撃しているみたいでぇ、と。

いや、いや、いいですよぉ! ははは。

と、答えながらも

(早く梅雨にならないかなぁ。)と、ココロで願っているオバサン。

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授業参観に いかりまくる オバサン

絶対くるなよ!もう、最悪。

そう言われながらも、言ってしまった授業参観。

2年2組の参観授業は学活で、「思いやりのある学級にするには何が必要か」の話し合い。

くだらねぇ。小学校低学年じゃぁあるまいし!

悪いけど。だって、はじめから答えが予想できるもん。

ひとりひとり紙に自分の意見を書かせ、今度はグループでまとめさせ、それを全体に発表する。中学生の感性にはまったくアピールのない戦法じゃん!

予想どおり、出てきた答えは「いじめをなくす」「人に奉仕ができる」「思いやりをかけあう」「明るいあいさつをする」など、ありきたりな内容だ。この中学だからこんなくだらない授業でもありなのかも。もっと複雑な文化圏にある都市部の学校では、授業そのものが成り立たないのではないだろうか。センセイのことより、こういうくだらない授業におとなしくつきあってあげている小僧の同級生たちに畏敬の念を感じてしまう。どの子も目が死んでいる。

お金をなげて遊びはじめたりして、静かに反論の意を唱える子や、「センセイの年齢を聞かないこと」などと、ユニークな意見を出す子などに、なんとか、生徒達の生きている証を見い出した。

こんな教育に価値があるんだったら学校から、とっくの昔にいじめなんかなくなっているんじゃぁないだろうか。1時間読書がビデオ鑑賞にしてくれたほうがマシなんじゃないか。

隣のクラスでは、英語。これも、また、、くだらない。クラスはセンセイの独演で生徒は受身である。わかなんない生徒はまったくわからないだろう。個別に指名しないから、復唱させてもクチパクがいっぱい。センセイはそういう生徒にまったく気がついてない。隣どおり二人ペアで会話練習。好きでもない相手と一組にして、ココロの入ってない英文を繰り返させる。これのどこがオーラルコミュニケーションなんだろう。

I am going to visit Kyoko. なんて 教えるところなんか30年前と、まったく変わってないね。

ネィティヴなら

I'm goin' te Kyoto.と 表現する。

こんなおもしろくない授業をずっと繰り返されて、一日すごし不登校にならない生徒のほうが立派である。まぁ、私の時代も、こんなもんだっただろうか。もっと、楽しかったような気がするけど錯覚か?

午前中には、タマ東中の尿検査の集計を手伝いに、今日も保健室への臨時出勤して、その間生徒総会をさぼった3年生男子たちと、ゲームソフトの話で盛り上がったときの、こどもの目の耀きたら!保健室での生徒の様子の方が、一番素でいる気がする。学校は、子どもの感性や個体差を無視して、一方的に歴年齢別に、学級をつくりあげては、知識を詰め込む。保健室で資料を整理してて気がついたけれど、ひとりひとりの身体の発達、例えば身長の伸びの時期とか、第二次成長が発現する時期や乳歯が生え変わる時期など、本当にびっくりするほど個体差が大きい。ましてや、心理的な発達や、社会的発達などは、男女差もあるし、置かれた環境からも作用を受けるのだろう。それなのにそれをらまったく「ない」、ものとして無視し、同質化させよう、とがんばる公教育のばかばかしさよ!権力からの教育システムの押し付けも問題あるが、現場を担うものが、問題意識ももたずに、指導要領どおりに知識を詰め込むのなら、双方に教育の荒廃の原因があるだろう。

学校という社会に過剰適応できたものが、教員になるのだろう。普通の感覚なら、こんなのいやだ。もっと楽しく生きがいをもって時間をすごしたい、と思うんじゃないか。

小僧じゃないけど、ワケわからんし!

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苦節3年!ついに…この日が!

2ヶ月ぶりの、精神科受診日だった。

どうでしたか?と主治医が聞く。

私は、この2ヶ月の間に起こったことを先生に明るく報告する。

先生、もう次の受診3ヶ月後でもいい気がします。と、いってみた。

いや、薬を減らしてみましょうよ!

大丈夫。パキシル20mgに減らしてみましょうか?

わぁ~!うそみたい!先生のくちからこの言葉でるなんて思いもよらなかった!!!!

念願の抗うつ剤の減量だ!ながい道のりだった・・・

こんな日がくるなんてなぁ。ふとんから動けなかった日が遠い過去になった。自分の足で歩けるようになるには、そう遠くないかも。

絶対、うつ病治してみせる! もう大丈夫。ここまでくれば・・・

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眼科検診大騒動!

朝から、タマ東中の保健室勤務の日だった。

保健室に到着すると、日の川先生が朝会を終えられて入ってこられた。

おはようございます! 

おはようございます!

まずは、元気にあいさつだ。

眼科健診は、昼休みからはじめるそうだ。なんせ500名以上の生徒の健診。それを午後からなので、忙しくなりそうだ。午前中は生徒の来室もなく、

あぁ!きょうは平和だわぁ~

と、日の川先生。午前中はこの中学でも実力テストをやっているんで、生徒のココロには保健室なんてないのだった!

あぁ!まったくですねぇ!

と、相槌をうつ。この辺までは呑気に構えていた。4時間目は、生徒指導会なの。養護教諭からの報告事項も発表するので、資料作成の急いでるの。このデータの入力お願いします。と、渡された健康診断事項をパソコンに入力していく。4月の健診での個人データだ。身長・体重・座高・ローレル指数。事務の仕事、いいなぁ。落ち着く。もくもくと入力を集中してこなす。考えなくていいわけ。それから、心電図の問診表の記入漏れをチェックしたり・・・簡単な事務をこなす静かに流れる時間を感じながら、癒される。心地よい。

毎日、こういうな仕事だったらなぁ。ときどきお茶の時間をもちながら、こういうふうに、書いたり調べたりパソコンを打ったりする仕事なら・・・なんて、思いながら結構楽しく仕事していた。

さぁ!日の川先生会議に出られるために不在になり、保健室で留守番をする番だ。さぁ、仕事の区切りがついたら、今回こそは、面白そうな本でも拝借して読んでるかぁ。

と、その時。

ドアが思い切りけたたましく開いた?と思ったら、ぞろぞろぞろぞろ女子の軍団が入室してくる。

ひぇ~い!

先生は?日の川先生は?先生!先生!先生!

ごめん、今、会議なので私が代わりだよ。どうしたの?

すると、このひな鳥たちは、口々に自分がなんて不幸なのか説明しはじめた。

実力テストうざ~い!部活やめた~い!でも、そういうわけにいかないし!親うざ~い!あの副担任死ね!殺したい!先輩きらい!頭痛い。腰いたい。お腹いたい。目が変。頭を殴られたい。どこかにぶつけて頭くだきたい。いらいらする。やだ、やだ、やだ、やだ!

それぞれが、同時にわめく。一人の話を聞いていると、割り込むように別の一人が話す。

どうしたいの?休んだら治りそう?じゃぁ、先生の許可をもらって保健室で休んで午後から、またがんばろうか?

そうする!そうする!そうする!そうする!ひな鳥達は同意する。

それで、4時間目は結局何匹ものひな鳥の子守でした。具合悪いはずなのに、カーテンを閉め切っておしゃべりに夢中になっていたりする。ひとりぽつん、としている子には、話しかけて話題を引き出しストレスを吐き出させてやる。

この子達、カラダとこころの発達のハザマで疲れているんだな。色々なプレッシャーを感じながら成長しよう、羽ばたこう、とあがいている、そんな時期。覚えがある。大丈夫だよ。と、そっとしておいてやる。本当は抱きしめてもらいたい、聞いてもらいたい、母の胸に帰りたい。でも、できない。甘えたい。でも、できない。14歳。いいんじゃないか。ちょっとくらい休んでも。いいんじゃないか。少し走るペースを落としても。時間は味方になってくれる。センセイだって、そんなこと100回くらい繰り返したんだよ。ここで、すこし休んでいきなよ。

それでも、給食になったら、それぞれ自主的にぐずぐず出て行った。

あぁあ!ひな鳥たちの世話をしていて、準備忘れてたよ!眼科健診だぁ!わやわやわやわや生徒の群れが次々到着。管理してやんないと大騒ぎになる中学生の群れ。静かに順番を待つことできないのか?できないんだな。中学生は。

そのうち、教諭の一人が、病人がでました。けが人です。と、次々に呼びにくる。日の川先生は眼科医のそばで記録をとっていて離れられないから、私があちこち走り回る。喘息発作をおこして喘いでいる女子生徒を病院誘導。さっきのひな鳥は、また、しんどい、しんどい、と、再来室。そっちこっちに走っているうちに、健診の列は乱れに乱れ、アトラクションを待つ長蛇の群集より性質が悪くなっていた!

それでも、500数十名は無事健診を終えて、帰った。ぐったりだが、眼科医にお茶を出し、タクシーを呼び、見送りを済ませ、会場を片付け、放課後にやってくる常連の話相手をこなして。

事務職に比べて、人相手の、それも成長期の子ども相手の仕事のしんどさよ!

やれ、やれ、と首をまわしていると、

「ねぇ、もしかして、ちい猫のセンセイ?」

と、3年男子から声をかけられた。

「えっ?だれ?」

「俺!細井!」

「あぁ!細井達也? あんた、引っ越したの?ここにいたの?」

「おひさしぶりっす!」

ロンゲにすっかり身長も伸びた細井君。ちい猫小で英語を教えた細井君。よく覚えていてくれたね。よく、声かけてくれたよね。長いつきあいじゃなかったのに。

こういう瞬間が、この仕事の疲れの吹っ飛ぶ時間だ。

あぁ、帰宅したら小僧帰る前のひととき、珈琲ゆっくり飲もう!と思っていたのに、近所の小学生につかまり、ひとしきり一緒に遊ぶことに。1年生たち。

「鈴鈴センセイのおうち、はいりたい!」と、騒ぐので

「センセイのうち、トラ飼っているから、小さい子ども食べちゃうんだ。

 5年生くらいになったら入ってもいいよ」

「わぁい!それまで、まつ!」

・・・・・

結局、珈琲タイムなしにまた、主婦の夕方モードにもどったのだった。

づがれだ~!

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アヴェロンの野生児に悲しむオバサン

午前中、わやわや家事に忙しかったが、なんとか昼すぎには大学図書館に到着。今日の課題は、「エミール」と「アヴェロンの野生児(イタール)」だ。エミールは梅根悟先生(知らない方だが)の入門書がとてもわかりやすく、先日読了してノートをつくったので、なんとかなるとして、あとの方は、アマゾンのユーストで購入して読み始めた。

これが、ひどい話なのだ。18世紀に、森に遺棄された11-12歳の子どもが野生化した状態で南フランスのアヴェロン、というところで、捕らえられた。この子を時の政府がパリ(すなわち都会)につれてきて、イタールという医者が、再教育して社会に適応させようとがんばる話。教育の実践報告として書かれた本なのだろうが、人道的になんとひどいことが起きたのか、どっちかというと、そっちの方面で涙なしでは読めなさそうだ。ヴィクトールと名づけられたその男の子は4-5歳のときに、森に捨てられたらしい。その年齢から、森の中で一人で生き延びてきたなんて!むごいことを!もし、わが子なら!

動物を平気で捨てる感覚で子どもを捨てたんだろうか。

うちのりりちゃんなんか捨て猫だけど、今はすごく幸せだ。今日も、ついペットカタログ見てたら、我慢できなくなって、りりちゃん用「アスレチックタワー」を買ってあげちゃった!ピンクのフェルトと木材でできた、猫用とまり木みたいなやつ。ハンモックもトンネルもついていて、これの中に猫が入り込んだら、超可愛い!でも、おじじ「俺には、新しいスーツのひとつも買ってくれないくせによぉ~」と。本当。ネクタイ一本このごろ買ってあげてないわ!

(だけど、14000円もしたのに、当のりりちゃんは、見向きもしない。)

でも、B獣医さんのおかげで、再び元気になり、りりと普通の日常が送れるようになってうれしい。

さて、小僧は、今日は学力テストだったらしい。何にも言わないところを見ると、触れてほしくないんだろう。連休中に勉強していたわけでなし。

いいの!みんな、仲良く暮らせれば!子どもは、幸せでいれば、どんな人生を送ろうとも。

夜は、小僧のPTA役員総会ってのが、あった。役員になっちゃたので、でかけた。眠かった。でも、地域のみなさんが、たとえ半分義務感で、しぶしぶ引き受けるのだとしても、会長や各部長さんも、前向きに純粋にがんばっておられる熱意を感じた。ちい猫の子どもは幸せだと思う。

役員会の帰り道、自転車で坂を上りながら、どこか遠い時代の遠い場所で、孤独に生きていたヴィクトールのことを想った。今の時代にも、私の知らないところで、たくさんの「ヴィクトール」がいるだろう。荒れた家庭で、スラムで、機能不全な施設で。

ヴィクトールはあんな悲惨な人生でも、生きたんだよな。

最後は、幸せに死んだのかな。

この本は、一日50ページのノルマで4日間で、読了する!

・・・ことにした。

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田んぼのにおい・風・空。

「きらきらルーム」のベランダから、よく晴れた空をながめた。

ちい猫村の空は、とても表情が豊か。

下を見下ろすと、田植え前の田んぼに水がはってあった。5年生が田植えする田んぼは整備されている。

田んぼの水には、何万匹の蛙が、歓声をあげて恋の歌声で大合唱。いいねぇ。ツバメのアパートも大盛況だ。

いつまで、「きらきら」にいれるのかなぁ。

今日の授業では6年生。「鈴鈴センセイへ評価シート」を無記名で書いてもらったところ、

「あんたは,エライ!」

「なんて、発想がユニーク!」

「教え方上手だねぇ!」

なんて、嬉しい感想が書かれてあって、幸せだった。

この子ども達が、なにより健やかに育ってくれること、それが一番うれしい。たとえ、どうなろうとも、目の前にいる子どもを一所懸命育てること、それが、私の使命だ。

どんな形だあろうとも、私はセンセイだから、この子ども達のために、たとえギャラが悪くとも、がんばろう!

風を感じ、ゆっくり流れていく雲をながめながら、決意。

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りりちゃんの手術騒動

A獣医に連休中にみてもらったりりちゃんの傷は、一向に癒える様子なし。エリザベスカラーもかなりストレスとなっているようだ。癒えるどころか、だんだんひどくなり、痛々しく可哀想すぎて見ていられない。

これほどひどい傷に、抗生物質の内服と軟膏塗布で様子をみる、なんて、ちょっとおかしくね?

普通、このくらいひどい傷なら人間のばあい外科的処置でしょ?縫合するとかさぁ。

だよねぇ!

家族会議の末、B獣医にみてもらうことにした。いわゆるセカンドオピニオンっていうやつ、である。

そうと決まったら一刻の早く診てもらおう。朝一番、仕事の前に受診した。予感どおり、B獣医は「これは、ひどい!縫います。」と、すぐ手術してくれることになった。是非とも、とお願いして、猫を託して、仕事にでかけた。

夕方、術後に迎えにいくと、先生が言うに、傷口は腐りかけていたそうだ! ほっとけば死亡することもあるかも、なんていわれて、びっくり。内部を洗浄して、壊死部分を切除して縫合してくれた。10日後に抜糸にくるように、といわれた。さすが、B獣医である。医者はやっぱり腕で、勝負だ、とつくづく関心した。

手術代は目の玉が飛び出るくらい高かった・・・自分の体調も悪いときでさえ、気合で治しているくらいなのに。でも、できる限りのことをしたかった。大切な家族の命である。

カラーなんか、いりません。もう、大丈夫です。という、B獣医の頼もしい言葉に、安堵して、やっとひさしぶりに元のとおりになったりりちゃんを抱きしめた。よかったねぇ。

待合室で順番を待っているときに、いろいろな方とお話した。いろいろなワンコやニャンコに出会った。みなさん、ペットをとても大切にしていて病気や怪我を心配しておられた。その気持ち、よく理解できる。卵巣に腫瘍ができたワンコ、何故か、口がしまらなくなったニャンコ、猫ばかり2保護して、20匹も飼っている方、エイズや白血病の猫を面倒見ている方、手術が成功して涙ぐんで獣医にお礼を述べている方。ペットを飼ってみて、はじめて体験したさまざまな温かいこころ、である。

よかったねぇ、よかったなぁ。

命を救えること、すばらしいことなんだな。

りりちゃんの命は、とっても大事。そのまんま、で、とっても大事。

本当にそう思った。

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家庭訪問

今日は、小僧の中学校のセンセイの家庭訪問日。

社会科の雪村先生が担任だ。女性なので、こだわりのスイーツを淹れたての珈琲とともに、カフェ風にお出しした。センセイもお疲れだろう。ゆっくりもてなして休憩させてあげたいわ。

でも、おとなしいセンセイで、特別何も言われず、特別何もきくことも、相談することもなく、無事にすぐ終了した。特別よくも悪くもない小僧は、特記すべきこともないんだろう。私が、隣の小学校に非常勤出てていることも、ばれてるし。

家庭訪問って苦手。

今年もなんとか終わったわ~という感じ。

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カタバミの花

さすが、連休中かたい本ばかり読んでノートを作っていると、疲れる。ずっと、午前様で寝床についている。眠りの質も悪い。ノルマをこなすことで、頭がいっぱい。朝からいらいらして、おじじに当り散らしていた。

GWの最終日は、やっぱ休もう。ぜんぜん違うことをしよう!

そうだ、土をいじろう、と庭にでた。

雑草を抜いて、レーキで地面を撫でて整え、木の枝を剪定して、花壇に 何種類かの花の種をまいた。桜には、紅い実がなり、スズランには可愛らしい蕾がついていた。香りのよいゼラニュームの花が咲き出して、美しい。どくだみと雪ノ下があちこち生命力旺盛に伸び始めて、グランドカバーになっている。梅雨のころの白い花がきれいなので、一部は残しておいた。

あぁ、もっと、スローに暮らしたい!

疲れたよ~

憎らしいカタバミがいつものごとく蔓延っていた。全部むしりとってやろう、と引き抜きかけて、よく見ると、小さな黄色い蕾をたくさん付けている。

花が咲くまで待ってやるか、と 手をとめた。

どうして、どこにでも根をおろす強い花は、雑草といわれて、嫌われるんだろう。

「強さ」ゆえ、嫌われるんだな。

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猫のアンテナとディルケムな一日

連休後半も、家事以外はデスクで課題をしている。

さまざまな文献や本を読む。こんなに学習意欲が増強した時期は私の人生に中でも、あまり多くない。春と初夏のハザマの時期、気温は高いのか、低いのか、暑いのか、寒いのか、よくわからない気候である。それゆえ自律神経が乱れガチで、風邪をひいてしんどいが、寝込みながらも少しづつ、計画にそって学習を続ける。家事以外は、ほとんどデスクだ。小僧については、手抜きはできぬが、おじじについては、ほとんど存在を感じなくなってしまった。

おじじは、ミュージカル劇団のオーディションに合格して、東京公演にむけて、ほとんど稽古にでかけ家にいないが、飼い犬をドッグランに放している、くらいにしか、思わなくなった。悪いけど。

一対 自分の趣味と家庭と、どっちか大切なの!

と、詰め寄った過去がなつかしい。自分が充実するとパートナーには、あまり精神依存しなくなるらしい。真面目に仕事をしてくれるかぎり、それでよし! みたいな。私の家の仕事を増やしてくれない限りなんの不満も文句もありません。

小僧についても、もう、どうでも好きなように生きていきなさい。ただし、20歳までしか養わないから、と 条件つきで放任気分になってしまった。学歴は自分が必要と判断した分だけ、自分で考えて選択したなさい。自分の夢をかなえるために、やりたいと思うことには援助するから。そう宣言して塾だの、成績だの、あまりどうでもよくなった。不思議と、そう言い放ったとたんに、小僧、最近、よく本を読んだり、文章を書いたりするようになった。

猫のりりちゃんは、この間の家出のときに、他猫に攻撃された傷が悪化して、目下療養中である。連休でもやっていった良心的な獣医さん方で、エリザベスカラーをつけられて返された。毛づくろいもできず、狭いとことにも入れず、意気消沈して、うつ状態。自業自得だから、仕方ないんだぞ。アンテナみたいなカラーの真ん中に、猫の顔があって、すごく笑える。りりちゃんには、気の毒だけど、毎回笑わせてもらっています!

「オール1の落ちこぼれ、高校教師になる!」 (宮本延春氏 著)を大変興味深く読了した。これは教育理論を越えている。宮本氏のやり遂げたことが、どれだけの子どものこころに希望と未来を与えたか!すばらしい使命を持った、すばらしいセンセイが、たくさんいる。教育現場は、このような体験をした社会人を、多く現場にいれるべきだ。学生時代から過剰に学校制度に適応して、そのまま学校世界しか知らずに教師になったひとたちが、つぶれはじめている以上、新しい風穴をあけるべきだ。さまざまな体験をしたひとをもっと、現場におくるべきである。条件付で、無免許でもセンセイができるような制度もあるというが、雇用条件があまりにもお粗末である。

ヤンキー先生こと善家さんも、五体不満足の乙匡さんも、元極道の妻で弁護士さんの大平さんも、すばらしい!善家さん、大平さん、宮本さんは、すべて現行の教育現場も教師も救えなかったひとだ。でも、だれよりも子ども達に希望を与えているではないか! 真の教育者たるか、は、免許云々ではない。

がんばろう!

人生に、確実な夢をもったときに、うつ病は治るみたいだ。

今日はディルケムの「自殺論」や、マックス・Wなど、脱線して社会学方面の考察をしていて、ひさしぶりに、」なんだか、現実感を持った気がした。

本屋のカフェで、レアチーズケーキと珈琲をいただきながら、すこし休憩。

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柱のきず

子どもの日である。

うちには、ひねた子どもがひとり。

この家に小僧と引っ越したときから、背丈をはかってはしるしを付けた柱をつくづくと、ながめた。小学校に入学したときから一定に5センチずつの間隔でキズがついている。

起きてきた小僧に、ねぇ、こども日だから、背を測らせて、と声をかけたら、

最近、とみに野太くなった声で、

やだ! 

と、即答された。それで、

あのさぁ、超デカ 「ミルクプリン」の報酬つけるからさぁ。

測る! 

と即答した。笑える。大人の感情と、子どもの感情が、まだ交錯しているんだなぁ。おもしろいなぁ。まだ、わかりやすい時期だなぁ。

それで、私より視線が高くなったので、上を向けながら分厚い本を頭にのっけて、鉛筆でしるしをつけたら、なんと、去年から10センチ以上伸びていた!当然では、あるんだけと、こう具体的に認めてみるとすごく親としては、嬉しい。メジャーを出して測ってみたら、159センチだった。大きいほうではないが、彼なりに正常に成長しているんだ。

それから、気をつけて顔をみると、鼻の下の産毛が、少し濃くなって目立つようになっていた。もしかして、これって髭に変化している途中かぁ?

新しい緑がまぶしい季節。

外では、孫の三輪車を押しているおじいちゃん、や、元気に群れてサッカーしている小学生やらが、歓声をあげていた。

あんな時期、小僧にも、あったよなぁ、と つくづくなつかしい。

子どもを産んで育ててきて、本当によかったなぁ。 運命に感謝できる。小僧を159センチにまで育てるには大変だった。その苦労は一言ではいいつくせないが、その時、その時が、あまりに真剣で夢中だったから 一瞬のできごとのような気がする。

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熊が出た日に・・・

今日は 6年3組の授業の予定だったので、あわてて朝から立案と教材作成に追われていたが、午後になって近くの山に

「熊出没」

との市教委からの通達。それで子ども達は、直ちに集団下校になってしまった。

前のコーチョーセンセイがやめられて、新しいコーチョーセンセイがこられたが、なんだか変。目元が泳いでいる。教員とのコミュニケーションもまったくとられないし、士気も覇気もなし。存在感なし。校長室の窓からずっと外をながめたりしている。

なじめないのかなぁ、と、ちょっと仕事のことで話しかけてみたが、「暖簾に腕オシ」的で、なんだか、変。そういういや~な感じがココロに広がってきて、私だけがそんなふうに偏見をもっているのかなぁ、と悶々としてたら、山本センセイが、「コーチョーどうだった?」と話しかけてきた。

教員裏話に詳しい山本センセイに、ちょっとそれとなく聞いてみたら、何でも、前任校で「ひどい校長」として、有名だったらしい。管理能力ゼロ。面倒くさいこと全部しない。行事は手抜き。がんばっている教員をけなす、叩き潰す、やっかむ、非難する。そういう校長を評価する機関はないのか?

ない、らしい。そんなぁ。

山本センセイがいうには、学級管理や子どもが嫌いで、管理職だけをねらって要領よく校長になる人がいるんだって。教頭の評価は校長がするから、教頭は校長にぺこぺこなんだって。職務的な使命感を持って仕事をする現場の教師も大勢居る中で、そんな問題管理職者がいる、まぁ、そんなことはどこの業界でも起こっているんだけれど。これじゃぁ、日本の教育なんてよくならんわけだ。アベ総理よ、モンカ省よ、チューキョーシンよ。一度でいいから覆面で水戸黄門みたいに、世直しの旅に出てから、色々と決めてよ、といいたい。教育にまわす予算は削っているのに、教員に押し付ける理想像は増えてくる。仕事も増える。要領よくやって出世する人も居る中、まじめに取り組んでいる現場は、疲弊しているぞ。

子どもは可哀相だ。

何か、全部、変。

変だよ~!

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初夏のしたく・トイレ掃除検定試験

あちこちの新緑が美しい。朝は早く起きておじじとモーニングにいく。本を持ってカフェへ。

それから、おじじは、ひとりで新嘗山に自生しているカタクリの写真をとりにいった。私も行きたいが、私には家の仕事がある。研究がある。

小僧は部屋のドアに「立ち入り禁止」のポスターを貼って自室に引きこもり。たぶんゲームだ。

とりあげず、気分が爽快なので、冬の後始末と、夏のしたく。

それは、まず、コタツをしまう。厚いカーペットをとりのぞく。ソファのカバーを毛から綿のものにとりかえる。流木を飾る。麻ののれんをドアにかける。額の絵はがきを 「かえる」「藤」「菖蒲」「わらび」なんかに、変える。和紙のタペストリーは 「蛍」に変える。豆炭あんかを仕舞う。

筍の季節。散歩でみつけて掘ったやつをゆがく。

カバーを洗って、しまう。ストーブだけは残しておこう。きっとまた、気温が激変するから、ね。明日から雨らしいし。

小僧、ヒマだ!ブックオフに車で連れて行け、と猫撫で声で、降りてくる。

冗談じゃない!この忙しいときに、あんたのアっシー君じゃないし。義務を施行して初めて権利を主張できるのだ、ろくに家の手伝いもしないくせして、屁理屈ばかり。自転車でいけ、と無視。

じゃぁ、何か手伝ってあげるから、その代わり!お願い!と、しつこい。

あら!そう、じゃぁ、トイレ掃除をお願い。上下2箇所。

汚れたトイレ、これで あきらめるだろう、と踏んだら、やる、という!

後ろに見守る中、あれこれ教えながらトイレ掃除させた。

ブラシのいい音してない!1点減点!

という、具合にかなり厳しく指導する。面倒くさいわ、私がやれば、さっさと終わるのに、指導しながらさせて1時間もかかった。小僧にトイレの掃除の仕方を教える。

うわっ、汚ねぇ!の連続。自分で汚すくせに、まったく!

お母さんは、こうやっていつもトイレ掃除してんだから、ねぇ!

最後にお香を炊く。それで、フィニッシュ!

態度 C 

意欲 B 

ブラシづかい C

雑巾遣い C

無駄話 D

カバー取替えの手際よさ C

評価を言い渡す。

「トイレ掃除検定準4級を言い渡す!」

「で?」

「じゃぁ、連れて行くよ。ブックオフ」

と、小僧を連れて車で出かけたのだった。

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りりちゃん、ご帰還!!!!

りりちゃんのいない休日、小僧もおじじもイライラしてて、けんかばかり。朝ご飯ひさしぶりに3人一緒にテーブルを囲んだのに、お互いの言葉尻をとらえて、攻撃がはじまる。

どよーん、とした気だるい気分で、何するにも、どっこらしょ!と掛け声かけないと体も心も動かない。「うつ」がぶり返すんじゃないが、不安。

りりは、ずっと帰らない。何度も猫ベルを鳴らすんだけど。

食意地の張った、あの、大食漢のりりちゃんが、こんなにエサを食べずにすごせるわけがない!猫ベルに反応しない訳がない。

もう、帰らないよねぇ。道に迷って、森に入ったら、もう谷なんかにおちたんだったりして、ね。

猫なんかさぁ、また拾ってくればいいじゃんか!

縁がなかったんだよね。自分から自主的にでていったんだし。

恩知らずだよね。猫って情がないらしい。

いいじゃん!エサ代とか浮くし、世話もなくなってラクになったじゃん!

そういえば、以前に迷い猫が部室で死んでたよね。

ペットロスを乗り越えようと3人必死で、正当化している。でも、それぞれが、体中、耳にしてりりの鈴の音を聞き分けようとしている。近所の子どもが道路で遊んでいて「ネコ・・・」といった気がした。あわてて飛んでって、猫見なかった?と訪ね歩く。

携帯のデーターフォルダに記録されていた、りりの画像を眺めては、あぁ、小さかったなぁ。あの時。在りし日の姿を思い出す。もう、このふわふわの胸毛にも、ぷにゅぷにゅの肉球にも触れないんだ・・・と、思うと猛烈に悲しくなってきた。あのかなりの雑種が入った毛の模様はりりだけだよね。あの声も。

悲しい。悲しい。悲しい。あぁ、もう少しりりと一緒に人生を送らせてください。りりに会いたい。りりとまた暮らしたいんだぁあああああ!

と、

遠くで、チャリンっというかすかな音?

にゃあ~~~ と、かすかに、聞こえた気がした。

あれは、まさしくりりちゃんの声では!近所の猫とリりの声は聞き分けられる。鈴の音も聞き分けられる!

飛んで庭に走る。

りりがいた!

帰ってきた!

一瞬警戒したように逃げかかったが、「りりちゃん!」と、呼ぶと よたよた、とゆっくり近づいてきた。ぼろぼろだった。あの瞬間は決して忘れない。小僧と二人で歓声をあげた。出かけていたおじじ、しょげて帰宅したが、りりがもどったことを知るとウル目になって、うはうは大喜び!いやぁ、明るい、明るい!うちの家庭がこんなに明るかったとは!

りりが居るっていうことが、こんなに私達家族の中で大きくなっていたんだ!

たかが、猫。そういうふうに、頭で思おうとしても、ココロがそう思えなかった。

「猫を飼っている」んではなくて、「かけがえのないりりちゃんと暮らしている」ってことを思い知らされた事件だった。

りりが帰ってきて本当に嬉しかった!

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りりちゃんが旅に出た。

りりちゃんが、いなくなった。

昨日の夕方、洗濯物をとりこむために窓を開けた一瞬のことだった。

まさに、脱兎のごとくスキをついて、りりちゃん外に飛び出した。いつもは2-3時間で帰ってくるから、気にもとめなかったのに、昨夜も帰らなかった。きっと明るくなったら、けろり、と帰ってくると思ったのに、今日も帰らない。

猫ベルを鳴らしながら捜索しても、みつからなかった。

森まで探しに行ったけど、みつからなかった。

5月の風にたなびく葉ずれの音も、りりちゃんの首輪の鈴に聞こえてしまい、全身が耳になる。

ご近所の目をはばかることなく、大声で、りりちゃん、りりちゃん、と呼んでも、反応ない。

りりちゃん、旅に出たのかな。

コタツの季節と、ともに、我が家にやってきた流れ者のりりちゃん、コタツをしまう頃にいってしまった。もう、成猫だから、なんとかやっていけるんだろうか。

りりちゃんがいつも居た窓辺が、ガラン、と空いている。

りりちゃんがいつも日向ぼっこしていたベッドも。

急に力が抜けちゃった。おじじも小僧も、きっと帰ってくるよ、と希望をもっているけれど。

命の存在感の大きさをかみしめている。

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バスケットボールとアイスクリーム

連休前の金曜日。主婦にとっては、ありがたくない。

一人の時間が持てない。自分の仕事は依然として、ある。それも増える! あーあ!

平日のお休みの日。本来なら大学の図書館にいくが、今日はケーブルテレビの引き込み工事があるっていうので、在宅してなければならなかった。ローカルなケーブルテレビを引き込むと、地元情報番組も見れるし、東京のテレビ局の電波も受けれるようになって、見れる番組が増えるらしい。やっと、この村にも自治体がらみで準備がととのったらしく、今なら、加入料無料キャンペーン!ってことで、工事を頼むことにした。でも、今まで、NHKとあと民放が2チャンネルだけだったから、あんまりテレビみないんですけどぉ。

天気がよくて、からりっと気持ちがいい。この地方にとって、貴重な時期だ。布団を干して、猫を散歩に出してやる。それから、やっと書斎にこもる。

「エミール」を今日こそ、読んでしまわなければ先に進めないぞぉ。

ストーリーの中では エミールは15歳になっている。第4巻にはいった。自然人として、立派に育ったエミールは社会の矛盾に気がつき始め、倫理観を身につける準備ができはじめた・・・・・この古典に感動してつい、深読みしてしまい、なかなか先に進まない。さっと、で、いいから、読了してしまわなければ・・・

ふと、道路で遊んでいると6歳児たちの会話が聞こえてくる。しゃぼん玉が、ふんわり、と 窓からはいってきたような感じ。

ねぇ、大きくなったら何になる?

あのね。えーと、ばすけっとぼおる!

(はっ? バスケットボール?)

そうなの?ばすけっとぼおるなの?

うん!ばすけっとぼおるすきだから。あとねぇ。もうひとつ。

なあに?

あいすくりーむ を うる ひと!

へぇ!

大きくなったら、ばすけっとボールとアイスクリームを売る人かぁ?そういえば、「窓際のとっとちゃん」も、一年生のときに、女スパイと駅で切符を切るひとになりたかったんだっけなぁ。なんて、昔読んだ本を思い出す。

そのうち、結局、眠くなって昼寝をしてしまい、読めずに夕方をむかえてしまう。すごすごと台所に立つ私。小僧が腹減った~と帰宅。

うへーぃ!

それにしても、風邪引いて声が出ない!電話に出たら変質者と間違われてしまった!

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和太鼓と小学校の春

今日は、ちい猫小学校の日。火曜日と木曜日はちい猫小。

職員室はみんな明るく仲がいい!今日は2時間目から、一年生のはじめての英語活動の授業だ。ジェシーと私は、「きらきらルーム」を うんと可愛く飾って、ホワイトボードに

いちねんせいのみなさん!きらきらるーむにようこそ!

と、色とりどりのマーカーで書いて、自分らの似顔絵を加えた。

そとから かわいい足音が聞こえてきた。

「きら きら きら きら きら・・・・・」と、歌うようにリズムをとりながら

担任の田中先生を先頭に、30数名の小さなこどもたちが、とことこ、と、やってくる音。

ジェシーと私、いりぐちで、

Hello! Hi! Hello!

とひとり ひとりを むかえる。小さな小さなこどもたちがアリンコの行列みたいに きらきらルームに、やってきた。

ワイのワイのワイのワイの 

ひとしきり、興奮と不安と好奇心の渦がアリンコたちをパニックにする。

1組の田中先生はベテランの先生、上手にあっという間に4列に子ども達を並べてしまった。2組の若い割田先生は、おろおろと、しかってばかりだったので、

「あれれれれ・・・・へびさんみたいな列はどれ? まっすぐさんはどこかしら? まっすぐサンになった列は一等賞!すわっていいよ!」

見かねて、子ども達に声をかけると、一斉に競争しながらちゃんと並んでくれた。

今年のやんちゃは誰だろうか?今年の泣き虫は誰だろうか?今年の優等生は?と楽しくアリンコさんたちの様子を観察。ジェシーも上手にうまくのってくれている。導入は大切なので、子ども達の好奇心をうまくうけとめながら、ゆっくりと、英語活動のムードをつくっていく。少しくらいやんちゃがいても大丈夫なのに、割田先生の場合、だめ、だめ、だめ、とすぐこどもをしかる。英語はjコミュニケーションツールなので、自己表現ができない子どものほうがだめですよ。自分を表現したい!という、気持ちを大切にしたいのに、担任の先生によっては、行儀が悪い、としかってばかりの人がいる。担当の私に失礼だ、と気を遣っているみたいだ。たまの授業なので、「わーい!」と、よろこんでもらいたいんだけれど。ジェシーのキャラと子どものキャラをうまくコーディネイトしていく、これが、私の役割だ。ジェシーが突っ込み、私がぼける。これで、いつの間にかあっという間に英語を楽しんでいくムードを作り上げるのが、私の仕事。

今日は、「ダックダックグース」をした。1年生は飲み込みが早い。英語の説明でも、すぐ、ああ!と理解する。最後はジェシーと握手したり、See you touch したり、Hug hugしたりしてワイのワイの去っていった。毎年、この「えいごのせんせい、こんにちは!」の授業が終わると、廊下を歩くたびに

1年生からの 「あっ!りんりんセンセーだ! りんりんセンセーイ !」の連呼にあう。わっと寄ってきては、あのね、あのね、の嵐に遭う。

今の6年生たちが1年生のときも、そうだったなぁ。今は、はずかしそうに、礼をしてすれ違っていくのだけれど。そんなふうに、懐かしく思い出しながら、ふとわたり廊下から外を見ると、休耕田に春の野の花々が印象画のように 点々になってピンクに黄色に、帯のように、広がっていた。つばめが すいすい、たくさん舞っている。校舎に「ツバメの長屋」が並んでいるのだ。ツバメたちは、子育てに忙しい。

きれいだな。きれいだな。

ちい猫小の春は きれいだな!

ところで、うちにあった和太鼓、今日小学校に運んだ。校務技師さんと教務主任のスズセンとともに軽トラで運んだ。おじじが、かなり前に骨董屋で衝動買いしたままずっと家に眠っていて、猫の止まり木になっていた叩かれない和太鼓。それを小学校に貸し出すことになったのだ。届いた太鼓をみんなでワーッと言って囲み、

でんでんでんでででんっ

と、アドリブで叩いてみせると子どもから拍手をもらう。

「和楽器をやさせてみたいんです。」と、言われる音楽のセンセイの要望で蘇生した我が家の太鼓。どこかの権威ある団体から「琴」の寄付もあり、音楽室でも新しいすてきな授業がはじまった。

いいね、いいね!

でも、おじじ 怒るだろうなぁ。勝手に貸しちゃったって。おじじに衝動買いされたものはいつも使用されずに、物置や押入れで眠り姫になる運命になる。おじじはまったくそれで平気だが、私はそういうの大嫌いだ。モノにも命があり、使ってもらってあげた方が幸せなのだ。おじじが買い集めたモノをリサイクルショップに売りさばいては、それが発覚し、そのたびに離婚する、しない、の大喧嘩になる。

だれど、私は懲りない。

あの太鼓は、幸せになったんだ。ちい猫の音楽室で。

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時任三郎とインキンの話

昨夜のこと。

小僧が、ドラマ「花嫁とパパ」に夢中である。時任三郎扮する、過保護パパと、年頃の娘役の石原さとみドタバタコメディが楽しい。

それにしても、時任三郎が、パパ役とは!!! 「ふぞろいの林檎」では、手塚さとみと恋人同志。(さとみ、という女優さんと縁あるんだなぁ)あの時は三流大学生の役で、これまた、はまったドラマだった。時任三郎、かっこいい!と、なつかしく思い出していて、ふと、

「あたし、今さらこの年齢で恋愛できるとは、まったく思わないけれど、もしも、だよ。もしも、時任三郎が、求愛してきたら、あんた、裏切って不倫するな! 時任三郎だったらいいねぇ!」

「ありえねぇ!100パーセントありえねぇ!わはは!」と、おじじ。

「可能性の問題じゃないわ! 質の問題!時任三郎だったら不倫するわ。悪いけど。」と、言ってやる。

おじじ、ムキになる。

「その、時任が、だよぉ。たとえば、だけど、インキンでもいいか?」

「はぁ?」

「インキンタムシで、おまけに禿げで、ワキガでも許せんのかぁ?」

「いいねぇ! 時任三郎なら、インキンでも許せるね!」

おじじ、さらにムキになる。

「さらに、毛じらみ持ってて、女装癖があって、も、かぁ?」

「・・・・・・・・・・」

「時任三郎、さらに、趣味が鼻毛抜き!」

私の頭の中に、女装して、毛じらみ持ってて、禿げてて、インキンタムシの時任三郎が、鼻毛を抜いている姿が、急にポップアップ。

「そりぁ、いかんわぁ! あはははははははははははははは!」

「だろ?俺でよかっただろう。あはははははははははははは!」

「そうだね。あんたでよかった。あはははははははははっは!」

こうやって夫婦で、おばかな話で大笑いしていると、ドラマに夢中のはずの小僧が、突如割ってはいってくる。

インキンタムシって治るよねぇ?」

「なんだ!唐突に!」

「ねぇ、インキンって治るんだよね?」

「そりぁ。医者にいけば治してもらえるでしょうけど、行く勇気あるか?看護師さん、若いお姉さんかもしれないよ!」

小僧、ちょっと考えて ギャッ と叫んで風呂に飛んでいく!

なんだろう????

ひさしぶり、家族団欒、時任三郎とインキンの話で盛り上がったんだけど。

でも、アレ以来、時々インキンの女装の時任三郎が、私の頭にイメージされて、思い出しては笑ってしまう。今日も、図書館で、もう、たまらなくて、笑いをこらえるのに大変だった。ごめんなさい!時任三郎様、勝手にインキンタムシにしてしまって。

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きらきらルーム再起動!

ひさしぶりに ちい猫小学校のデスクにもどる。

今日から今年度の小学校の英語活動が始まった。トップを切ったのは5年生。1年生から すこしずつ数字をやってきて、今日は数字シリーズ・第5弾「10の倍数」というテーマだ。

1年生 1-10

2年生 1-12(11と12はLVの発音が難しいので、ゆっくりすすめる)

3年生 1-19

4年生 1-30

と、学習してきて、5年生で、10,20,30,40,50・・・90と教える。発達段階に応じて6年生までに、英語の数字の規則的な変化や発音を6年間かけて学習するシステムで、私が考えて、4年かかってカリキュラムを今年でやっと整えた。あくまでも「楽しむ、遊ぶ」のスタンスは変えない。覚えなくてOK!、忘れて、OK!

つまらない内容の学習項目をどう、システマティックに指導して、関心をもたせるか、でも、なるべくネイティブの発音に忠実にインプットするには、小学生のやわらかい脳が最適だ。これは研究課題だ。

ジェシーの手作りのよい教材の助けもあって、授業は大成功。子どもはとても喜んでくれた。「5年生になったら、英語多いよ!みんないやかもしれないけど、ついてきてね!」というと、「多いほうがいいよぉ!」とのリアクション。うれしいね。

1年生からの付き合いだから、顔をみれば、名前がでる。なるべくファーストネームで呼んでやる。このココロの距離感のなさが信頼関係につながるからだ。担任のセンセイと違い、たまにしか会わない子どもたちだからこそ、信頼関係につまずくと、授業が成り立たなくなるからだ。

楽しいと、子どもだから、つい興奮して騒ぐ。どならなくても、ちょっと、「Triangle!」と静かに言うだけで体育すわりをしてくれる。「Silence」の、一言で、すっと静かになる。

どの子どももみんなちがう。能力やモチベーションやもっている興味が違う。集中力、欲求不満耐性も違う。前後の授業や、天候や、時間帯や、気温などが影響して、そのときそのときの子どもの集中力が違う。でも、どんな状態でもきちんと子どもの関心をつかむ、というのは、もう、職人技なのだ、と思う。プロではなくて、職人、これが私の目指すセンセイ像。感じは、そうね。キャラ的には、久本雅美か 清水ミチコ みたいなノリをめざしている。

いろいろな意見があるだろうが、私は、子どもは、権威で威圧してはならないと考えている。あくびをする子どもや、後ろで悪さをする子がいたら、それは、もう教える側が悪いのだ、と自己反省をしていこう。ときどき、集中が悪い、態度が悪い、と、どなったり、しかったりする教師がいるが、それは違うのではないか、いつも思う。

英語指導の職人になりたい。「英語」というディバイスをとおして、グローバルに思考できる子どもを育てたい。たとえ、一生、このちい猫村から出ない人生を選択する子がいるとしても、どんな仕事もみんな世界の人々とつながっている、ということを教えたい。そうすれば、戦争を起こそうなんて、いう大人はひとりもでないだろう。相手の視点でものごとを思考できる子どもができるだろう。

あまりにも理想主義的な感傷だろうか。

ところで、今日から「きらきらタイム」も再開だ。新学期はじめての「きらきらタイム」

今年は火曜と木曜の掃除のない日だけにしたが、その分、中休みもあけようと思う。

きらきらたいむは 4がつ24にち から です

たくさんのタンポポの花を折り紙でつくってはった看板を入り口に置いた。

さっそく常連さんがもどってきて、

「待ってた。楽しみにしてた。」とうれしい言葉。

低学年を中心に10人くらいやってきて、塗り絵つくりや、ドミノ積み木で遊園地つくりをして遊んだ。ひろがる子どもの想像力。始めはそれぞれが勝手に遊ぶが、そのうち、みんなで遊びを広げ始める。そのうちに、積み木を運ぶ子、色別に分け始める子どもと、分担が自然に決まってきて、共同作業が始まる。作品をつくりながら、家庭でのエピソードや、教室でもできごとを ぽつぽつ語り始める。特別こちらから、聞かなくても 話し始める。

おじいちゃんが死んだこと、ペットが死んだこと。しかられて悲しかったこと。明日、電車にのってディズニーランドにいくこと、お父さんが帰ってこないこと。教室では、いつもひとりでいること。お兄ちゃんにいじめられること。センセイにほめられたこと。給食がどうしても食べられない理由。きらいなセンセイ、好きなセンセイ、好きな授業、嫌いな授業。お母さんは専業主婦なのに、いつもいつも電話で長話をしている、などなど、

子どもの力はすごいなぁ。と思う。

いつも、この子ども達にはげまされてきた。辛く苦しいときも。

この子ども達は、決して「学力低下」など、していない、と信じる。

一生懸命に生きている。

ちい猫で、私のような小さな力で、何ができるだろうか、と時々不安、悲観をしてしまう。

でも、私はやはり、がんばろう!

勇気をだそう!エラクなくていいから、この子どものセンセイでいたい。

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繭にはいったヒビ

昨夜、遅く「○○研究基礎論」の最後のレポート課題を仕上げた!

疲れた、というより、落ち武者のような風体で ふらふら、と部屋から出た。1時間ほど、おじじに「カフェ忍者」に連れて行ってもらう。

風呂にはいってふとんにもぐるが、気持ち悪い緊張が体に張り付いて寝付けない。体中にモーラステープと千年灸を貼り付け、『月光』を流し、ろうそくの灯をともすも、CDが終わっても寝付けない。

明け方に、吐き気がして、トイレに駆け込む。 早朝から吐きっぱなし。

「おじじ、起きなくていいよ。」と、一人出かけてくれる。

小僧には朝ごはんを準備するが、さっさと起きて制服をきて待っていた。小僧の嫌いな納豆を出したが、文句なくさっさと食べ終え、「ごちそうさま、いってきます!」と、さっそうと出て行った。あいさつをして、食事を終え、あいさつをして、出て行った!不思議。あたりまえのしつけがなってない小僧、今日はどうしたんだぁ、とぽかん、としてしまう。

朝からまったく食欲なくて、吐き気がする。

今日は 温泉にいって、ゆっくり休もう。

今日は、本を読むのはやめよう。

へそくりを出して、湖の向こう岸の温泉にいって リラクぜーションをしてもらおう。

本当にこの2週間、私どうしちゃったんだろう、と思うくらいがんばった。3年間、うつ主婦として、繭の中に眠っていたが、大学院がはじまったのがショック療法になったのか、繭にヒビがはいって、「私」蛾が、舞いに舞ったような2週間だった。

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初ツバメ

朝から、家族に

「今日は、母親と主婦しないから。」

と宣言して、デスクに引きこもる。やばい!レポート締め切りは月曜。今日、ひとつ、明日に、ひとつ、と2課題を仕上げないと間に合わない。

洗濯をして、干す。自分だけ朝ごはんを食べる。遅く起きた小僧に

何でも、あるもの調理して食べな、と言い残して。

小僧、素直に自分でホットケーキを焼き、たまった皿まで洗ってくれる。

おじじは、がんばりな、と珈琲をいれてくれる。

何冊も文献を読んで、構想を考えた末、夜の9時すぎには、やっと1600字のレポートを仕上げる。印刷機で仕上がった原稿は、難産の末やっと生まれた私の赤ちゃん!何十年ぶりか、こんなに一日夢中でデスクにかじついたのは。

ライラックが半分開き、初々しく春の風に揺れている。

今年初めての ツバメが空を ついっと 翔るのを 見た。

明日は 雨だそうだ。

どおりで、ツバメが低くとんでいた。

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大物女優がロケにきた!

夕方、小僧帰宅が遅い! 部活からもどってくる時間すぎても、まだ帰らず。

どうしたんだ?悪いやつにからまれたか?悪いことして、残されているのだろうか?

心配でいてもたってもいられない。物事に集中できない。母親の保護本能がうずいてしまう。

と、突然に、電話。

「母さん! 悪いけどちょっと遅くなる! 理由は帰ってから話す!」

一方的にまくしたてると、一方的にきってしまった!

何?何?何?

8時をまわってやっと帰宅した。こんな田舎でうろつくところもないし、村の祭り以外に帰宅が遅いことも、めったにない。

「どうしたの? どうしてこんなに遅いの?」

「母さん! ちい猫村に仲間由紀枝がおったぁ!」

「またぁ、くだらないこといってないで理由をいいなさい!」

「だから 仲間由紀枝だよー!」

はっ?」

「仲間由紀枝がロケにきてたんだ!偶然でくわしたんだ!」

そりゃぁ、一大事じゃん!このちい猫にぃ?

ちい猫には本当に時代劇のロケ場でもいけそうな場所がたくさん。詩情あふれる風景や風物にあふれている。でも、何も仲間由紀枝はありえん!はウソでしょうが!

でも、本当だった!

地元は大騒動。極秘ロケだったろうに、自治体サイドから漏れたのか、地元の人間大集合!村民は興奮の渦に包まれてぞくぞくと集まってくる。歴史オタクで大河ドラマ大ファンの小僧は、功名ヶ辻の千代に会ったぁ、と頭が変になっている。

「母さん、今夜10時からまたロケあるんだって。行っていい?」

「おお!いっていいとも。でもロケの邪魔したらだめだよ。女優さんだって疲れて早く休みたいんだからね。」

「うん!ケータイ貸して!撮ってきたい!」

「いいよ!撮っておいで。気をつけるんだよ。」

送り出してやった。めったにないことだ。

仲間さんは、地元のコ汚い公民館に只今待機中らしい。大物女優さんなのに、あの公民館は気の毒だなぁ。

小僧よかったね!でも、いったいなんでロケがちい猫村なんだぁ?

謎だよなぁ。

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さすがにやばすぎ!

今日は、かなりやばい!

昼は ミュージカルメンバーOBの幹事に今回があたっているので定例懇親会の準備の打ち合わせ。早くしろ!とメールでの催促がきた。(何でこんな付き合いが続いているのか。幹事の責任を果たしたらやめるぞ!)

午後から、医療通訳者定例研修会に出席。眠くて頭にはいらず。どうでもいい!って感じ。

そのあと、おじじの高齢の父(義父)が入院していたと聞いて、あわてて様子を見に駆けつける。衣類品を買いに奔走。

さすが疲労。

今日は休まないと死ぬ。明日はまたタマ東中学校での仕事だ。大学院のレポート提出がせまるのに。ホームページでは同級生たちはもうかなりすすんでいるとの情報が。

これから夕方の家事だ。それから学習にはいるか。

死にそう。

やばい。

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濡れねずみ小僧!

小僧、いくら言ってもきちんと洗濯物を出さない。

まとめ脱ぎをして、シャツ、ベスト、上着はすっかりまとめてウラ返してかたまった状態のまま洗濯かごに放り込む。私はいちいちひとつひとつ引き剥がして表に返し、さらにポケットの中に丸めた落書きの紙がないか検査をして洗濯をはじめるのだ。それが、とても面倒だが、ポケットの紙くずを取り出さないまま洗濯をしてしまって、とんでもない状態になり悔やんだこと多し。小僧、知らんぷり。母親の当然の仕事だ、という顔をして、ごう慢そのものである。

制服の上着は一着しかないので、週末まではきちんと風呂の前にハンガーのかけておくんだよ、と言い聞かせても、いつも毎日、放り込む。しかると、「忘れた。」とうそぶく。、毎日上着を取り出していちいちハンガーにかけてやるのは、私の役だ。

それが、今朝。

うっかり取り出してやらずに洗濯機を回してしまったので、朝が大騒ぎだった。

「俺の上着!」

「知らん。」

「洗濯機?もう回している?」

「あぁ、洗っている。」

「!!!!!」

あわてて、洗濯機にとんでいく。

「あぁ、濡れてる!」

「だから、きちんとハンガーにかけとけっていったじゃんか!」

「どうして取り出しといてくれないんだよぉ!学校いけないじゃんか!」、とわめく。

「知らんわ!自分のことは自分でせいっと毎日いっとるじゃろがぁ!自業自得じゃ。自分で解決せい!」 

反撃。そのまま知らんふりしていた。自分のことくらい自分でせい!母親に全部やさせよう、という魂胆とはけしからん!

無言のまま洗濯機のほうに行って何やらしているぞ。ドライヤーの音が聞こえてくる。そのあと絶望の悲鳴が聞こえて、びたびたの上着をもってきては、ストーブの前にかざしたり、ため息をついている。こういうときに、仕方ないわねぇ、なんて脱水したり乾燥機にいれてやると、いつまでも悪い癖が治らんなぁ、と傍観することに決めた。

時間を確認しては、また悲鳴をあげ、とうとうそのまましぼれるほど濡れたままの上着を着て出かけようとした。

「今日は、気温が低いから風邪ひくから、やめなさい。ほら、スクールセーターの上になんか地味な私服をきていけば?先生に事情を話せばわかってくれるよー」見かねて声をかける。

「やだ。」

「三毛川中の子でも、そういう、うっかりした子いたけど、ジャンバー着てきたよ。」

「この上着きていく。」

「やめなさい。風邪ひくよ。」

「やだ。」

そして、そのまま、びしょびしょの上着を滴らせてでかけてしまった。歩いたあとには水溜り。とほほ。

今日はあいにくとても気温が低く、どうしただろうか、と心配だった。母親の気持ちがどうしても出てしまう。

どうしているんだろうか。震えているんじゃないか?やっぱ、脱水して乾燥機にいれてやるべきだったかなぁ。

部活に出て帰宅した小僧に、どうだったの?と聞くと。

「あぁ、大丈夫だった。いつの間にか乾いたよ~。でも、寒かったよぉ~。こんな日にかぎって寒い日なんだよね。むかつく。」

「確かに。おばかだねぇ。あんたは! わはははははははは。」

「わはははははははははは!」

二人で盛り上がって大笑い。こんな日にかぎって寒いんだもんねぇ。

子どもは体験を通して学習していくんだなぁ。

帰宅してからは、小僧、上着をちゃっとハンガーにかけた。

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バリ舞踊

突然だが、今日からバリ舞踊をはじめた。週一回90分のレッスンだ。

火曜日の夜は小僧のデッサン教室がある。送迎が大変だ。ソファで待っているには時間がもったいない。2往復するには、時間とガソリン代がもったいない。バスで毎回行かすのはお金がもったいない、ということで、私も同じ文化センターで何か同じ時間に習えばいいのだ、と気がついた。(そういうことに月謝を使うのは、もったいなくないのか?)

それで、バリ舞踊となったのだ。まったくのド素人。それも見たこともないのに、飛び込んでみることにした。何事も経験。そして勇気と好奇心だよな。

初回のレッスンでは、腰巻みたいな布と黒いコルセットみたいなものを渡された。これを練習に着用するのだ。先生も容姿の美しい方。皆さんも、スレンダーなくびれのいい方ばかりで、鏡の前でしなやかに踊ってみせてくれた。とっても、すてき!

で、私。

コルセットの上下からお肉がはみだし、私だけまるで相撲取りがシコを踏んでいるようだった。自分で自分の姿が恥ずかしいというより、可笑しくて、つい笑ってしまった。先生もきっとこころで笑っていただろう。見学者もいたが、きっと私を笑っていただろう。あはは。

でも、一日中家事をこなしながら、デスクの前で文献や資料を漁る毎日が続くと、さすがに脳みそが疲労する。そんな私の日々を癒す手段のひとつとして、感性をフル回転して夢中になるダンスが、とても精神衛生にいいことに気がつく。

よし!がんばってやってみようかな。

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蛙の声

雨が降ってきた。2-3日前に蛙の初音(というのか?)を聞いた。

雨で緑が光る。

今日はよく働いて勉強した。不思議と身体のうつ症状がでない!

でも、臨床心理学は眠い!

小僧、部活がなく5時間なので、と早めに帰宅。友達の家に寄り道していたそうだ、が。私がパソコンを打つそばに寄り添ってきて猫をからかっている。こういうところは、まだ子どもなんだな。

部屋に入るなよ!

引き出しあけたらぶっ殺す!

いちいち、うるせーんだよ! ばばぁ!

と、まぁ、教科書どおりの反抗期をやってくれるので、内心おかしいやら。最近は、風呂あがりにタオルで前を隠すように、こそこそ出てくるようになった。なんだか、おもしろい!

今日はちゃんと夕飯作る。

胚芽ごはん、みそしる(小松菜、ねぎ)、ぶりの照り焼き、きんぴらごぼう(人参、椎茸、ごぼう)、スパゲティサラダ(ハム、キュウリ、人参、ゆで卵)

場当たり的ではなく、このごろ、先に先に、計画に行動できるようになった! 朝のうちにあらかた家事をしてしまって学習時間を確保できるようになった。だんだんと ノーマルになっていく!

来月の受診で、先生には大学院入学のことを伝えて、薬を減らしてもらえるように言ってみようかな。長い、長い、道のりに、やっと少し光がみえてきた感じだ。

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麦の穂を揺らす風

土曜日は、いつも「おうち入院日」と決めていて、疲労のためにほとんど布団の中ですごすのだが、今日は何故か起床ができた。さすが朝方はふらふらしていたが倒れることがなかった。不思議。

おじじが、またボランティアのなんかに行って週末いないのでご飯つくりは手抜きができる。超ラッキー! とりあえず市場に出ていた小豆を煮ておく。小僧が騒いだら餅を焼いて、お汁粉にする魂胆。

あとはおにぎりを多量に作っておいて適当にお腹がすいたら食べてくれ、といって部屋にこもる。ちい猫村は村をあげて食育熱心で給食の質がよく地産地消の食材で用い、私のようなゼンマイ母親は助かっている。

学習。

で、夜は、『麦の穂を揺らす風』という映画を一人で見に行った。上映を楽しみにしていた。カンヌ最高賞をとった映画だ。1920年のアイルランドのイギリスからの独立戦争をテーマに、人間が殺しあわなくてはならない悲劇を、アイルランドの古い旋律にのせて訴えた感動の傑作。

この映画については書いておきたいことが山とある。でも、これを鑑賞にきたものが、「あぁ、感動した」で終わってしまっては、ならない。同じ悲劇は、たった今この地球のどこかでリアルタイムで起きている。たとえば、イラクで。

小僧の孫を戦場に送らせないために、今、私ができること。この小さな名も無い私が、私の「今」を使ってできること。 自分の目前の戦い(日常での苦しみや悲しみ、無力感、無関心)に小さな勇気で立ち向かうところから始めることだ。病気にも負けない。人間関係にも負けない。家族のいざこざにも負けない。弱さに負けない。すべてを信じること。

「きらきらルーム」で地味に実践してきたこと。国際理解の授業でできるかぎりに、子ども達のこころにグローバルな視点をはぐくむこと。目の前の子ども達(自分の子どもを含め)を一生懸命育てること。意地悪な教員の一部にいくらいじめられても平気だ。

夕日の時間に、湖のほうから遠回りに県民会館に出かけたので、美しい反映をみるタイミングに恵まれた。今日の夕日は、とりわけ美しく、若いカップルが肩を寄せ合いながめていた。大空は真珠色にグラデーションしていて、息を呑むほど美しい。夕日を当たり前に美しい!と思える、この時代、この日本に生まれた理由を知りたい、と思う。この湖のある小さな町に今住んでいる理由を知りたい、と思う。

私は勇気をだして歩き出さなければ。

さて、

その勇気の一滴を搾り出して、台所の皿を洗うか。

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くたびれた!

ここ、数年のんびり「うつ」治療のためにマイペースですごしていたが、今週から非常に多忙な日々を送ることになった。

すべてを計画的にこなさないと、何かが落ちこぼれる。母親(子ども関係の役を含む)主婦業(家庭管理)、学生、仕事の両立ならぬ、4立はかなりハード、だ。

あまりに忙しく自分が抗うつ剤を飲みながら、うつ病の治療中であることも忘れていた。午前中の「魔のぶっ倒れ」もいつのまにかなんとかクリアしている自分に気づく。パニック症状などはいつの間にか忘れていたぞ。こんなんで、いいんだろうか。

少しでも学習時間をとるために、さっさと家事を片付け、スケジュール管理を手帳でシステマッティクにこなしてゆく。この感じ、小気味いいが、さすが、この一週間がくだびれたな。ついこの間まで、空をながめたり、ぼんやりと草の上に横たわったり、森を歩いたりしていたのに、今はルソーを読み、デューイを読み、レポートに追われる。

朝の起床とともに、すさまじい一日が展開される。

ごみの分別をして収集場所にもっていき、掃除機をかけて洗濯を干す。自治会の掃除に出て、子どもの参観日に出席。仕事では、外国人講師と会議をして英文の書類を作成し、通訳し、翻訳し、英語と日本語のどっちを話しているんだかわからないような現場。人間関係に気をつけて、同僚とグルメ話に花を咲かせたりする。その帰りには市場によって旬の野菜を選ぶ。風呂釜を洗い、飯を作り、夜は子どもの話を傾聴しながら猫のウンチをかたづける。パン屋にいって明日の朝のパンを選んだかと思えば、電子辞書と山のような学術書やパソコンと卵や葱やキャベツと資料を一緒くたにいれて、夕飯のメニューを思案している。家計簿をつけ、新聞も読み、洗濯ものやアイロンがけを英語ニュースをヘッドフォンでリスニングする。

ふとんにはいるころにはくたくた、よたよた。お香を焚いて、「月光」を流し、ろうそくの灯がないと緊張がとけず。

多量に睡眠薬をのんで明日に備えてひたすら爆睡。

図書館では、いつの間にかよだれをたらして、テーブルにつっぷしていた。

さすがに、くたびれた。リバウンドが怖い。

今日は金曜だから、とにかく眠ろう。

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白いタンポポ

今日から、本格的に学習を開始した。

朝の家事を済ませ、外に出た。まず早い昼ごはん。まだ早いパスタ屋さんでひとりランチ。腹ごしなえをして地元の大学の図書館へ初出館と申しましょうか。

ここ地元の大学は国立であるためか、校舎が、古く無機的で私のキャンパスに比べると、お世辞でもきれい、とは言えない。庭も手入れがされていなくて雑草生え放題だ。入学式後間もないため、サークルメンバー勧誘の楽しい看板がメインストリートを彩っているのが、唯一春の色彩を帯びている感じ。でも、よぉく、見ると、あれあれ!あちこちに白いタンポポがたくさん咲いていた。本当にたくさん!黄色より圧倒的に白いのが多い!

シロバナタンポポは東日本より西日本で、多く植生する、と図鑑で読んだことがある。本当にそう思う。千葉で育った私はほとんど白いタンポポを見つけたことは、ない。西日本でも、とりわけ、この土地は白が多い。群生しているところには、白ばっかり。白、白、白。

きれいだな。白いタンポポ。

ここにも、嬉しい春の息吹を発見した。

20歳前後の青年たちの発するエネルギーは、ベクトルが左上がりで大変よろしい。わらわらとにぎやかだ。おしゃれなファッションで闊歩するもの。新入生か、不慣れにきょろきょろするもの。バイト先にでも向かうのか、さっそうと自転車で正門をでるもの。若者あっての大学、だな、と、思う。この古いキャンパスは若者で蘇生して光っている。

白いタンポポと青年たちのにぎわい。

今日の私の身体感覚を刺激したもの、た。

普段、私はこの大学の図書館で学習をすることにした。さすが大学だけあって、マニアックな学術文献まで、すぐ手に入る。地域住民に開放されているので、簡単な手続きをして、出入り許可のカードを作ってもらい、さっそく文献の検索をする。

ときどき外に目をやると、やぁ、白いタンポポ。

最初は、なかなかテキストに没頭できなくて 学習の起動が悪かったが、だんだんと集中して、あっという間に夕方になった。

キリのいいところまですすめて、さっと帰宅準備。

夕飯のメニュー考えてスーパーに寄る。小僧は今日は、部活ないから、もう帰ってるか。猫は、さびしがってないか。

また、主婦にもどる時間。

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つぐみ

ふと、窓から庭の木に眼をやると、大きな鳥が来ていた。

あれは、つぐみ。

せわしなくあちこちの枝に飛び移り、いろいろな声色をだしてメスを呼んでいる。春だぞ!彼女をゲットしなくちゃぁ、まずいぞってな感じ。

まぁ、一生懸命だ。ひとしきり大きな声で啼くと、ちょっと間をおいて、返信がないか確かめる。30分ばかり、うちのライラックの木の上でナンパにいそしんでいたが、うちの猫のりりちゃんが目ざとくみつけ興奮しだしたので、ばさっと飛んでいっちゃった。

そのつぐみの姿に、その昔、おじじが一所懸命、私をゲットしようとしてた姿思い出す。

生き物のオスのメィティングコールを聞くと、せつない、と、おじじ。

オス同志、合い通じるものがあるんだろう、なぁ。

なんか、もののあわれを感じたひととき。

それにしても、ライラックの蕾がだいぶ膨らんだ。

あの花が開くときに、またひとつ年をとる私。ライラックをみるたびに私は切なくなる。やはりメスも辛いわ。

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オバサンのデスクまわり

暖かな春の一日。野山には菜の花、すみれ、きんぽうげなど、の春の野の花が咲いて、柔らかな光に輝く美優川はさらりさらりと流れる。童謡か絵本のような世界が広がっていた。

それなのに、オバサン鼻息荒く、そんな春の一日を楽しむ暇もなく、さっさと朝の家事を終わらせて、二階の和室にあがって出陣式をひとりでする。そぉーう!研究にはいるの!

今日こそ、課題にとりかかるのだ。

でも、さて、何をしたらいいんだろう?オリエンテーョンで聞いてなんとなく、わかった気でいたが、最初の一歩が出てこない。次々と大学院から届いた山のような資料や配布物、それに文献など、一対どうしてみたらいいのだろう。乱雑に放り出されたこれらのものをどうしてみたら私の研究生活は起動するのやら。

はて…?

それで、とりあえず片付けからはじめることにした。

ファイルを用意してパーションで区切りながら資料、配布物をカテゴリー別に分けていく。それは、もう、きれいに整理した。(小僧とおじじは整理整頓ができない人たちだが、、私の方は、落ち着かないといつも、モノの片付けから入るタイプ。脳ミソは、強迫神経症系なのです。)

自分の登録科目をとりあえず決めた。

どれがどういいのかわかんないので、興味ありそうな本をテキストにしている科目や論文の糧になりそうなものなどを、選択した。○○特論とか○○演習とか、言うの名前のが多い。すべて漢字の長々した名前の科目、なんか学問しているって気がしてわくわくするぞ。

試験日やレポートの締め切り日などを手帳に書き込んで頭ン中でスケジュールを3D化にした。

それからテキストをデスクまわりにならべて学習しやすくするためにかなり大掛かりな整理を敢行しました。捨てるものは思い切り捨て去り、学習に関係ない家事系のものは階下のほうに運んで純粋に学問研究の場を作る。去年の電話や電気の領収書の束なんか、いらないっーの!くだらないものを机にたくさん積んでおいてほとんど物置状態の私のデスク、これですっきり、だ!

そういうことにほぼ一日費やしていたらもう夕方の家事の時間。小僧も帰ってきた。うっとりしているまもなくエプロンを付ける。

「新しいクラス、かなりいいよ!」

「どこが?」

「楽しい!」

「そうか。それならよろしい!」

そう、学校を楽しんでくれれば、もう君には何も望まないよ!学習は二階でする!もう、下のダイニングテーブルで広げない。ここが私の学問の場だもんね!

小僧の腹減った!腹減った!コールが始まる。

あぁ、つかの間の私の時間だった。

さて、主婦にもどるぞ!

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ちい猫小学校 入学式

わがちい猫町の中心を流れる清流、美優川。その流れにに沿って植えられてた桜も美しく咲き並び、うららかな光に包まれた一日だった。

春。

今日はちい猫小学校の入学式だった。

卒業式からわずか3週間後なのに、ばたばたと様変わりをして、新年度初のセレモニーだ。私の係りは、長年にわたり来賓の接待役。卒業式とほぼ同じ顔ぶれの来賓に、お茶をだして挨拶をする。今回はそのお客様方の中に、この3月末に退職された川尻元校長先生の姿を見つけた。毎年この時期にはモーニング姿で上級来賓の接待を校長室でされていた川尻先生。今年から幼稚園の園長先生として新たなお仕事につかれたが、どんなお気持ちで長年勤められた小学校の校門をくぐられたのか。

入学式の準備の職員室内のどたばたは、滑稽である。

全出席者に配布された今年度入学式プログラムに、

平成18年度卒業式 

と、プリントされていた!卒業式の文章をそのまま使い、うっかり変更をせずに印刷したのだった。職員紹介の一覧表では新任の校長先生の名前がなかった。そそっかしいお茶目な教頭先生である。でも、失礼だぞ!

卒業式とは違って、明るく可愛らしい演出がほどこされ、一年生が入場してきた。

一年生になったら

一年生になったら

友達100人できるかな。

在校生が歌う中、緊張して入場してきた61人。椅子に行儀よく座っていたのは2-3分で、すぐに足をぶらぶらしはじめた。それでも上出来!小僧の小学校の入学式の時、一番前の列に座っているのにもかかわらず、隣の子どもをつつき、おしゃべりをして、回りをかき乱していた小僧。すごく目立ったっけ!

新しい上級生たちも自覚に目覚め、とても立派だったぞ。

つい先日の、私の大学院の入学式と比較しても、こういうセレモニーって式次第はどれも同じだな。でも、形式や儀式は新しい生活をはじめるためにとても大切なのかもしれない。

日本の学校の入学式は4月のはじめでなくてはならないぞ。入学の時期を9月にしたらどうか、という意見もあるらしいが、オーベイか!

桜が咲いている、というこの演出がとても大切なんだ。わずか1週間で散りゆく桜の花。、新しい生活への自覚をするのには、この花がとても重要な心理的効果をもたらす。日本人にとっては欠かせないのではないだろうか。ほとんどの日本人が桜の木の下での入学式の記念写真をもっているのではないのだろうか。日本人の原風景だ。

私のも、ある。桜の下で緊張してとってもらった写真。嬉しかった。恥ずかしそうに、下を向きがちに、でもまっすぐに立って写っている。

小僧のもある。彼のは、じっとしないで、あちこち、うろうろ、としている記念写真だ。

桜が咲いている時期に、小学校の歳時記が更新される。

すごくいいんじゃない!

61人の6歳児さんとの新たな出会い!

この子ども達の成長を見守れる立場は超うれしいね!英語の最初の授業には、「きらきらルーム」で思いっきり笑わせてあげよう、なんて、思いました。

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大学院入学式

晴れて、大学院生になった。ここ、東京のS大学。短大、大学、大学院、博士課程の入学生一同、厳粛に体育館に集まってセレモニーがはじまる。

入学生としてくぐる正門はひさしぶりで、感慨深い!壇上からの激励に涙する思い。ここまできたなぁ。

吹奏楽部の勇ましい行進曲で華々しく幕があがり、ファカルティ陣と来賓の面々がずらりっと登場。感動。

短大生や付属高校から入学した子どもたちの中には緊張感が薄く、、プログラムにはさんである先生方の顔写真を眺めながら、くすくすとあれこれコメントをつけて笑っていた茶髪にロンゲの不届き者もいた。(それは、かつての私の姿でもあるので、非難できないな。)地方から受験をして勝利を勝ち取った子もいるのだろう。オバサンは学長の挨拶を始め、来賓の挨拶もウル眼で真剣に拝聴していましたよ。私と同じくらいの年齢層の保護者サン達は嬉しそうに正装をしてカメラを抱えていたのを、視界の端に捕らえながら。

入学式は晴れがましい!桜の季節の入学が嬉しい!

しかし、ガイダンスを受けてみて、とんでもなく大変な生活に突入するということを実感した。研究をとにかく日常生活の中心にしなければならない。学術文献を手に入れて読みこなし、提出物も頻回にあるし、レポートや試験も月に一回。遠隔地に住む私は、毎月広島、大阪、東京と飛び回ることになり、交通費もばかにならない。夏はずっと実家にもどって通学だ。他の社会人入学の人たちだって同じはず。関東地方の人たちが中心だが、北海道や沖縄、東北のひとなど、ほとんどがフルタイムで働いている教員だ。家庭もあるし、子どももいるひとだっている。介護もあるだろうし。学級をもっている教員はよほど向学心がないと自分の勉学と両立できないだろう。

代表で挨拶された教授は

「今日お集まりの皆さんの中に、毎年かならずドロップアウトしてしまうひとが何人か出てきます。」と述べていた。

学校側の人たちがいなくなった昼休みに、みんなで自己紹介をして励ましあった。この同窓生のホームページを作ってみんなで仲良く協力しよう、と。男性も女性も年齢もさまざま。仕事も研究領域もさまざま。

卒業したい!

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お疲れさまぁ!

4泊5日の旅から帰ってきた!

猫は無事に生きていた。

バス、JR.、飛行機を乗り継いでの旅。ここ、大トラから、岡山ー倉敷ー東京ー千葉(柏)と移動して、多くのひとたちとのふれあいや新しい経験。体調が心配だったが、なんとかクリアできた。

昨夜深けて、実家から小僧をひきとって帰還だ。おじじはなんかの用事で不在だったが、部屋はきれいに掃除してあり、洗濯物はたたまれ、風呂の準備がしてあった。ありがとう!

岡山・倉敷では、桜の季節に来日しジェフリー&スーザンと一緒に撮影旅行をして(スーザンはプロカメラマン)再会とふれあいを楽しんだ。飲んで、食べて、話して、夜半すぎまで盛り上がる。岡山・倉敷の人々や街並も満喫できた。

千葉の両親も元気。春休みを一緒にすごしてた小僧も元気。塾の春季講習もなんとか行き通したらしい。

「でも、もうやだわ。」と、小僧。

で、マンガとゲーム。

「友達に会いたいよ~!」

春休みの宿題はいつやるんだよ。明日提出だろう?などというと、きれまくる。塾の先生に「一日すこしづつでもやるんだよ。」といわれて買わされた高価なテキストも投げ出したままである。

でも、まぁ、母も、子どもの新しい体験をした。

おじじも帰宅して、

「さみしかったよぉ」と泣く。

私の家族、再会。

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4月から大学院生!

大学院の教材が届いた!校章まで!

うれしいなぁ!念願の大学院生!

仕事と家事と両立できるかなぁ。研究うまくできるかな。

がんばって勉強しよう!小僧が中学卒業すると同時に私も学位をとるんだぞ!

デスクまわりを片付けて、これから、ダイニングテーブルではなく、自分の勉強机でレポートを書こう。

パソコンばかりで文章を書いていたが、届いた原稿用紙には、文字を自分で書くんだぞ。

学生にもどるのは20年ぶり!

がんばろう!

ところで、小僧から電話あり。エイプリルフールだって、下手なうそをついてきた。元気そうだ。ちゃんと、塾もいっているらしい。父も母もそれほど辛そうではない。(幼児の頃は5日も預けると『早くひきとってくれ、倒れそうだ』といわれ続けたので、心配したが、やっぱり大きくなったんで世話がかからないそうだ。)

母親業しばし休業で、ちょっと、スリリング。自分にもどれる時間。

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涙の夫婦桜

今日から19年度出発!

と、いって日曜日。朝はおじじと大学の近くのモーニングを食べに出た。帰宅して、手帳をみてため息だ。

今日のメインの家事は、「庭そうじ」

やりたくないよ~やりたくない!私は、庭そうじ大っ嫌い!でも、庭がちらかっているのも大嫌い!

ガーデニングが趣味の人が信じられない!造花が差してあるようにととのった花壇やプランターが並ぶ家がうらやましい。一年草はとてもパスで、一度植えたら毎年勝手に咲く、多年草と樹木専門だ。それでも、雑草は伸びる。伸びきったら始末に困るので短いうちにつんでしまわなけらばならぬ。

それで、しぶしぶ庭に出る。おじじは絶対に手伝わない!へらへらしながら、桜の木の下でゴスペルを歌う会に出かけてしまった。

軍手して土だらけになりながら雑草を抜き、ごみや落ち葉を始末して、ふと一休みして、ふと見上げると。

桃と一緒に桜が咲いていた。我が家の2本の桜である。大きく地味なのは大島桜、隣の小さいが華やかに咲くソメイヨシノ。二つ仲良く並んでお雛様ようだ。

この桜・・・

7年前に、この家に引っ越してきたとき、家の中同様に、この庭はひどい状態だった。

「グレーヴヤード(墓場)」そういう表現がぴったり。

市役所の生活課の人に散々嫌味を言われながら、家の中のごみを2ヶ月かかって始末したあと、絶望的な気分で庭の整理にかかった。おじじが気まぐれで買ってきて適当に何も考えず植えた苗木。そのどれも枯死したり、青息吐息でやっと生きていた。雑草に埋もれて一対全体、何が植えてあるのか、さっぱりわからない。花などはひとつも咲いてなかった。花どころか、家に入りきれなくなったごみがそのまま投げ捨ててある。近所の人たちの間では「黄色い家のごみ屋敷」で通っていた、と後に知る。放置してあって植えずじまいの苗鉢は、100数個も投げてあった!

とても、1年や2年では、きれいにならない庭だった。

草を抜き、捨てても捨てても減らないごみを少しづつ何年越しに片付け、捨てられないごみ(何故かコンクリートの塊)は土に埋めた。

やっと生きている木には、肥料をやり、庭師をたのんで、庭の調和に合わせて植え替えてもらう。 多年草を植え、グランドカバーとして、アイビーを這わせ、自然に生えた山野草もそのまま残した。

桃、ゆすら梅、梅、びわ、沈丁花、つつじ、こぶし、紫陽花、椿、ライラック、猫やなぎ、蝋梅、バラ、雪やなぎ、さるすべり、多年草のひまわり、数種類のハーブの草木、ゆり、山野草はどくだみ、三つ葉、ふき、雪ノ下、つわぶきなど。小さな畑も作る。

毎年、少しづつ、少しづつ、庭は蘇る。

そして、4年目に、とうとう大島桜に一輪だけの花が咲いた。その次の年は30輪!そして、今年はもう、数えられないほどの花だ!実もなるようになった。ミツバチや蝶や野鳥がくる。ミミズのいる土地になる。今年はなんと、ソメイヨシノのほうまで花をつける!

あぁ、努力が実るってことはこんなにもうれしいんだなぁ。命を蘇生させるってこんなに感動的なんだ!

春がくるたび、思い出す。絶望はしてなならないってこと!

それにしても。

片付けられない男と暮らすストレスたるや!!!

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金森さん

ちい猫小は異動の季節である。

送別会が終わって、新しい担任学年と学級が校長より職員会で発表があった。ため息やら、歓声やら。センセイたちだって本音でいえば、希望どおりの勤務をしたいのだ。人間関係や一緒に働く人との相性などもあって、この発表はセンセイには一大事らしいよ。

私は一応、英語活動専任講師(ハケン)として、「専科デスク」のシマに所属している。隣がPTA事務で食通の井田さん、音楽のセンセイで永遠の夢見る乙女の上品な雪見沢先生、可愛らしい保健室の佐藤センセイ、校務技師さんで勤続12年めの林さん、栄養教諭で食育教育ベテランの桜井センセイ。それに少人数クラスと算数担当の先生2名に学校の主幹(事務)が1名。層々たる才能と個性の集まりである。(私をのぞいては)

教務主任のスズセンのデスクは私の隣から管理職のシマに移った。

スズセンがいなくなったあとに、今年度私の隣に来たのは、なんと!桐谷女史だ。59歳のベテランの教諭である。

「わーっ最悪!」 

ひとの指導を批判するのは大好きだが、ひとの意見は認めない。自分から行動しない。やりたくないことは大義名分をつけて弱い立場のひとに押し付ける。感情的。思いあまって意見をいったら「ハケンは引っ込んでろ!」といったお叱りを受けた。職員室で大喧嘩。他の教員は見てみないふりを決めていたが、みっともない姿を聖域である職員室で繰り広げたことが脳裏によみがえる。それ以来、ご機嫌をそこなわないように、なるべくかかわりたくない!と思っていたのに、隣だなんて!その、桐谷先生が算数少人数担当。

それから、長年勤めた学校主幹が、異動になり、代わりに金森さん、という方がこられることになった。

金森さん!!!!

異動の発表の日、職員室は騒然となり、パニックになった。

58歳の独身女性。

一度一緒に仕事をしたことがあるひとなら名前をきいただけで、恐れおののくらしい。なんと、この金森さんは私の家のご近所に住んでいて、自治会の当番制の班長を「できません!」と言ってのけて顰蹙をかっていた方でもある。定年まで少し、というところで前任校から追い出されたらしい。校長も教頭も誰も敵うひとは、ない。

それで、体よく地元のちい猫にポジションの空きがあることを嗅ぎつけた県教育委員会の人事だか、なんだかが、「定年まで、よろしく!」と持ってきたらしだのだ。

自分のいるところが「世界の中心」と強く信じる金森さんにまつわるエピソードが数多い。その学校にかならず氷河期をもたらすのだそうだ。

桐谷女史と金森さん、どっちが強いんだろうか?どういう展開になるんだろうか

専科の他のセンセイ方は息を呑む。ハブ対マングースの戦いなるか。それとも毒をもって毒を制す、というのことになるのか。

一番怖いのは専科のシマがファシズムような状態になることだ、な。

ふたりにはさまれた席の、この「ハケンの私」はどうなるんだろうか。

辛すぎる。

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桃の花

我が家の緋桃が咲いたので、枝を少し折って生けた。玄関がいっきに春の装いになった。テーブル越しの窓辺の桜も今年も可愛らしく開き始めた。いろいろな悪天候にもめげないで、きちんと自分の時を知り、自分の花を咲かせる花たちと今年も出会えた。自然の強さやけなげさに感動してしまう。

疲れたので猫とぼんやりスローにすごそう。

もう少したてば、また、爆走の日々だ。

小僧は連絡ないけど元気かな。まぁ、たよりないのは元気だよな。

今夜はひさしぶりに脳みそを家事モードに切り替えられそう。

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春雷

夜半ごろ雷が激しく轟いてていた。気持ちいいくらいの激しさである。うじうじしたココロを獅子吼えのごとくに、叱咤してくれるようだった。紫やオレンジのイルミネーションに彩られながらの窓からの光景はスペタクルショータイム。

春の勝利の雄たけびに聞こえた。

そのあとには、びっくりするくらいの空爆のような豪雨。木々が折れるんじゃないかと思われるくらいのすごさだった。

そんな時間に私は眠れなくてもんもんとしている。催眠剤を少し増やして服用して、自己リラクゼイーションをして2時間後にやっと寝付いたようだ。

今日は起きたらなんと11時だった。起きてもぼぉーっとしていて焦点がさだまらない。連日の送別会や、たくさんの人との交流にくだびれているんだろう。精神が仕事モードのときは家の仕事が平行してできない。掃除、洗濯、片付けなどはこなせるが 台所仕事がうまくできない。小僧は留守だと気持ちが緩むので、なおさらだ。

おじじは、私の送別会の日、夕飯ができてなかった。とひねくれていた。エネルギーの消失を防ぐためにシカト。私のほうは仕事の送別会なんだから、自分で自分のたべるものくらいつくりゃいいのに。くだらない。

次の日は 早朝おじじの父(義父)の病院に付き合う。それから、仕事場、別件の送別昼食会参加。それだけで、息切れしてしまった。

おじじもふたたび送別会、どうせ、夫がいないんだったら、と友人とお酒を飲みにいったら、先に帰宅したおじじが玄関を完全施錠していやがらせをしていた。裏口から入る。今度は風呂の用意がしていない、とむくれる。自分でいれればいいのに。ボタンひとつで沸くんだから。どうしてこうも自立していない夫なんだろう。気分悪くてシカト。

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センセイの送別会

さぁ、今は離任、退任をされるセンセイたちを送る送別会だった。

一緒に仕事をしたセンセイ方を送る会には毎年かならず感謝をこめて出席している。そして、いつも泣いてしまう。別れが悲しいのも嘘じゃないが、演出もうまいのでうまく感動しまくる。

ちい猫小学校の場合しか知らないが、一年のセンセイとの飲み会の中で、この送別会が一番儀式めいた進行で進む。みんなはきちんと正装。会場もきちんとした一流の料亭かホテル。会費も高い。音楽のセンセイは、会場にキーボードを運んでBGMを奏でるし、PTAの会長や部長連も勢ぞろいして、みなさんでショータイムを繰り広げていく。

司会、エンターテイメント係、設営、企画、と係りが決まっている。

歓談のときは、ビール瓶をもって、ひとりひとりに挨拶にいかなくてはならない。私みたいに学校要覧の下のほうに名前を書かれている人間は、ずでんっと椅子に腰掛けてのうのう食事などしていられません!お注ぎを繰り返し、一年のねぎらいを言葉を、ひとりひとりのセンセイにおかけして、来年もどうか一緒に仲良く仕事してくださるように、お願いする。

感動の呼びかけや、ほめ殺しサービスと、たくさんの拍手や万歳をして、結婚式くらいに、これでもか、これでもか、と主賓のセンセイ方に花びらを散らし、挨拶、挨拶、挨拶ばかりで進んでいく。

最後にみんなで校歌。

大きな空と光る窓。

こころが大きく育つように、学び、考え、創り出そう。

ちい猫の庭に大樹よ、育て。

ちい猫のこどもは、のびていこう。

万歳!万歳!万歳!ちい猫小学校

PTA会長のスズキさんはいつも自己陶酔しながら、挨拶のスピーチをして、男泣きでワーワー泣く。(泣き上戸なのだ)毎年のことなので、出るぞ出るぞ、とみんな待ち構えて聞いている。

コーチョー先生は38年の教職生活に終止符を打たれた。

38年前といえば私は小学校の低学年。そんなときからセンセイしてたんだ。すごい!いろんな時代をセンセイとしてすごし、やり通したんだ!

私が着任したときに、迎えてくれたセンセイも今年できれいにいなくなった。ハードウェアが同じなのに、ソフトそう入れ替えってことか。

毎年おんなじ趣向なのに、私は結構、送別会が大好き。ひとりひとりのセンセイ方をねぎらい、出会えたことに感謝をして、新しい年度を迎えるココロの準備をする会でもある。

教育って、こんなふうに現場のセンセイががんばって支えてきたから私たちは育ってきたんだよな。

素直に出会ってくださったセンセイ方に

「ありがとう」

「さようなら」

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笑え、笑え。

「うつ」になって、よく笑うように心がけた。

笑いは免疫力を高め、病気を早く回復させるのだ、ということは最近の医学では証明されている。落語寄席を併設しているクリニックや病院がある、という記事も新聞で読んだことがある。

早く、この苦しい症状から逃れたくて、なるべく笑えるものを多く回りに置いた。笑えるものをよく見た。「エンタの神様」には、ずい分と救われた。小僧の部屋でこっそり見ていた、「クレヨンしんちゃん」は、笑いのすぐれものである。しんのすけは、どんな状況にも冷静でとびきり明るく切り抜ける天才だ。そのほか、上大岡トメさんの一連のマンガエッセイにも救われた。

最近の 得能史子さんの「まんねん貧乏」や、西原理恵子さんの「ああ、○○シリーズ」にも、ありがとう!

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雪やなぎの記憶

この時期になると、思い出す記憶がある。

車で住宅街の坂を下りていく途中に、大きな雪やなぎがみごとに咲いているお宅があった。ふわふわと、枝を気まぐれにあちこちの伸ばして、ゆるやかな風に揺れていた。

雪やなぎをみると、かならず思い出す記憶がある。

15歳の恋の記憶。

中学時代の佐藤だ。佐藤ことが好きだった。好きなんてもんじゃない。佐藤のためなら死ねると信じていた。

中2の春の身体測定シーズン。座高測定のために列にならんだ私の前に佐藤がいた。一学年320人いた時代の中学校である。小学校も違う佐藤なんか、同じ学年に存在するの、知らなかった。たまたま後ろに並んだ私は、生まれてはじめて佐藤をみて、ときめいた!佐藤は隣のクラスで、陸上部だったがほどなくやめて帰宅部になる。でも、運動神経はまぁまぁ、頭もまぁまぁ、顔もまぁまぁ、だった。背もずっと高い。佐藤の影のある横顔にめちゃめちゃにココロ乱れたんだ。前髪長くいつも顔を半分隠していたんだ。

夏休み前の授業、隣のクラスから、

青い 青い 空だよ

雲 また 雲だよ

サモアの島常夏だよ~

と、おまぬけな歌が聞こえてくる。この歌声に中に佐藤の声も混じっているのか、と思うとこっちの英語の授業が耳にはいらなかった。窓から青い空と白い雲をながめながら、佐藤と海にいきたいなぁ、と思った。

誰もいない終業式あとの教室。となりのクラスに忍び込んで、佐藤の机の前に座って泣いた。あんたが好きなんだ。好き。好き。好き。机の中にはへたくそな習字がでてきた。そっと折りたたんでもって帰った。

秋の体育祭の練習のシーズン。いったい何を練習してたんだろう。まったく覚えてない!親友の裕美ちゃんに、はじめて書いたラブレターをそっと渡してもらう。裕美ちゃんは、1年のときに佐藤と同じクラスだったんだそうだ。無口で、何考えているのかわからないやつだったよ、裕美ちゃんはそう言った。朝からどきどきどきどき。でも、こんなに苦しむならいっそ告白してふられたほうが、いいって!

体操服姿の佐藤。美術室の前に裕美ちゃんが呼び出す。

「受け取ってくれたよ!よかったジャン!」裕美ちゃん明るい声でもどってくる。

どきどきどきどき。体育祭なんか、まったく覚えていないよ。

それから、佐藤はそれから私の存在を知ることになる。はじめて恋の告白をされてびっくりしたそうだ。興奮もした。自分をひそかに想う女子がいたとは!佐藤、性に目覚める。

それから中学卒業まで、私はどれだけ佐藤に「好きなの」「愛しているの」と言っただろうか。ふたりで歩いたことも、町の祭りにいったこともある。でも、いつも何も話さないで、私がうしろからすこし離れてとことこ付いていくわけだ。デートなんでもんじゃない。あの頃は、まだまだ私たちの町はねぎ畑だらけで空き地も野原も多かった。神社もあぜ道もあって、そんなところをふたりでただ、何時間も歩きまわっただけ。交換日記をしても、ある日突然やめる、とい言われ、もう、忘れてくれと言われ、ずたずたになってぐちゃぐちゃになって、いた。受験勉強が手につかない。あいつが隣のクラスにいて廊下ですれ違ってしまうかぎり、私は授業もまともに聞けない。毎日佐藤のことが頭から離れない。集中できない。

じゃぁ、佐藤が私を嫌いなのか、といえば、突然電話がある。

誕生日の前に、電話をもらい、

「何がほしい?」ときく。

「ハーモニカ。」

「ハーモニカ?」

誕生日の日、楽器店で買った二番めに高価なものがきれいに包装されて届いた。佐藤のこと想って毎日ハーモニカを吹いていた。

受験のシーズンが終わり、私は惨敗して第二志望の高校に進学することになった。傷ついていた15の春。裕美ちゃんと卒業式で泣き明かし、ずっとずっと高校は慣れても友達でいようね!と抱き合う。

かなわなかった初恋。あんなに異性のために苦しんだのもはじめてだった。でも、もう成長しなければ、と思えるようになってきた。いつまでも同じところで泣いていてはいけない。この苦しみからも卒業しなければ。新しく始まる春に新しく飛翔しなければ。違う高校にいき違う人生を歩む。それでいいんだ、と。卒業式に、佐藤にむかって

「ありがとう。さようなら。」とおじぎした。

それから、裕美ちゃんがうちに泊まりに来て布団の中で明け方まで泣いた。ティッシュを抱え込んで、花粉症もあったから枕がびちょびちょになってしまった。一晩泣いて、苦しい恋にさよなら!

って、いうことで、終わるはずだったんだよね。

それが、入学を待っていた春休み。突然電話。佐藤から。

「今、出てこれる?」 早春とはいえ、6時半はもう薄暗い。

「今?」

「今、○○スーパーの前の公衆電話。待ってる。」

「でも・・・・」

「待ってる。」

当然の電話に戸惑う。だってもう気持ち整理したもん。中学の教科書と同時に全部気持ち捨てたもん!

でも、走ってしまった。上着もきないまま。佐藤の待つ、○○スーパーの前だ!佐藤、佐藤!佐藤!会いたい!

佐藤と私。離れて向き合う。

「俺、引っ越すんだ。親がマイホーム買って、東京に」

佐藤は賃貸住宅に暮らしていたから、そういう時が来る日があるだろう、とは思っていたけれど、ずいぶん突然だな。

「別れを言いにきたんだ。」

「そう?手紙かいちゃだめ?」

「母が破る。お前のこと不良娘だからつき合うなって言われているから。」

そう、もう同じ町にいられないんだね。そうか。いいんだよ。こういう展開なんかドラマっぽくない?いいじゃん。さよなら。幸せにね。

佐藤がふらり歩き出した。私は何故かそのあとを離れてついていく。もう用事済んだんでしょ。帰っていい?そう,言えない。できれば、0コンマ一秒でも長くそばにいたい。ココロがそう感じてしまう。

佐藤と私、それから長く長く歩き回る。ドジだった私。本当にドジだった。みっともなかった私。好きになってもらえる資格なかったよね。受験失敗したの、佐藤のせいだよ。という、と、俺もだよ。という。

お前のせいで、俺、○○高受かんなかった。でも、佐藤は私立でも東京の名門に受かっているじゃん。そうか、地元の県立受かってたら引っ越さなかったのかも。きっと、あんな不良娘に振り回されたから受験に失敗したのよ!ってお母さんに責められたんだね。それで、色々あったんだね。

私たちが育って生活していた町のあちこちをめぐるように、長く長く歩いた。それぞれの小学校や、神社、持久走のコースだった竹やぶ、卒業した校舎のウラ。はじめて会ったブランコのそば。歩いて歩いて、雪やなぎの咲いているひっそりとした公園にたどりついた。

もう、時計の針、12の数字の上に重なっているよ。やばいよ。親にしかられるね。ああ、と佐藤。いくらなんでも、この時間やばいよ。タイムリミット。言い訳もきかないよ。15歳が歩く時間じゃないよ。

もう、帰るね。いつまでもこうして歩いているわけいかないもんね。けじめつけなきゃね。高校生になるんだから。さようなら。今度こそ。元気でね。

明るく、言い切って、走り去ろうとした。

と、その瞬間、ぐいっと腕をつかまれた、と思ったら、一気に佐藤の大きな胸に抱きしめられた!

「・・・・・!」

はじめて触れた異性の体。お父さんでも弟でもない。好きな異性のからだ。恥ずかしくて石になって黙っていた。

「俺、20歳になったら、迎えにくるよ!そしたら結婚してくれる?」

「それくらいになったら、親からなんていわれても、結婚できるでしょ。俺、いっぱい勉強していい大学はいって、がんばるよ!」

結婚してくれる?

あのときの佐藤の声、今でもはっきりと覚えている。

「うん!待ってる。ずっと、待っている。」

雪やなぎがかたわらで咲いていてた。ふわふわふわふわって。

大好きだった人。今でも元気でいるのかな?会いたいな。覚えているのかな。あのときのこと。その後も忘れられなくて、佐藤とは23歳のときに横浜で再会している。かっこいいイケメンの青年になっていた。でも、もう結婚していて子どもができていたんだ。山下公園を昔みたいに長く長く歩いたよね。仲をとりもってくれた同級生の真知子はもうこの世にはいない。裕美ちゃんは、もうふたりの男の子の母。

佐藤は、その後 念願の文学賞をとって2冊の小説を出した。書店に佐藤の小説が並んでいたとき、なつかしくて涙が出た。それから消息不明。死んでいたらどうしよう。どこかで普通に生きていてほしい。幸せに。

中学生の生徒を受け持つたびにこのコイバナをしちゃう!だから、中学生の恋には共感できる。でも、中学生は私からみたら本当に子どもで恋愛なんかできるようにみえないけれど、本当はすてきな恋をしているんだよね。ドラマ「14歳の母」を見てて、すごくなつかしい気持ちなったのは、きっとこういう思い出があるからだろう。未希とキリちゃんが、月がきれいな晩に結ばれるシーンは本当に息を呑んだ。あのふたりとおんなじ経験があるからだ。

いまもって、佐藤が私のこと好きだったのかどうか、確かめていないけれど、「結婚してくれる?」がはじめてのプロポーズだった。

おじじと小僧に、うっとりと、このラブストーリーを話しても

「わはははははははははははははははははははははははは!」

と、大笑い。

何だよ!まったく。

佐藤!もし偶然このブログ見たらコメント書いて!

今でも会いたいよ。夢にでてくるんだよ。あのときのままで。うちの息子も中学生。もうすぐ、佐藤に出会った歳になるよ。

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小僧、飛ぶ!

朝、意外にすっきり起きてきた小僧。私も6時前には起床。

朝ごはんを作り、着替えを揃え、小僧をせかす。あれこれと指示をして、注意事項を確認する。

今日、13歳の彼はひとりで千葉の祖父母宅に出発する。猫に早めにえさをやり、7時前には家を出た。空港に到着して、カウンターで航空券を買ってやると、ほどなく搭乗を促すアナウンスがはいった。

じゃぁ、ね。といって、そそくさと荷物チェックのゲートにはいっていった。

生後4ヶ月のときにはじめて小僧を飛行機に乗せたことを思い出す。荷物を先に宅配便で送り、おりたたみベビーカーをカウンターで預け、リュックをしょって小僧を抱いて、出発した。離着陸のときに、気圧の関係で耳が痛くなるのか、泣き喚くので、一時間ずっとおっぱいをくわえさせてひやひやあやしていたっけな。到着間際にウンチしちゃって、顰蹙をかいながら、誰もいない機内でこそこそオムツを替えたことも今ではいい思い出。羽田ではまだまだ元気だった父が向かえにきてくれた。

保育園を卒園した春には、はじめて、一人で飛行機に乗せて実家にやった。機内までは許可書をもらって私が付き添い、飛行中はスチューデス(今日び、フライトアデンダント)さんに、お願いして、羽田の向かえはやはり父。空を飛んでいった飛行機に寂しさと不安と感じて見えなくなるまで見送っていた私。6歳でひとり空を飛ぶなんて・・・

それってーっと、今回は楽なもんだ。迷ったら誰かに聞きなさい。日本語話せるんだから。拉致されるかもしれないから、きょろきょろ歩かない。適当に冒険だと思って色々探検しながら帰りなさい。荷物だけは忘れないように。

で、無事ついたよ!明るく電話があった。小僧のいない春休み。

「うざい!」「だまれ!」「飯!」「腹減った!なんか無い?」この4語しか語彙がない小僧から解放され、すごい開放感!

今から温泉いこう!

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愛の万年筆

昨夜、おじじがにこにこしながら、床にやってくる。

ぎょっとしたが、なにやら紙袋を提げている。

「あけてみ?」

「何?」

「いいから。誕生日と合格祝いだ!」

「じゃぁ、誕生日までとっておく」 私の誕生日は来月だ。

「今、みろ。」

「どうして。」

「今じゃない、といけない。」

そこまで、食い下がるので、じゃぁ、と包みを開けてみる。紅色の万年筆が入っている。それも、名前まで彫られている。

「いいだろ?」

えっ?まぁ。万年筆なんか、普段使わないので、何とも・・・私としては、誕生日祝いは、一日だけ、母親・妻・主婦業から解放っていうのが一番うれしいんだけどなぁ。それと、全身マッサージ90分コースに行かせてもらえるとか、そういうのが。

ありがとう。うれしいわ。

「じゃぁ、書け。書いてみろ。」

「何。」

いいから、書き味を試してみろよ。と、おじじ、上機嫌である。

くるくるくるくる、と輪っかを書いてみる。軽くて踊るような筆跡が広がる。万年筆の書き味、本当に久しぶり。文字を書く、ということすらなくなっている日常だもの。よぉく、みると、濃いところ、と薄いところがあって、なんだか風合いがあるし。なつかしい。

学生時代には、真っ白いノートに万年筆で、よく詩を書いたっけな。日記もつけた。手紙も万年筆で。万年筆の文字は「人格」がある。

でも、いつの間にか書かなくなった。子どもの何かの申し込み書などに、ボールペンで、さっさと記入するときにしか文字を書かない。万年筆なんかいまどき使っている人いるのか?と思いきや、意外と愛用者が多いのだそうだ。パソコンで文字を表すのと、筆記用具で文字を書くのでは、脳や神経経路の働く領域が違うのだそうだ。

万年筆専門店で選んだんだ。いいやつだ。おじじ饒舌に解説を始める。でも、もっとスリムで、おしゃれなデザインがよかったなぁ、というと、

「そこまで、予算がなかったんだ。」と、むっとする。

どうして、突然万年筆なのか、わからん。おじじはいつも唐突だから。おじじの脳の回路では 今、万年筆が「旬」なのだろう。

それで、久しぶりに開いた日記帳に書いてみたら、なんかいい感じ。

おじじ、ありがとう!大切にするよ。

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ゴミ箱騒動 三つ巴!

春休みにはいった。今日は朝から風が唸りをあげていたが、そのうちいつの間にか暖かな雨になった。

疲労がとれずに、頭が朦朧とする。気温の上下が激しいせいか。

12時間眠る。

こどもは朝寝のあとに、ちらかった部屋でゲームをするか、マンガを読むか、だ。明日、東京に向けて一人で発ち、あさってから塾でしょうが!緊張感なし!

ここで、マジ切れる!

「春休みにはいった、というのに、宿題の計画たてる、とか、塾の準備するとか、部屋の整理する、とかできんかぁ!」

「うぜぇ、くそばばぁ!」

「部屋の片付けをせい!」

「くそっ! うぜぇ。うぜぇ。うぜーぇ!!!」

「部屋を片付けなさい! 一年が終わったんだから、整理しなさ~い!」

小僧、ソファをけり続ける。ドアをばたばた、やる。

何事だ!とおじじ、居間に入ってくる。

「部屋を片さない! すごい状態。」

「お前、うるさすぎる!ほっとけ!」

「ほっとけない。どんどん悪くなる。将来、物事の整理の習慣ができてないと、本人が困るでしょうが!小僧が片付けないなら、お母さんが、強制的に掃除する!」

わ~わ~わめいて抵抗していた小僧。ひとしきり喚くと観念したように、部屋の片付けを始めた。部屋に入られたくないのだそうだ。

「掃除はじめたら、ゴミ箱がない!」という。変だ。昨日ごみを空にしてやったはず。

結局、調査の結果、小僧のゴミ箱は、おじじの部屋にいつの間にか移動していた。やっぱり片付けられないおじじは、自分の部屋のゴミ箱がいっぱいになってごみをこれ以上つっこめなくなり、小僧の部屋からゴミ箱を盗んできてちゃっかり使っていたのだ。おじじの部屋は、完全にあかずの部屋になっていて、文字どおり、ドアもあけられないほどのちらかりようだ。ひとの部屋に文句をいうな、といわれるので、もう半年以上をのぞいていない。除くと眩暈がするのがわかっている。

「あんたも、少しはかたづけなさ~い!教育に悪いでしょうが!」

「ゴミ箱なんか、空いているやつもっていけ!」

「はぁ!ゴミ箱は部屋からもっていかれたら困るじゃんか!」

「うるさい!うるさい!こっちは疲れているんだ。黙っとけ!」

テーブルをばんっ!と叩いて、大声でどなる、おじじ。小僧は退散。

エネルギーが枯渇するので、ここらへんでいつも黙って仕事をかぶるが、今日はもう、爆発である。ご近所に響き渡るのを承知で、まじきれた!

「あたしが、疲れてないっていうか!毎日、毎日、あんたらの後始末してばかりでぇ!疲れているとか、そういう問題じゃなくて、自分で出したごみを自分で始末するのは人として当然だろうが!母親や妻の仕事じゃない!使ったら、もとにあったところにもどせ!ごみは自分で捨てろ!ごみを分別せい!洗濯物は自分で洗濯機にいれろ!いい加減にせ~い!」

一喝。

ふたりとも、無言で、すごすごと半日部屋の掃除をした。やっぱ、私が家庭で、一番強いのだ、と実感したが。

もう、ひとりで暮らしたい! 何で、こいつらの後始末ばっかりの日々を送るのか。

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黄砂襲来!

やってきました!黄砂の季節。

朝、二階のベランダから洗濯ものを持ってでたら、天気はよく乾燥しているなのに、遠くの山が不気味にかすんでいる。

きた!きた!きた!

こんな日に外にでると、キナコ餅になってしまう。

いっときはやめていた抗アレルギーグッズをふたたび取り出し、マスク人にもどる。鼻ぐずぐず、目もかゆくなってきたぞ!

一昨日は最高気温5度と下がったが、今日は一気に15度と上がった。こんな時期は自律神経もやられやすいし、「うつ」も喜んで悪化する。だから、卒業式のあと、ぐったりきてしまった。購入していたコンサートのチケットも無駄になり、血圧もあがらず。健忘気味で、大切なものを失くす。JAL株主優待券を封筒のまま、どこかにやってしまいいまだ見つからず。昨年は貯金通帳をなくす。どういうわけか、いつも半年ほどたって何度もさがしたはずの場所から簡単に出てくるのは、どういうわけか。脳が認知していないのだろうか。不思議な妖精がこの時期に出てきて、からかわれているようである。

一日誰にも会わずに猫とすごす。

小僧はいらいら終了式からもどってくる。通知票のことは言及せず。こっそりかばんから取り出してみたら、あんまりよくも悪くも無かった。成績がよいってほどではない。か、といって救いようがないわけでもなく。ド田舎の公立で平均程度。地元の進学校はちょっとむずかしいね。

本人のやる気がないのだから、親の価値をぶつけても仕方が無いね。自分の責任は自分とっていけるように指導するしかない。今は疲れていてネガティブにしか思考できないのですべてオフ。

買い物にでるか。

と、思っていたら、大阪のるみちゃんから電話。

「今度こそ死ぬから。」

まただぁ。

1時間ほど、死ぬ死ぬを聞き続ける。自分が不幸なのは、だんなとこどものせいなのだそうだ。今度こそ死ぬしかないそうだ。

るみちゃんのいつもの話をきいて、私は遠く、今も地球のどこかで、飢えや戦乱に苦しみながら、必死で生きようとしている子どもたちのことを思い出した。るみちゃんの生活とは完全にずれたところでやっぱり続いている生と死。るみちゃんの愚痴をきくと、本当に死ぬ意外に選択はない、というような気がしてくる。でも、ごみを拾って生活していて、学校にもいけない人だっている。生きていること、ここに生きていること、必死で生きようとすることは大切じゃないだろうか。

感謝する気持ちをもたねばならないよ、と心でつぶやく。じゃぁ、小僧が少々勉強きらいでも、黄砂が吹き荒れようと、たいしたことじゃないね。

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ちい猫小学校 卒業式

今日は ちい猫小の卒業式。

一昨日はすっぴんに眉毛なし。やぶれたジャージをはいて翻訳をしていた私。昨日はマスク姿で保健室で中学生を励ましていたセンセイ私。今日はブラックフォーマルにパールのネックレス、コサージュのワタクシ。

私の毎年の係りは 来賓の接待。控え室で地元の名士を丁寧にお迎えして粗茶をお出しする。それから式場にはしり職員席の一番うしろに控えて席をあたためる。

毎年同じで、シナリオも変わらないのに、毎年泣いてしまう。卒業生の成長した姿にハンカチをしぼってしまう。いろいろな子どもたち75名。経済的に大変な子どももいたし、親が離婚して大変な子どももいた。ふざけんぼ。生真面目。シャイ。やさしい。クール。わがまま。色々な個性をもって生き生きと小学校で成長していったこどもの姿を見ると感動する。命を育てる仕事の重さを感じる。

12歳の人生の前に立ちはだかる不安と期待と希望の道。

この子たちよ、平和に幸福に生きろ、と祈った。戦争のない時代に生まれたこの子たち。国旗や君が代を形式として受け止め、平和であることに慣れたこの子たち。どうか、このまま平和のために自分のもつ才能で貢献できる人生を送って欲しい、と思う。

一番うしろで校歌を歌いながらずっとずっと考えていた。

呼びかけのかわいい声、おしっこをがまんする1年生たち。行儀が悪かった、と担任にしかられている男の子、みんなみんな、ほほえましい。どうか、子どもたちがずっと平和に暮らせるちい猫小でありますように。

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親しき仲にも礼儀だぞ!

小僧が、私のブログを嗅ぎつけた。

こともあろうに、今日の技術家庭科の時間に授業に熱中しないで、学校のパソコンで私のブログにアクセスしたらしい。小僧のことをネタしていたのがばれてしまった。母親が毎日手抜き家事をしていたことも、だ。さらに悪いことには、その友達が発見して友達にこのブログのことを、つい言ってしまったんだって!正直に自分のほうから自慢げに打ち明けた。ぶっちぎれ、だ!それも、コメントまで書いていた。

やばい!

あわてて、ブログ名を変えた。幸い友達もアクセスしていなかった。

小僧!自分の部屋に少しでも足を踏み入れようならさんざんきれまくるくせに、母親のプライバシーを暴こうとは!

ならぬ!

精神科に通っていることも、手抜き飯を食わせていることもばれてしまった。

こうなりゃ、開き直るしかない!

そういう母親だよ!わかったか!

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編み物少年

三毛川中学校に半日勤務。保健室の臨時のセンセイのお仕事。

朝、小僧を見送ることもなく、化粧もできずにカフンショーってことでマスクでごまかして出かけ、朝会ぎりぎりに到着!ギリチョン!

玄関をはいると、里美ちゃんが待ちかまえていた。私の勤務をまってたんだぁ…なんだかうるんじゃうよなぁ。

今日は徹いないのかぁ、と思ったら、あとできたきた。常連ゾロゾロ。一年生の矢口君、ちょっと精神年齢の発達がゆっくりなんだけど、入ってきて私だとわかると、急にわがままになりだして、2時間目の国語サボると宣言。

「担任のセンセイに許可得ておいで!勝手には駄目だよ!」

デ、素直に職員室に入って、しばらしくしてもどってきた。

「いいって!」

えぇえぇ~?そんな簡単かよ!

それで、矢口君の愚痴をずっときいていた。なんでも先週末はPSPを2日で30時間もしてたんだそうだ。早朝から、明け方まで!

「親とかに怒られない?それってゲームやりすぎじゃない?」

「親寝てた。うざい。」

「ちゃんと、ご飯たべたの?」

「コーラとポテチと、あとチョコかな?」

えぇえぇ~っ!!!! それ、ないっしょ~!

うちの小僧なら、私きれまくるし!

なんだ、かんだいっても、授業時間になると、徹以外は教室にもどっていく。里美ちゃんも。でも、矢口君だけは、4時間目の体育もさぼり、給食は保健室で食べると譲らない。私に癒しを感じていくれるのはいいのだが、本当に心配になった。

ついに担任がきた。

「いいですよ。リンリン先生あんまりこないものね!」

で、給食も、あれこれ常連組と楽しく食べた。あったかい保健室でわいわいわい、あれこれおしゃべりして、「やっぱり、みんなで食べるのおいしいよね~!」と、私。いつもは 徹は空いた教室でひとりで食べるのだそうだ。あとの常連はそれぞれの教室で、ひとりで食べるのだそうだ。みんな教室は嫌い、という。うるさい。さわがしい。落ち着かない。学校も勉強もきらい。爆破したい。

「矢口、片付けはお前。今日はやりな!」という、と素直にみんなの分を片付ける。それから、

「俺、なんか作りたいよ。ゲームしてるのヒマだからだよ。やることないんだよ。」と、ぽつり。

「俺、ゲーム中毒、やばいよ。」

たまたま かばんに毛糸と編み針が入ってたので、

「編み物やってみる?」と、言ってみた。

「俺、女じゃないけど。」

「男がやってみてもいいじゃない!ほら、こう糸かけて、ここの指で押さえて、針をうまくひねって輪っかにいれて、ひっぱる!」

やってみせると、興味深そうにしているので、やらせてみる。最初のくさり編み5センチになんと15分かかった。何度も何度もやり直しながら、少しづつコツを覚えていった。編み目もきれいに揃ってきた。

「わぁ!こんなに、編めたよ!わ!早くなってきたよ!」

嬉しそうだ。そんな矢口君にいう。

「ゲームより、編み物のほうが脳ミソを刺激するんだよ。ほら!やれば、こんなにうまく早くなったじゃない! それ、1メートル編んでみな!」

矢口君は素直に素直に、

「疲れたなぁ、汗びっしょりだぁ。」なんていいながらも楽しそうにクサリ編みを続けて、とうとう1メートル編んでしまった。そこで、5時間目が始まる時間。私も今日は半日だから、教頭先生にみつけられないうちに帰宅しなくては。

5時間めもさぼって、編み物する、と、わがままいう矢口君を制止して、バイバイと車に乗った。里美ちゃんは、また、泣く。

「また、教育委員会の予算がついたら、臨時にくるからさぁ、みんな今度会えるときまで、すこしでも成長しろよ!」

徹の足の裏をくすぐり、里美ちゃんの涙をふいてやる。職員室に行って、

「失礼します」と挨拶して、玄関を颯爽と出る。

なんだか、疲れたなぁ。でも、くぁわいいな。ゲームの時間減らせ!みんな未来の宝になれ!

矢口君がんばれ!

昨日、散歩に出たおじじがいっぱいのふきのとうを摘んで来たので、それでふきのとう味噌を作った。それから、ソラマメのご飯も炊き、早春の苦さを楽しむ。

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映画「笑の大学」

朝、憂鬱に起きる。仕事が待っている。

「ねぇ、今日は朝、どっかモーニングいこ!」と、おじじに手抜きを媚びてみる。

「おまえ、いい加減にしろよ!外食ばっかじゃんか!」と、一喝。

気にいらねぇ!

むかっとして、下に下りる。

仕事がある日は主婦したくねぇんだ!家事もろくろくしないくせしていばるんじゃねぇや!

もう!すごくむかつく。

でも、本当に母親として、妻として、いい加減な自分にも情けなく、しぶしぶ朝食(というか、昼食に近い)をこさえる。ついでに、ホームベーカリーにパンの材料をぶち込んでおく。

食後、おじじがレンタルDVDの三谷幸喜監督の「笑の大学」というのを借りてきていた。さっそく新しいテレビで見ていた。

ふんっ!こっちは見ている暇ないよ!

と、嘯いたが、つい引き込まれて。

これがすごくいい映画だった。三谷監督の映画は全部みるが、「有頂天ホテル」と「トリック」はいまひとつだ。ごちゃごちゃと登場人物が多くてひとりひとりの心理をつかみきれないうちにドタバタと終わったかんじがした。「ラヂオの時間」「三丁目の夕日」は、本当に逸作だったが。

見る人に与える、メッセージもはっきりしていて、わかりやすい。メインキャストは二人だけ。この役所公司と稲垣君のコンビが絶妙だ。

あの戦時下のあの時代に、こういう生き方を選んでいた青年がいた。自分の持つ才能で、人を幸福にする生粋の生き方をした青年がいた。名声や富とためでなくて、人のために自分の理想のために生きた青年がいた。その青年の熱意は権力の冷たく硬いココロまでも溶かしてしまった。好きだなぁ。

笑いの効用は今でこそ、科学でも認められている。でも、当時の思想統制下にあっては、笑っているヒマがあったら、お国のために働けってことだった。そんな中、純粋に喜劇に生きてここまで、人々に希望を与えてた青年がいたなんて!もう、すごく感動して号泣してしまった。フィクションなんだけれど、脚本もコマ割もストーリー展開もすばらしい。ハリウッド映画みたいな派手なアクションもないけれど、人の心理がすこしずつ動いていく様を役所が実に細やかに演じていいた。

稲垣君が赤紙を手に検閲室を出て行くシーン。検閲官が声をかける

「国クニのために死ぬな!肉ニクのために生きろ!」号泣

椿一(稲垣吾郎)の純粋な情熱は、最大の敵であり国家権力の権化のような検閲官のこころまでをも味方に変えてしまった。あきらめないこころ。理想を追い求めるこころ。レトロな時代考証の効果もあいまって、今の時代に実にはまっている映画だった。

よかったなぁ。おじじと小僧と私と猫がソファに仲良く並んで寄り添いテレビの前に、釘付けになる。こういうのが幸せっていうのかなぁ。

機嫌がよくなり、「小学校保護者用結核問診票」の英訳の仕事にとりかかる。

気分がさっぱりしているおかげか、すいすいはかどる。すぐできる。「肺門リンパ節結核」ってのは、hilar glandular tuberculosisというのが、すぐ調べられた。ネット時代よ!ありがとう!

はい!送信。やったぁ! 「笑の大学」よ、ありがとう!

さぁ、夕飯にとりかかるぞ。母さん、主婦にもどちゃうからね。

夜はおじじと仲良く「カフェ忍者」にねばって、ずっとご法度だった読書に没頭するんだ!

超うれしい。 

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「SATORI」のカノン

疲労が続く。昨晩からとにかく眠り続けた。

起床して、朝食も作らずに、単発の仕事(翻訳)を片付けることにした。今日は主婦モードはやめる!と、決意して!よし!

「結核検診問診票」の英訳と「肖像権について」の和訳と2件。

軽く引き受けちゃったが、結核のほうには参ってしまった。とりあえずネットから資料を集めて基礎